ロースタイルキッチンテーブル自作してみた
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ファミキャンを始めた時は、登山キャンプやロングツーリングのキャンプとの違いに戸惑い、取り合えずコールマンのアイテムを買い揃えました。

その結果、現在使っているキッチンテーブルは「コールマン オールインワンキッチンテーブル 」とコンパクトになるものをつかっています。

 

 

使い勝手も良く、ランタンスタンドやキッチンツールをかけたり、物を置くラックもあるので特に不満がある訳ではないのですが、キャンプスタイルが段々ロースタイルに変化しつつあるので、調理のたびに立ち上がるのが少しづつ億劫になってきました。

コロナ自粛で外出することも出来ないので、どうせならロースタイルで使うキッチンテーブルを自作してみることにしました。

できれば簡単に出来るものを考えた結果、アイアンラックタイプで作ることにしました。アイアンラックなら100Vの溶接機でも簡単に作れるしね。

 

 

後は、作りながら色々考えることにして、ホームセンターに行くことにしたのですが、ここで問題が、コロナ自粛で大勢の人がホームセンターに押し寄せていると言う情報が入ってきました。流石に、密になる可能性があるからどうしたものかと考えていたら、いつも行くホームセンターの資材館は早朝6時半から開店するので、仕事前にサクッと寄って買えば良いかと結論がでました。

思惑通り、早朝6時半にホームセンターに行くと先着は1名、全然密になることなく買い物ができました。

それでは、設計図もありませんが、ロースタイルのキッチンテーブルを自作していきます。

 

この記事の目次

ロースタイルキッチンテーブル自作

キッチンテーブルの材料

 

朝一でホームセンターで買ってきた材料は

  • 13mm丸鋼:5.5m×2本・・・1,047円×2
  • 1.6mmアングル:1.8m×2本・・・517円×2
  • 1.6mmフラットバー:1.8m×1本(使用しませんでした・・・)
  • 杉材45×15×3000:2本・・・300円×2
  • ペンキ・・・220円
  • ラッカースプレー(つや消し黒)・・・500円ぐらい?

 

他に100均のダイソーで以下を購入

  • かばんテープ:2個
  • タッカー
  • マジックテープ

 

合計だいたい4,500円ぐらいでロースタイルのキッチンテーブルが自作できる予定です。
木材の塗装は自宅にあった塗料を使っています。

 

材料の切断


紙切れに何となく書き出した完成イメージ通りに買ってきた鉄材をカットしていきます。

 

 

今回はアングルを溶接で接続して天板にするので、隙間無く溶接できるように写真のように斜めにカットします。

 

 

カットしましたが、角があたってしまうので、角をグラインダーで慎重に削りました。

丸鋼も脳内設計図通りに高速カッターでガンガンカットしていきます。

 

溶接機で丸鋼とアングルを溶接

 

直角の溶接を行うときにあると便利なのがコーナークランプ。溶接箇所4箇所をガッチリ固定できるので私のような使用とでも比較的綺麗な四角を維持したまま溶接することができます。

価格も4個で1,700円ぐらいで買えるので溶接や木工で上手く直角がだせない人は購入してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

途中、アングルが溶けちゃうアクシデントに見舞われましたが、何とかリカバリーして溶接完了。天板ができました。

 

 

続いてキッチンテーブルの足になる部分を溶接していきます。こちらもコーナークランプがあると簡単。

 

 

溶接は相変わらずですが、コーナークランプのおかげで良い感じに仕上がりました。

 

 

これで、ツーバーナーを設置するテーブル部は完成。後ほど自作フライパンの残った材料を使って調味料などの小物を置くテーブルも溶接しました。

引き続き、作業テーブル部になる部分も溶接していきます。

 

 

出来上がったキッチンテーブル?無骨で良い感じですよね。

この後、作業スペースを木材を使って作成していきます。

 

ロールテーブルを作成

 

さて、お次はこの鉄の枠に乗せるロールテーブルを作っていきます。買ってきた木材の厚みが15mmあるのが気になりますが頑丈になるので取り合えず作っていきます。厚みがありすぎる場合はセリアで9mmの桐でも買ってきて再度作ることにします。

 

 

のこぎりを使って手ノコでカットしていきます。カットが終わったら#400の紙やすりで綺麗して塗装します。

 

 

塗装はオイルステイン。子供達が塗っても上手に仕上がる使い勝手の良い塗料です。

 

 

 

ステイン塗料が乾いたら木工ニスを使って仕上げます。

 

 

ニスが乾燥したら#1500の紙やすりで仕上げます。紙やすりをかけるのとかけないのでは手触りが全然違うので、絶対に紙やすりを使って仕上げをしましょうね。

 

 

塗装が出来たら、カバンテープとタッカーを使ってテーブルに仕上げていきます。

 

 

板と板の間には端材で作った5mmの木片を入れて幅を調節します。

 

 

タッカーは子供達がやりたがったのでお任せしました。私は隙間がずれないようにしっかり押さえる役に徹します。

 

 

おぉーサイズピッタリ。

 

 

カバンテープにマジックテープを装着して。

 

 

完成!!

 

アイアン部分の塗装

 

今回使うのは、ホームセンターに行った時に安売りしていた鉄部用の青色塗料とラッカースプレーです。金属どうしがぶつかるのでどうせすぐに塗装は剥がれてしまうだろうから、下地に錆止め配合の青色の塗料を使ったのですが、後で失敗だったことを実感します。下地に塗る色は上塗りと同色にするべきできした。

今回は価格の誘惑に負けた私の失敗ですね。

 

 

下地の青色を塗り終わった時点では、ハケでも綺麗に濡れたのでこのまま青色でも良いかなって思いました。が、家族からの大反対もあり黒のラッカーで仕上げることになりました。

 

 

ブルーシートで養生して

 

 

薄~く薄~く、3度塗りしました。

塗料がしっかり乾燥するように3日間乾燥させて、天気の良い休日、庭でお披露目となりました。

 

ロースタイルキッチンテーブル完成

 

完成したキッチンテーブルです。手持ちのコールマンのチェアを置くと高さもぴったり。

 

 

ツーバーナーを設置して

 

 

子供達に座ってもらいました。が、どうにもやる気が無いように感じるのは私だけでしょうか?

 

 

100均に売っているキッチンペーパーホルダーも引っ掛けることができます。

 

折角なので、庭で収穫した玉ねぎとニンニクと卵を使ってレッツクッキング。

 

 

娘が切った玉ねぎのボールに卵を割ると言う失態をしてしまったので、何とも言えない見た目の炒め物が出来ましたが、塩コショウだけのシンプルな味付けでしたが美味しく完成。

 

コロナ騒動が落ち着いて早くキャンプに持って行って実践投入してみたいなぁ~。

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