折角のゴールデンウィークですが、どこにも行くことができない「ステイホームウィーク」なので、自宅で家庭菜園や刈払い機のメンテナンスをやっていますが、どうせなら子供達と少し楽しめる作業をしようと考え、桜の木を使ってスプーンつくりをすることにしました。
天気も優れませんしね、晴れていれば庭キャンでもと思ったのですが・・・。
この記事の目次
桜の木が庭に転がっていたので使うことに
以前、玉切りして薪にする予定だった桜の木が庭に落ちていたので、この桜を使ってスプーンを作ります。
まずはスプーンが作りやすいように割っていきます。
「モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティ」を使ってバトニングして、スプーン作りに適したサイズにしました。
桜のスプーンを自作
スプーン作りに使う道具はこちら
- フックナイフ
- モーラナイフ
- ノミ
軽くスプーンヘッドの大きさを決めて、ナイフでそれらしく切りだしたら、フックナイフを使ってスプーンの窪みを削っていきますが、このフックナイフが切れない切れない、砥石で研いでも気持ちよく切れないので、コツコツ削っていきます。もしかしたら、彫刻等のほうが切れるかも・・・。
それでも、コツコツ作業を続けるとなんとなくスプーンらしくなってきました。持ち手の部分がまだまだ太いので持ち手はナイフで削ります。
大体こんな感じでいいかな?
プッチンプリンが食べられる事と目標を立てているので、できればもう少し薄くしたいところですが、強度が落ちそうなのでコレぐらいでいいかなと、子供と話して完成です。
アマニ油で仕上げる
無垢のままでは、食材の水分や油を木が吸い込んでしまうので、それを避けるためにも乾性油を染みこませます。
今回は家にあった「アマニ油」を使って仕上げます。たっぷり油を吸わせて1日置けば完成です。
アマニ油が乾燥したら完成です。
早速、子供とプッチンプリンを準備して食べることに。
形を崩すことなく無事にプッチンプリンを食べることが出来たので、今回のスプーン自作は成功です。
残念ながら、子供達のスプーンはまだ完成していないので、無事に完成した暁にはみんなでプッチンプリンを食べることにします。
スプーンを自作してみて
桜の木がしっかり乾燥していたこともありますが、フックナイフが切れなくて苦労しました。本当はこのフックナイフはククサを作りたくて買ったのですが、スプーン作りでも切れなくて苦労したのでククサなんて作れないですね。ククサを作るときは別の手を考える必要がありそうだと発見できたので、スプーンを作ってみて良かったと思います。
スプーン作りにかかった時間は2時間ぐらいなので、キャンプ場で子供と一緒に作業しても楽しめそうだと感じました。
スプーンの材料は家で準備してもいいし、現地で探しても楽しめるかもしれませんね。
大人だと2時間程度ですが、子供だと4時間以上かかると思うので、大人は寛大な心で見守りましょう。