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色々調べてみてもあまり情報が出てこない「東ドイツ製、BAT」のケロシンバーナーを買ってみました。情報が出てこないので本物なのか偽物なのか不安はありましたが安かったのでチャレンジです。
楽天市場で調べるとチェコ軍 ケロシンバーナーとして同じ物が販売されています。
後は、ブログで1件ぐらいしか情報が見つかりませんでした。
東ドイツ製、BAT ケロシンバーナー
家に届いたのが、上の写真のシングルバーナーです。
お気づきの方もいると思いますが、サイレントバーナー仕様ですが部品が足りませんね。
この足りない部品は後ほど購入するとして細部を見てみましょう。
BATの刻印とおなじみのコウモリマークがあります。
BATはFeuerhandの東ドイツ版みたいな位置づけでランタンが有名ですがシングルバーナーも作っていたのですね。
NUR ECHT MIT DEM NAMEN"BAT"
INSIST ON SEEINGNAME"BAT"
VER TABLE AVEC LE NOM"BAT"
と書かれています。Google翻訳だと
「BAT」という名前を持つ本物だけ
海の名前「バット」を主張
「BAT」という名前のテーブルを表示
となりましたが、私には意味がわかりません・・・・。
MADE IN GDR=東ドイツ製です。
東ドイツがあったのは1949年から1990年の49年間ですので、このバーナーもその間に作られた物だと思うので、新しくても35年前の物って事です。
この状態で燃焼テストをしても良かったのですが、火柱が出るだけなのでサイレントバーナーを購入してみました。
BAT ケロシンバーナー点火
購入から数日、サイレントバーナーが届きました。でも作りが少し雑なので必要なカップ部分だけをBATに乗せてみました。
サイズはばっちり合ったので早速燃焼させてみます。
燃料の灯油(ケロシン)を半分程入れ
アルコールを燃焼させてプレヒート。
ある程度プレヒートしたらエア抜きコックを絞めて
温度の上昇と共に上部から灯油が気化して勝手に燃焼始めました。
数回ポンピングを行い灯油の気化具合と燃焼具合を確認しつつ、ポンピングを追加
写真では赤っぽく写っちゃっていますが、綺麗な青火で燃焼してくれたので燃焼系のトラブルは無さそうですが、すぐに圧が抜けて消えてしまいます・・・。
色々、圧が抜けているであろう箇所を探してみましたが、バルブ系のパッキンかもしれないし、
ポンプカップの状態も悪いですが、まだ使えるので・・・・。
ポンプの奥にある逆流防止弁(ノンリターンバルブ)も怪しいし、色々怪しい箇所がある古いケロシンバーナー。
部品が届いたらオーバーホールしてみようと思います。
他にもオーバーホールを待っている「マナルス126」「ペトロマックスNo100」があるのでこちらも時間があればゆっくり使える状態にします。
今では多くのメーカーで生産を終了しているケロシンバーナー。
大きくて重いから少人数の登山での用途は無くなってしまったかもしれませんが、燃料が灯油なのでガソリン系のバーナーよりも安全に使えるし、なにより真鍮製ってところが長く使うことで自分色になるところが愛着の湧くアイテムだと思います。
今更ですが、収集癖がまた発動しそう(既にしている?)で怖い、アイテムですね。