会社で捨てられる寸前だった、ステンレスの棒と庭で朽ちるの待っていた杉板を使って簡単な作業台を作ってみました。
作業台だけでなく、場合によっては棚にもなる優れもの。
ゴミの予定がDIYでよみがえる様をご覧ください。
この記事の目次
作業台の作製
材料紹介
会社で廃棄寸前だった、ステンレスの棒。
棒の両サイドにネジが切ってあり、中にステンレスのパイプが通っています。長さは25cm。
ステンレスパイプとナットの間に板を挟めば作業台や棚になるんじゃないかと思って貰って来ました。
杉板
丁度良いサイズの板の手持ちが無くどうしようかなと庭を眺めていたら、以前使った杉の板の端材があったことを思い出し探したら発見、2~3年の間風雨にさらされた結果こんな風貌へと変化していました。
上の2つの材料を上手く組み合わせて便利な作業台兼棚を作っていきます。
杉板の加工&塗装
杉板の表面はささくれ立っていて危ないので紙やすりで磨くとして、初めにステンレスの棒を通す穴を空けます。
2枚の板の穴の位置がずれないように正確に穴を空けていきます。
2枚の板に穴が開いたら、紙やすり(#120⇒#240⇒#400)で肌触りがよくなるまで磨いていきます。
左が処理前、右が処理後。写真では分かりませんが肌触りが格段に違います。
紙やすりでの処理が終わったら塗装をしていきます。
ワコトオイル(白)で2度塗りしてみました。白と言うよりは灰色に近い仕上がりですが味のある仕上がりになりました。
最後の仕上げは定番のニスで仕上げます。
これでワコトオイルの色落ちも防げるし、もし食材をカットしたりする場合も安心です。
組み立て
これで作業台の材料は整いましたので組み立てます。
杉板の穴にステンレス棒を通して下をナットで留めます。
その後、ステンレスパイプを棒に通します(写真の感じ)。
最後にもう1枚の杉板をステンレス棒に通してナットをすれば完成。
ワコトオイルを使用しているので木目も綺麗、風雨にさらされた杉板は良い感じ仕上がりレトロ感が出ています。
ただ捨てられるのを待っていたステンレスの棒と放置され朽ちかけていた杉板が見事よみがえりました。
早速、ジャガイモの種芋をカットするのに使いましたが、座って作業するには丁度良い高さで作業がはかどりました。
皆さんも捨てられそうな材料を見つけたら、何か再利用できないか考えてみませんか?
思いがけない良い物が出来るかもしれませんよ。