年末年始の連休、私は1月1日~5日まで5連休でしたが、実家に帰ったりと色々あったのでキャンプに行くことが出来なかったので、以前買っていた材料を使ってウッドガスストーブを作ってみました。
切ったり穴を空けたり、パテで埋めたりと手間はかかりましたが、良く燃えるウッドガスストーブが出来たので参考までに記事にしてみました。
ホームセンターとニトリで材料を揃えたので、100均で材料を揃えるウッドガスストーブに比べ大きく、太い薪を燃やすこともできるので、これからウッドガスストーブ作製を考えている方はニトリなどで材料を揃えて少し大きなウッドガスストーブを作ってみてはいかがでしょうか?
火床はステンレス製なので、長持ちもします。
この記事の目次
ウッドガスストーブを自作(DIY)
初めて作ったウッドガスストーブはダイソーのオイルポットと貯金箱を使ったものでした。確かにウッドガスストーブの原理を学習するには良い機会でしたが、実用となるとサイズも小さく使い勝手が悪かったので、もう少し大きなサイズのものを作ろうとホームセンターなどで色々物色していました。
そんな時、妻の付き添いで行ったニトリでキャンプで使えそうなキッチンラックを発見したと共に、ウッドガスストーブの火床に良さそうな商品も見つけて購入しておきました。その後、カインズホームでペール缶を購入して準備完了です。
ウッドガスストーブの材料
- カインズホーム:蓋付きペール缶 3L 398円(税込み)
- ニトリ:キッチンツールスタンド 313円(税込み)
後は家にあったものを使ったので、ウッドガスストーブにかかった費用は711円(税込み)となっています。
キッチンツールスタンドの加工
初めにキッチンツールスタンドの底にボトル&ナットを使って空気道を確保します。
蓋付きペール缶 3LにINすると、上部がはみ出てしまうので後ほどカットします。
キッチンツールスタンドには穴が多数開いているので、塞ぐ必要があります。
私はアルミテープで塞ぎ、後ほど耐熱パテを使って穴を完全に塞ぎます。
※アルミテープを貼ったまま使ったらアルミテープが剥がれたので、ここはアルミテープでなくてもOKですね。
ペール缶からはみ出る部分をグラインダーを使ってカットします。
カットするとバリがでているので、ヤスリなどを使って綺麗にしましょう。
このままではペール缶とスキマが生じ、上手くガスが燃焼しないので、このスキマもパテを使って埋めていきます。
ここまで出来たらペール缶の加工に入ります。
蓋付きペール缶 3Lの加工
ペール缶にぐるっと一周養生テープを貼り付けます。空気穴を開ける間隔を正確に出す為です。
先ほど貼った養生テープを取り外し、定規を使って均等になるように印を付けます。後ほど開ける穴のサイズに合わせて間隔を決めましょう。
再度ペール缶にテープを張ったら、ポンチを使って後を付けます。
ポンチの後に合わせて、ドリルを使って穴を開けていきます。
いきなり大きなサイズビットを使わず、小さい穴を空けて徐々に大きくしていくと仕上がりが綺麗になります。
最終的に20mmの穴を空けました。
ペール缶の底に灰だし用の穴も開けます。あまり大きな穴にすると火床が落ちてしまうのであまり大きな穴を空けないように注意しました。
最後にバリ取りをしました。
パテを使って最終仕上げ
先ほどアルミテープを使って塞いだ穴に内側から耐熱パテを盛ります。穴以外にも少し厚めに盛ることでアルミテープが剥がれても穴が塞がった状態を維持できます。
ペール缶とキッチンスタンドにもスキマがあります。このままでもいいのですが、可燃性ガスがこのスキマから漏れてしまうので塞ぐほうが綺麗に燃えるので、パテを使ってコチラも埋めます。
少し押し込む感じで厚くなるように盛っていきます。
硬化時間は5時間ほどなので、このまま1日硬化させました。
ウッドガスストーブを燃焼させてみた
翌日、パテがしっかり硬化しているのを確認できたのでウッドガスストーブを使ってみると事にしました。
その辺に転がっていた枝を燃やしてみます。
チャークロスとファイヤースターターを使って火を付けました。チャークロスがあると誰でも簡単に火越しが出来るので、皆さんもチャークロスを作って活用しませんか?
焚火を楽しんでいる間に簡単に作れますよ。
始めのうちは、杉の枯れ葉で火を育てます。
細い枝から徐々に太くしていきます。空気が上手に入るのか良い勢いで燃焼します。
上部の穴から出る可燃性ガスにも引火し二次燃焼が始まりました。
サイズが大きいので太い枝も入れられるので、100均商品で作れるウッドガスストーブよりゆっくり燃焼を楽します。
また、ペール缶には取っ手が付いているので吊り下げて使うことが可能。
トーチとして活用することも可能
取っ手が付いているので金属製のランタンハンガーなどに吊り下げることでトーチとして楽しむこともできます。
自作のサンゾクマウンテン風のランタンハンガーに吊るしてみました。
暗くなると雰囲気が一気に良くなります。
ただし、少し高さが高く、薪の追加が大変だったので鉄製のチェーンで高さ調整しました。
腰あたりまで下げると、薪の追加も楽になり辺りを照らす松明のような使い方もできます。
これキャンプ場で使ったら目立つこと間違いなしですね。危なくて注意される恐れもありますが・・・。
作製自体は簡単ですが、耐熱パテなどを使っているので耐熱パテなどを購入すると製作費が高くなってしまいますが、長く使えそうなので個人的には満足できるアイテムとなりました。
サイズ的にも使いやすく重宝しそうなので次回のキャンプに持って行って使ってみたいと思います。