DCMグループのオリジナル焚火台「ヘキサファイアピット」用のゴトク、仕上げて実際に使ってみた
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ホームセンターのDCMグループから発売されている「ヘキサファイアピット」。
6,500円ほどで購入できるのに、2次燃焼が楽しめる焚火台です。

※現在は大人気の為品薄となり転売価格で販売されていますが、7月には再入荷されるようなので、興味がある方は7月にDCMグループのホームセンター(D2・ホーマックなど)に問い合わせしてみましょう。

 

よく燃える焚火台ですが、丁度合いそうなゴトクがないので自作しました。
先日、丸鋼の加工と溶接まで終わらせたゴトクを仕上げて実際に使ってみました。

 

「ヘキサファイアピット」用ゴトクの仕上げ

 

溶接痕が残っていたゴトクをグラインダーで綺麗に仕上げました。

 

 

これで、酷い溶接痕がなくなったのでOKでしょう。
ただこのままだと鉄がむき出しなのですぐに錆びてしまうので、錆対策を行います。

 

 

まずはむき出しの鉄をバーナーで300℃に上げて酸化膜を作ります。

 

 

バーナーで炙ると色が変化していきます。300℃程度青色に着色するので、着色を目安に過熱します。

 

 

少々まばらに色つきしましたが、バーナーでの加熱加工はここで終了。

 

 

続いてオリーブオイルを使って油の酸化皮膜を作ります。

 

 

ゴトクにオリーブオイルを薄く塗って、バーナーで加熱を数回繰り返すことでドンドン色が濃くなります。

 

 

大体、全体的に酸化皮膜を作ることが出来たら完成です。
この後、実際に焚火をして使い心地を確かめてみます。

 

自作ゴトクを実際に使ってみた

 

実際に焚火台にセットして、コールマンのケトルを乗せてみました。
ケトルの取っ手もいい感じに焚火台の外に出せるので良い感じです。

 

 

外は生憎の雨なので、小屋の中で簡単に焚火をしてお湯を沸かしてみることに。

 

 

小屋の中でも、先日購入したデイツのオイルランタンを灯して焚火をすると、なかなか雰囲気が出ていい感じ。

 

 

肝心のゴトクですが、焚火台に薪を追加する際に干渉することなくスムーズに薪の投入ができるのでサイズ的にはバッチリです。

ケトルも安定しているし、燃焼効率の良い「ヘキサファイアピット」だからか普段使っているコールマンの焚火台や偽グリルよりも短時間で水が沸騰しました。
火力が強すぎるので、炊飯などに使う場合は難しそうですがお湯を沸かすだけなら素早くて重宝しそうです。

 

 

30分程度の焚火でしたが、自作ゴトクに変形などは見られませんでした。
ゴトクは焚き火が終わったら熱いうちにオリーブオイルを塗って錆が発生しないようにします。

手がかかるアイテムほど愛着が湧くので、やっぱり鉄製品はいいですね。
手がかからないステンレス製品も好きですけど、やっぱり経年でいい味がでる鉄製品が私は好きですね。

 

「ヘキサファイアピット」のゴトクも完成したので、今度は購入したばかりの「フォールディング ファイヤーピット」用のゴトクも自作してみようかな?

 

ゴトク自作に使った丸鋼は6mmと家庭用100V溶接機で十分溶接できるので、自作に興味がある方は購入してみてはいかがでしょうか?

価格も1万円程度なので手が出しやすいのも魅力です。

 

 

 

 

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