あけない梅雨の合間に何とかネオワイズ彗星の撮影に成功
スポンサーリンク

 

家族の中で話題の彗星「ネオワイズ彗星」が地球に接近してきた7月上旬、折角5000年に1度のチャンスなので、家族で早起きして、海に観測に行こうと相談していました。

が、今年の梅雨はしつこい!もう何日も太陽を見ない日が続き、とても彗星観測ができる天候にはなりませんでした。

気がつくと7月も中旬を過ぎ、7月20日の日曜日、久しぶりに太陽も顔を出し彗星観測が出来そうだとテレビの天気予報でも言っていたので、近くの展望台まで彗星観測に行くことにしました。

時刻は日が沈んだ19時半、展望台に到着すると、数十台の車が・・・。
普段は誰もいない展望台ですが、流石ネオワイズ彗星、これだけ多くの人に注目されています。

いざ、星空が見える丘に上がると、カメラを構えた多くの人、人、人がいました。
が、肝心の星空は、厚く垂れ込める雲のせいで一切確認することが出来ません。目印の北斗七星も見えないので、コレでは彗星を見る事は不可能です。残念がる子供達を見ていると少し申し訳なく思いましたが、帰路に着きました。

 

翌日にリベンジだ!

翌7月21日。天気予報とは少し異なる空模様にネオワイズ彗星の期待も高まります。

仕事から帰り、空を見上げると昨夜は見えなかった星が見えます。
子供達に星が見えることを伝え、急いで準備をして展望台に向かいます。

 

駐車場に着くと、昨夜と打って変わって誰もいません。平日なのでこんなものでしょう。

星の見える丘の上に上げると、薄く雲がかかっているけど、肝心のネオワイズ彗星方面の空にはチラホラ星がみえます。
肉眼ではネオワイズ彗星を確認することができないので、シャッタースピード6秒で彗星があるであろう場所を撮影してみました。

 

 

すると、写真の真ん中にネオワイズ彗星が写っていました!!

直に、持ってきた双眼鏡で彗星があるであろう場所を見るのですが、見えない。

 

もしかしたらカメラが動いて彗星のように写っただけで違うかもと思い再度撮影。今度はシャッタースピードを3秒にしてみました。

 

 

うん。やっぱり写っている、これはネオワイズ彗星に間違いないでしょう。

でも、双眼鏡では見つけることができない・・・。

 

シャッタースピードを1秒にして再度撮影。

 

 

シャッタースピード1秒で写るんだから、双眼鏡なら間違いなく見えるはずなのに、上手く見つけることができませんでした。

 

天体望遠鏡を持ってこなかったことが悔やまれます。
家族と相談して、家に帰って家から望遠鏡で再度彗星観測することになったので、急いで帰路に着きました。

 

望遠鏡を取り出し、セッティングしてネオワイズ彗星が見えるであろう方角に望遠鏡を向けましたが、時既に遅し。彗星は雲の中へと消えていました・・・。

 

さらに翌日、望遠鏡を持って展望台へ

翌日も雲は多いながら星空が見えるので再度展望台へ、今度は望遠鏡を持って出発しました。

 

あ~雲が雲がいる。しばらく空を眺めていましたが、雲は一切動きません。
とりあえずカメラで撮影しましたが、厚い雲の影響でネオワイズ彗星を撮影することが出来ません。

 

反対の空には数多くの星が輝いているのに、肝心のネオワイズ彗星方向は厚い雲に覆われています。
折角、天体望遠鏡を持ってきたので、星が輝いている東の空の天体観測をして家路につきました。

 

今回、ネオワイズ彗星を肉眼で見ることは出来ませんでした。視力の良い、娘や息子は、なんだか彗星のようなものが見えたようですが、視力の悪い私と妻は見る事が出来ませんでした。が、カメラでの撮影が出来ただけマシだったんでしょうね。

次に地球に近づくの6000年後みたいなので、見る事ができませんが、今回のネオワイズ彗星来訪に子供達は興奮したり興味をもってくれたので、今度また地球に近づく彗星があれば、今度は光源の少ない山のキャンプ場から観測できたら良いねと話ました。

 

新型コロナウイルスが猛威を奮っているので、我が家は密を避けられると言われている、キャンプですが、人が多い夏から秋にかけては中止にしました。人が少なくなる冬になったらキャンプを再開するかもしれませんが、今度行くキャンプは星空の綺麗な高原キャンプに行きたいねって話しています。

 

おすすめの記事