暑いですね、もう本当にうんざりするほどの暑さです。
しかも、雨もほとんど降らないので畑は水不足。その為、毎日仕事から帰ってきたら畑への水遣りが日課となってしまいました・・・。
雨が降らないからって雑草は成長を止めてはくれません。一時、全く雨が降らなかった時期は少しだけ成長が遅くはなりましたが、今はたまに降る雨のせいで雑草はぐんぐん成長しています。
折角、草を刈っても1週間もすれば元に戻る感じで、水遣り後30分(暗くなるまで)刈払い機でコツコツ草を刈っています。
その刈払い機も、連日の酷使でうんざりしたのでしょうかエンジンが始動しなくなってしまいました・・・。
仕方がないので、いつもはナイロンコード用として使っている刈払い機にチップソーを取り付けて草を刈っていたのですが、草を刈る度にチップソーからナイロンコード、ナイロンコードからチップソーと刃を取り替えるのが面倒になったので、エンジンが始動しなくなった刈払い機を修理することにしました。
この記事の目次
刈払い機の修理
キャブレターの確認
キャブレターが汚れていたり、詰まったりしてエンジンが始動しなくなる事はあるのですが、その場合は、冬の間燃料を入れたままで長期保管した際によくなります。
しかし、今回の場合は前日の草刈で燃料を使い切って止めているのでキャブレターの汚れや詰まりは考えられないのですが、一応キャブレターを分解してみました。
11年ものの刈払い機、しかも田舎に引っ越してきて初めて購入したホームセンターの安い刈払い機なので、大分ガタがきているご老体です。
キャブレターと取り出しました。プライマリーポンプを取り外してキャブレターの中身を確認します。
う~ん、やっぱりキャブレターは汚れや詰まりもなく状態は悪くなさそうです(あくまで素人判断)。
ここで気になったのが、ダイヤフラム。写真の黒い物体です。
本来、ダイヤフラムはもっとやわらかくてしっとりしています。
しかし取り外したダイヤフラムは硬く、カピカピしている感じがします。もしかしてダイヤフラムが原因とも思ったのですが、昨日まで動いていたしまさかねと思いキャブレターを組みなおしました。
次に燃料ホースを確認してみました。写真を撮るのを忘れました・・・。
燃料タンクから、キャブレターに燃料を送るホースなのですが、よく見てみると亀裂が一箇所あり、そこから燃料が漏れています。これも直接、エンジンが始動しない原因ではないと思いますが、念のためAmazonで購入しました。
燃料ホースの交換
Amazonから燃料ホースが届いた翌日、早速燃料ホースを新品に交換しました。
写真を撮るのを忘れまいましたが、付いているものを新しいものに交換する作業なので勘弁してください。
燃料ホースも交換し、プライマリーポンプをポンピングして燃料の移送状況を確認、燃料漏れもなく絶好調といった感じなので、エンジンを始動させてみることに。
何度もチョークを引くのですが、やっぱりエンジンは静まりかえっています・・・。
やっぱりダイヤフラム交換しかないかなと思い、ホームセンターにダウヤフラムを見に行くと高い、1,500円ぐらいします。
ぶっちゃけ2万円ぐらいで購入した刈払い機を10年以上使っているので、元は取れていると思っている刈払い機の治る保障もないのに部品だけで1,500円は支払えないので購入せずに帰ってきました。
帰宅後、妻に「1,500円出して治らなかったらバカみたいだから新しいの買っちゃう」って言ってみたら妻から返ってきた言葉が「買えば」でした。
しかし冷静に考えてみると、我が家には既に4台の刈払い機があるので、うまくローテーションすれば3台の刈払い機でもなんとかなるかなと思えてきて購入は控えました。
Amazonでダイヤフラムを購入
念のため、Amazonでダイヤフラムが売っているか確認してみると・・・売ってるじゃん、しかも300円とお手ごろ価格。
早速ポチって、配達を待ちます(翌日には届きます流石Amazon)。
ダイヤフラムの交換
キャブレターを取り外して、家の中で分解。
ダイヤフラムを取り出して、新旧並べてみると劣化が一目瞭然の結果に。
油で変色してるし・・・。
兎に角、新しいダイヤフラムに交換してキャブレターを組み上げました。
あった通りに戻すだけなので簡単、逆向きとかには付かないようになっています。
エンジン始動
早速、刈払い機にキャブレターを取り付けます。
元の位置にしっかり戻して。
チョークを引くと、3回目ぐらいにエンジンが始動しました。おっ!
ダイヤフラムが原因だったんかぁ~!
取り合えず、エンジン始動までは確認ができたので、今度は実際に草を刈ってみようと思います。
直してから、タイミングが合わずまだ草を刈っていませんが、エンジンが始動したので問題なく作業できると思います。
実働11年のご老体仮払い機ですが、まだまだ現役でバリバリ活躍してくれそうです。
今回はダイヤフラムが原因でしたが、仮払い機はちょくちょくご機嫌斜めになります。
エンジンが始動しなくても、ちょっとした事で直る場合が殆どですので、修理に出す前に自分でできる範囲で修理に挑戦してみましょうね。