安い斧でも手を加えると、ちょっとかっこよくなった
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キャンプ場での薪割り用に、Amazonで1,890円の安い斧を買いました。
そんなにキャンプ場で薪を割ることはないと思うので、安い斧で十分です。

 

 

 

Amazonで販売されている斧の中で口コミが良かったものをチョイスしました。

 

この記事の目次

Eletorot 斧が届いた

 

届いた「Eletorot 斧」。錆止めに黒い塗料が塗られているのですが、この塗料があるおかげで安っぽく見えてしまうので、この塗料を剥がして、柄も加工してと色々加工してみました。

 

Eletorot 斧を加工していきます。塗装剥がし

 

まずは、塗料はがしを使って、安っぽい塗料を剥がしていきます。

 

 

刷毛を使って多めに塗料はがしを塗ります。

 

 

30分程放置したら、ヘラを使って塗料をこそぎ落とします。

 

 

綺麗にはがれるところと、あまりはがれないところがあったので、上記の作業を2回繰り返しました。

 

 

黒い塗料が綺麗に剥がれました。が、ヘラでこそぎ落としたので細かい傷が一杯付いたので少し綺麗にしていきます。

 

 

ダイソーで買ってきた、青砥とフェルトディスクを使って綺麗に仕上げていきます。
鏡面仕上げにする必要はないので、ダイソーのもので十分です。

 

 

 

安っぽかった斧が、塗料を剥がして磨いただけでそこそこかっこよくなりました。このままでも良いかなって思ったのですが、折角ここまでしたので、もうちょっと加工していきます。

 

黒錆加工をしてみます

磨いたままだと、赤錆が簡単に浮きそうな鉄なので、黒錆加工をしていきます。

 

 

使うのは、紅茶と酢です。

 

 

まず、いつもよりずっと濃く紅茶を煮出します。

 

 

煮出した紅茶と酢が7:3の割合になるように容器入れます。
今回は斧が浸かる容器が手元に無かったので、2Lのペットボトルを使いました。

 

 

液に漬ける事3時間。元の色からかなり黒くくすんだ色になったので、取り出してみます。

 

 

えっ!刃先が黒くなってる??
黒い塗料を剥がした部分は、一応黒くはなっていますが、色が違う・・・。

 

 

全く黒錆が付いていないって事は無いんですが、綺麗に色が分かれました。
まっ、これはこれで良いとして次に進みます。

 

柄の加工

 

ニスが塗ってあるので、紙やすりを使ってニスを剥がします。
この時、柄の形も持ちやすいように少しだけ加工しました。

 

 

良く使う、オイルステンで色をつけてみましたが、乗りが悪くあまり色がつきませんでした。
焼いても良かったかなとも思いましたが、いいか。

 

 

最後は艶なしクリアのニスで仕上げます。

 

 

これで、斧自体の加工は終了です。今後使い込んでいくうちにもっと良い味が出てくると思います。
最後は、パラコードを巻いて完成となります。

 

パラコードを巻いて完成

詳しいパラコードの巻き方はYoutubeに詳しく動画がアップしてあるので、ココでは簡単に解説しておきます。

 

 

写真のようにパラコードをセットします。

 

 

 

きつく柄に巻きつけていきます。

 

 

巻き終わりは、最初につくってあった輪に通してます。

 

 

そして、巻き始めに出ているパラコードを引っ張ると

 

 

 

下の輪が中に引っ張られきつく締まります。

 

 

余分なパラコードをカットして、ライターで炙れば巻き終わりです。

 

 

最後にストラップも適当に付けたら完成です。

 

試し割りしてみました

 

早速、試し割りをしてみます。刃は研がず届いたままの状態です。

 

 

11月に切ったコナラを割ってみます。

 

 

片手斧なので破壊力はありませんが、ナタで割るよりも簡単に割れました。
続いて、桜も割ってみましたがやっぱり簡単に割ることができました。

 

1万円以上する斧は、かっこいいけど、安くて十分じゃね。
玉切りした木から薪を作る際は、破壊力が求められるので高価な斧があるとやっぱり楽ですが、キャンプ場などで販売されている薪を小さく割るためだけなら、安い斧で十分な気がしました。

確かに高価な斧はカッコイイし耐久性もありますが、年に数回しかキャンプに行かない我が家ではこれで十分ですね。

 

 

本格的なブッシュクラフトをやる人や、月に2回も3回もキャンプに行くような人は高価でカッコイイ斧を購入した方が、作業効率もコスパも良くなる可能性がありますけどね。値段が高いよ。

 

 

2万近く出すと本当にカッコイイ斧が手に入りますが、私だったらもう少しお金を出してチェーンソーが欲しいです。
サンタさん今年のクリスマスは期待していますよ。

 

 

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