子供も大人も大好きなハンモック。
キャンプ場で丁度良い間隔で木が立っていると良いのですが、なかなかそんなキャンプ場ばかりではありません。
ハンモックメーカーやコールマンからもハンモックスタンドが発売されているが、販売価格は1万円以上とかなり高額な商品となっています。
また、「ハンモックスタンド自作」で検索すると多くの方が自作の方法を紹介した記事を書かれていますので、私も他の方のブログを参考にハンモックスタンドをDIYすることにしました。
この記事の目次
ハンモックスタンドの材料
販売価格が高いハンモックスタンドですが自作する場合、ホームセンターで売っている材料だけで作れてしまうので材料費はそれほどかからずに作ることが出来てしまいます。
私はスタンドのみでハンモックを設置できるようにスタンドを2個作りましたので、その時の材料となります。
商品名 | 価格 | 個数 |
トド松垂木 35×45 1820mm 4本 | 980円 | 1束 |
丸カンボルト M10×80mm | 148円 | 2個 |
アイナット 10mm | 198円 | 2個 |
ワッシャー M10 | 10円程度 | 4個 |
キャプテンスタッグ ロープ5mm | 739円 | 1個 |
ペンキ ダークオーク | 980円 | 1缶 |
紙やすり(100・240・320) | 家にあったもの | 3枚 |
ペグ | 家にあったもの | 4本 |
こんな感じで、ホームセンターに行けば全ての材料が揃います。ペンキを塗らなければ2,500円前後で出来ると思いますよ。製品を購入するより格段に安く作ることが出来ます。
ハンモックスタンド自作工程
工程といっていますが、別段難しい工程はありません。
まず、木材をカットする為の線を引きます。
写真の感じで下から120mmと145mmで線を引きます。
カット終了。ホームセンターでもカットサービス等があるので利用することで作業工程はもっと減ります。
上部から100mm程度のところにドリルで穴を開けます。
丸カンボルトが10mmですので10mmのドリルで穴を開けました。
塗装の前に紙やすり(100・240・320)で表面を研磨します。
必ず塗装をしなければダメと言うことではありませんが、塗装したほうが愛着が湧くかなと思います。
私も初めて作ったハンモックスタンドは未塗装でした。
今回は、ダークオークで塗装。
実は今回3兄弟それぞれにハンモックスタンドを作製しています。
塗装は左からウォールナッツ(水性)・ダークオーク(油性)・ニスとなっています。
1回目の塗料が乾燥したら、400番の紙やすりで軽く研磨します。
こうすることで2回目の塗料ののりが違ってきます。
下:ダークオーク(油性)の3回目の塗装と上:ニスの2回目の塗装が完了しました。
ウォールナッツ(水性)は乾燥が速いので一足先に3回目の塗装まで完了しています。
塗装が完了したら、最後に1000番の紙やすりで表面を研磨、これで肌触りが格段に変化します。
やすりがけが終わったら早速組み立てます。
ワッシャーを通した丸カンボルトを木材の穴に通していき、通ったらワッシャーを通してアイナットでしっかり固定。
アイナット側に家に転がっていた「シャックル」でロープをつないでみました。
意味は無いのですがなんとなくです。
上の写真では、アイナットに1本のロープしかありませんが強度的に不安があったので2本でペブダウンしました。
ハンモックとハンモックスタンドの接続には家にあったカラビナを使いました。
この部分もロープで良いのですが、撤収等が簡単に行えると言う理由でカラビナにしてみました。
3台のハンモックスタンドに兄弟がのっています。
3台設置すると結構な場所が必要なので、キャンプに持っていく時は1台か2台になりそうです。
子供たちは大満足、私も1週間(ほとんど塗装)かかったハンモックスタンドを気に入ってもらって大満足でした。
手を抜いた悲劇が・・・。
実はハンモックスタンドを作ったときロープをペグダウンする際のペグが丁度良いの見つからず、すぐそばにあった20cmのペグでロープを固定していました。
子供達が乗ってゆらしてもビクともしなかったので、大丈夫だと判断していたんですけど・・・。
子供達が焚き火に夢中になっていて空いているハンモックに私も乗り込んでくつろいでいました。
別にゆらしもせず、乗っていただけのに・・・。
ペグが勢い良く抜け、スタンドについている「丸カンボルト」が凄い勢いで私の膝の脇に直撃!!
あまりの痛さにしばらく悶絶、まともに歩くことも出来ず息子に肩を借り何とか家の中に退散しました。
ぶつけた当日は歩くことも出来ず、ずっと家にこもってひたすら足を冷やす羽目になりました。
翌日、足を見たらしっかり青あざ、そして大きく腫れ上がっていました・・・。
2日間安静にしていたら、何とか歩くことが出来るまで回復したので病院には行きませんでした、油断大敵です。
今度の休みの日に、ハンモック用にペグを自作してみようと思います。
皆さんも子供達が大丈夫でも体重が大きく違う大人がのると私のように怪我をします。
逆に大人がのっても大丈夫と言えるほどの強度がないと子供たちを安心してのせることが出来ないということです。
ハンモック用のペグは40cm程度の長さと強度が必要そうです。
皆さんも、自作した物を使用するときはくれぐれも安全には気をつけてくださいね。