真鍮四角棒でポール用ランタンフックを自作
スポンサーリンク

 

夏のキャンプの荷物の軽量化に向けて、タープポール用のランタンフックを真鍮で作成することにしました。
いつもは、ランタンハンガーを持って行っていたので、フックを作成することで大幅に荷物を減らすことが可能になると思います。

真鍮価格の高騰は続いていますが、買うよりは断然安いですので、お洒落でカッコいいフックが欲しい方は自作にかぎりますよ。

 

 

真鍮ツイストフック自作

今回はオイルランタンを提げられる強度が必要だったので5mmの真鍮四角棒を使います。

 

 

ある程度、ツイストする箇所をチョークで印を付けたらツイスト加工を行ないます。

 

 

使った真鍮の長さは400mm。
今回は写真のように3箇所にツイスト加工を施しました。

 

 

ポールサイズ36mmに対応できるように38mmのパイプを使ってひっかけ部分を成型します。

 

 

続いて、ランタンを吊るすフック部分。
ここは火で炙りながら、ペンチなどで感覚で曲げて成型。

 

 

これで何となくの成型はできました。
続いて実際にポールに掛けて細部を確認します。

 

 

ちょっと見づらいですが、直線の角度が少しキツイのと、直線があまり好きではないので、少し加工。

 

 

少し湾曲を加えることでかなりいい感じに仕上がりました。
ただし、このままではポール(アルミ)、フック(真鍮)が金属同士なのですべり落ち易いので滑り止めを施します。

家にあったスエード調の合皮を巻いてみました。

 

 

これでフックにランタンをぶらさげてなくてもすべり落ちづらくなりました。

 

 

実際にオイルランタンを吊り下げてみましたが、強度的には全く問題なさそうです。
これは実際にこの状況で数日吊るしてみないと分かりませんけどね。

この固体は3日間ランタンを吊り下げても問題なかったのでフィールドデビュー確定です。

 

 

今回は焼けを残したままですが、バフで鏡面仕上げにしても面白うそうだと思います。
今度はピカピカに磨いて作成してみよう。

真鍮は鉄やステンレスに比べると低い温度で加工できるので金属加工に挑戦するには扱いやすい金属だと思います。その分、扱い方を間違えると簡単に折れたり、割れたりしちゃいますが面白い金属ですよ。

 

 

おすすめの記事