
※当ブログの記事は一部「#PR」を含みます
いつかは五千尺ホテルに泊まりたいと思っていますが、予約は取れないだろうし、お値段もお高いのでいつも小梨平キャンプ場や、徳沢園、横尾、涸沢などを利用しています。
ふるさと納税でアルプペンホテルの宿泊券がもらえるようです。
上高地に向ったのは、9月20~23日の3泊4日。紅葉にも早いので比較的空いているんじゃないかと淡い期待を持って出発です。
この記事の目次
上高地に向けて出発
当日は午前2時過ぎに起きて、2時半に自宅を出発しました。
アクアラインも首都高も中央道もガラガラで快適に上高地に向います。
そして、午前7時ごろには沢渡駐車場(足湯)に到着です。
どうも、以前と異なり「さわんどバスターミナル」なる建物が出来ていました。

上高地へは、ここからバスに乗って向います。
初めての経験だったので、どこからバスに乗るのか少し迷いましたが何とか7時30分発のバスに間に合いました。

生憎の空模様ですが、8時には上高地に到着です。
まだ人も疎ら・・・。
ゆっくりしたい所ですが、雨が降る可能性もあるので早々にキャンプ場へ向かいます。
13年ぶりの小梨平キャンプ場

キャンプ場の入り口には熊の目撃情報がありました。
今年は日本全国で熊の被害が多発していますが、北アルプスも熊が沢山出没しているようですね。気をつけよう。

キャンプ場に入りましたが、端の方だからかテントは見当たりません。
土曜日の朝と言うこともあるかもしれませんがね。

以前よりも見通しが良くなった?(熊笹や木が減ったように感じました)。
キャンパー(登山者)も少ないですが、早々に受付に向かいキャンプ料金を支払います。
1人1,500円と高くなっていました。昔は500円だったので3倍も高くなっていたことに驚きです。
で、キャンプエリアを散策して気がついたのが、設営できるエリアが随分と減った事。
熊の影響かもしれませんが、秘密基地っぽいエリアが完全に無くなっていたのは残念でした。

私が選んだ場所はここ。なかなか空いている事が無い特等席です。

穂高は雲に隠れていますが、テントからの風景は最高の場所です。
私が今回持ってきたテントは今は無き名テント「ゴアライト(GORE LIGHT)」です。
最高の風景を一人締めできる場所に設営できたので、今日はゆっくり周辺探索することにしました。
小梨平キャンプ場の紹介
受付・売店

昔から変わらない建物にホッとします。私の記憶が残っている40数年前にはすでにこの建物がありましたので、一体築何年なんでしょうね。

キャンプの受付や入浴は右側の建物で行ないます。

受付の右側にはトイレと浴場。入浴時間は山のキャンプ場ですので終了が早いから注意してくださいね。

向かいには食堂と売店。
品揃えは豊富です。食べ物や洗剤、ガス缶などは全部ここで買えちゃいます。

ね、豊富な品揃えでしょう。
食堂の「山賊焼き(揚げ)」も絶品ですので、1度はご賞味あれ。
炊事場・トイレ
トイレは受付横のトイレが綺麗で、便座も暖かいのでおすすめですが、キャンプ場付近には他にも3箇所あるので近くのトイレを使いましょうね。
炊事場も3箇所あるので困ることはないでしょう。

昔ながらの炊事場ですが、全然OK。
キャンプ場では焚き火は禁止ですが、釜戸であれば販売されている薪を燃やすことができます。私が利用している間は釜戸で焚き火をしている人はいませんでした。
昔はサイトで直火での焚き火を楽しめたのですが、色々ありますからね、今は禁止です。
食料庫・喫煙場所

熊の被害があってからコンテタイプの食料庫が2箇所設置されています。
テント内での食料の保管は禁止で、持ってきた食料の保管は基本的にこの中での保管になりますので注意しましょう。

喫煙場所は受付棟の裏、倉庫近くにあります。
サイトでの喫煙は禁止ですので、喫煙される方は必ずここで喫煙しましょう。
テントエリア

受付に近いエリア、ここも便利だし景色も綺麗な人気エリアです。
写真ではガラガラですが、夜には混雑していて綺麗でしたよ。

川横のエリアでここも人気。
飲み物を川で冷やした懐かしい記憶が蘇ります。

この奥のエリアも人気で沢山のテントが設営されていました。

また、綺麗に整備されているエリアであっても設営禁止エリアもありますので、注意。
13年前に比べテントエリアも大変綺麗に時代なのか、熊の影響かはわかりませんが、私としては綺麗すぎる気もしましたが、山岳リゾートに恥じないキャンプ場だと思います。
キャンプ場の紹介は以上です。私が1番好きなキャンプ場ですので皆さんも1度足を運んでみてはいかがでしょうか?
明神池へ散策

今にも降りだしそうな空模様だったので近場の明神池に散策に行くことにしました。

散策路には熊すずが設置してあり、通行される方が定期的に鳴らしていたので、観光の方が多い時間帯は熊も近づきにくいかもしれませんね。

歩くこと30分ぐらいで明神に到着。

有名な「嘉門次小屋」。システムが変わっていて利用しない方は近づくことが出来なかったので写真だけ。それにしても人が多いこと多いこと。
この先に明神池があるのですが、人が多すぎるので近づきもせず明神を後にして、明日登る予定も焼岳の登山口を確認しに行くことに。
焼岳登山口付近は静寂エリア
明神からかっぱ橋、バスターミナルをスルーして、大正池方面に進むと西穂や焼岳の登山口があります。

コチラが西穂の登山口。
人はいませんね。登山される方は必ず登山計画書(入山届け)を出しましょう。日帰りであっても忘れずに、またもしもの時の為に保険にも入ることをおすすめします。当日だけや1週間だけの保険は費用も安いのでオススメです。

西穂の登山口の左側の道を進むと焼岳の登山口があります。
昔と変わっていないことを確認してテントサイトに戻ることにしました。

サイトに戻るとテントが増えていました。

五千尺ホテルの売店で買った「牛乳ブレッド」と野菜ジュースで簡単に昼食を食べ、後はゆっくり過ごしました。
が、夕方から天気が激変して強風と豪雨でトイレにも行けない状況+風の音と雨音でほぼ寝れない夜を過ごすことになりました。
幸いテントが倒壊しなかったので良かったですが、いくつかのテントは倒壊していたので、やっぱり山岳エリアでのキャンプは剛性のある山岳テントがいいんじゃないかと思います。
長くなりそうなので、続きは2日目編へ。








