念願の真鍮製ランタンハンガー自作してみた
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※当ブログの記事は一部「#PR」を含みます

 

いつかは作ろう作ろうと思っていた、真鍮製のランタンハンガー。
今までテーブルサイズの物は作ってきましたが、今回は大型ランタンにも対応できるサイズで作製します。

ただ、作ろうと思いながら2年以上も製作を躊躇していたのは、真鍮価格の高騰です。
大型サイズの物を作るとなると1m以上(今回は1250mmで作製)の太い真鍮が必要で、真鍮価格だけで4,000円~5,000円もしちゃうんですよね。

 

 

また、楽天市場で購入しようとすると100mmサイズばかりで、1000mm以上の真鍮を中々購入できないことも作製を躊躇していた理由の一つですね。他のネットショッピングで購入するにしても送料だけで4,000円ほどかかるし、真鍮の大型商品を作るには何かとハードルが高いのです。

とは言え、こんな物を作りたいと妄想しているだけでは、ドンドン真鍮価格が高騰していくばかりなので、重い腰を上げて数種類の真鍮を購入しました。また、同時にスパイク部分(地面に打ち込み部)の鉄の棒とパイプも購入しました。購入価格は全部で5万円近く・・・・。製品購入した方が安いけど、数が作れるから問題なしと自分に言い聞かせました・・・・。

 

この記事の目次

真鍮製ランタンハンガーを作っていくよ

鉄材の加工

まずは、真鍮から加工と思ったのですが、いきなり失敗したら立ち直れなさそうなので、失敗してもダメージの少ない鉄材から加工していきます。

 

 

まずは、2種のパイプ。

 

 

今回は黒ガス管(10A)と角パイプを購入して、真鍮のサイズに合わせて使い分けようと思っています。
溶接があるので、今回の最難関になるであろう部分になります。

 

 

まずは、センターに5mmの穴を開けて、M6でネジを切ります。

 

 

予め購入していた、真鍮ボルトを装着。

 

 

いい感じ。これは化粧としても良いし、差し込んだ真鍮棒が回転などしないように押さえとして使います。
この後は、パイプをカットして、10mmの四角棒に溶接して、ツイスト加工してと色々難関があったのですが、作業に集中しすぎて写真を撮るのを忘れてしまいました。

溶接は案の定汚いですが、メインは真鍮なので今回はスルー。と言うか上手に溶接できるようになるとは到底思えないできで今後が不安一杯。

 

真鍮の加工

 

今回は用意した真鍮の中では1番細い8mmサイズの四角棒、1250mmを使ってハンガーを作っていきます。

 

 

いつものようにツイスト加工を施し、1回目の磨きが終わったのが上の写真。真鍮も作業に夢中になり写真少な目です。

 

 

片側を尖らして

 

 

2回目の磨きです。ここではバフモーターを使って、ツイスト加工で荒れた表面(ザラザラしちゃう)を綺麗に取り除きます。

 

 

この時点でかなり鏡面ですが、ここから最終成型を行ないます。

はい!

 

 

肝心のフック部は作製中の写真は一切なし、しかも1回目の磨きが終わった写真しかありませんでした。
加工直後はもっと汚いんですけど、1回磨くことでかなり綺麗になっています。まだ、くすみがあるので、ルーターを使ってこのくすみを取り除いていきます。

 

 

最終磨き直前。この時点でほぼ鏡面ですので、取り合えず実際にランタンハンガーとして使ってみることにします。

 

 

今回作製したものは、ロースタイル用ですので、スパイク部は短めで作製しています。
溶接部ですが、遠目から見れば全然問題ないですね。遠くから見れば・・・。

 

真鍮製ランタンハンガー完成

 

どうです?見づらいですよね。完全に撮影場所のミスですね。
それででも、結構いい感じじゃないですか?名前は「Moon」。半月と満月をイメージして作製してみました。

 

 

うん。かなりいい感じ。
8mmサイズの四角棒でも結構安定感があります。ハリケーンランタンなら全く問題無し。
コールマンのガソリンランタンも問題なく吊るせましたが、ペトロマックスはちょっと高さが足りず吊るせなかったので、今度はもう少しスマートにして高さを出してみようかな?

 

 

ただ、鏡面にしてしまうと、回りの景色が反射してランタン自体の存在感が霞んでしまうことが判明。
夕方や夜間なら存在感を発揮してくれるかな?

今回は日中に10時間ほど設置していましたが、心配な溶接も含め強度的にも問題なく耐えることが確認できました。

次回は8mm・10mmの六角棒で作成してみようと思います。

 

 

こちらは真鍮で作製する前に、鉄の六角棒で作製したランタンハンガー。
真鍮とは異なるけど、いい感じですね。

鉄だと、かなり安く作製できるから、有名ブランドやメルカリなどの出品者が鉄で作製しているのも頷けます。上のランタンハンガーなら材料費2,000円から3,000円程度で作れると思います。

 

ちなみに真鍮製のランタンハンガーの材料費は5,000円ほど。真鍮の購入先が悪いのか高いですよね。
それでも、真鍮製のランタンハンガーは2万円以上で販売されていることを考えると安く作製することができましたね。

真鍮製ランタンハンガーを数種類作製してキャンプサイトをピカピカにしちゃいますよ。

 

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