姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド 3泊4日の避暑キャンプ
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毎年、毎年暑さを増しているよな日本の夏。
特に今年は梅雨も雨が少なく、その分暑さは例年以上に感じていました。いつもは8月に夏の暑さから逃げ出すように標高の高いキャンプ場に避暑キャンプに行くのですが、今年は少し早い7月に暑さから逃避してみました。

今回は2021年新しく開設された、標高1300mの姫木平ホワイトバーチキャンプフィールドでのキャンプの様子と周辺情報を紹介。

 

この記事の目次

姫木平ホワイトバーチキャンプフィールドの基本情報

 

基本情報

住所 長野県小県郡長和町大門3515-33
キャンプ場開設 4月下旬~11月中旬
予約 なっぷ(姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド)
チェックイン チェックイン13時~17時(アーリーは11時)
チェックアウト チェックアウト11時(レイトは14時まで)
シャワー なし(車で15分の距離に温泉施設あり)
ゴミ 1泊1袋もらえます
公式HP 姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド

 

入場はチェックイン20分ほど前から受付を開始(アーリーの場合は10時40分)し、順番に区画サイトの入り口に車で並び、時間になったら入場となります。
区画サイトでも区画は早い者順で選んでいくの、少しでも良いサイトにテントを張る場合は早めにキャンプ場に到着しましょう。

特に雨予報がある時や夕立の季節にキャンプをする際は、サイト選びは重要な地形になっています。
場所によってはテントが水没する可能性もあるので、連泊する際は特にサイト選びは慎重に行ないましょう。

 

キャンプ場宿泊料金

白樺サイト(区画サイト) 通常料金(車1台、5名迄) 6,000円

ハイシーズン料金 7,000円
車2台目 +1,000円
アーリー・レイト +1,000円
ペット1匹(最大2匹) +1,000円
追加1人(最大追加2名) +1,000円

フリーサイト(テント1、タープ1) 通常料金(車1台、5名迄) 4,500円

ハイシーズン料金 5,500円
車2台目 +1,000円
アーリー・レイト +1,000円
ペット1匹(最大2匹) +1,000円
追加1人(最大追加2名) +1,000円

フリーサイトソロ(テント1、タープ1) 通常料金(車1台、1名) 2,500円

ハイシーズン料金 3,000円
アーリー・レイト +1,000円
ペット1匹(最大2匹) +1,000円

フリーサイトバイク(テント1、タープ1) 通常料金(バイク1台、1名) 2,000円

ハイシーズン料金 2,500円
アーリー・レイト +1,000円
ペット1匹(最大2匹) +1,000円
追加1人(最大追加1名) +1,000円

 

姫木平ホワイトバーチキャンプフィールドの設備紹介

 

管理棟

 

看板を右に曲がると管理棟があります。
スタッフさんは常駐ではなく、朝は8時ごろに来て17時(休日19時)ごろに帰宅する感じでした。
昨今はスタッフ常駐キャンプ場が増えている中で、新しく出来たキャンプ場としては珍しいスタイルかもですね。

売店も兼ねていて、氷やマシュマロ、飲み物やオリジナルグッズが販売されています。

 

 

薪はスタッフがいる時は、カゴ一杯800円。
夜間は炊事場にPayPay支払いの一束500円の薪があります。

樹種は様々で白樺もありました。

 

ゴミステーション

 

管理棟の反対側にゴミステーションがあります。
可燃ごみは小屋の中へ、空き缶やペットボトルはゴミ箱へ。ガラスは持ち帰りだったかな?

赤いドラム缶は灰捨て場。その隣に灰皿があり、喫煙はこのスペースで行ないましょう。

 

トイレ

 

トイレは区画エリアとフリーエリアの間、管理棟前の広場にあります。
炊事場と同じ建物になっています。

 

 

男性用は小便器が2つと個室が2つ。

 

 

個室はウォッシュレットトイレでした。
が、キャンプ場の規模に対してトイレが少なすぎます!!!

区画サイト30にフリーサイトも30組以上宿泊できる能力があるので、繁忙期はトイレ行列必須です。
実際に今回利用した時も、朝はトイレ行列が発生していましたし、トイレットペーパー切れも発生していました。

トイレの数がもう少し改善されれば言うこと無しのキャンプ場なんだけど、小さなお子さんがいる家族だとトイレ問題が発生するかもしれませんので、注意が必要です。

 

炊事場

 

こちらがトイレと同じ建屋にある炊事場です。裏にも同じ数があるので全部で4つ。

 

 

ありがたいことにお湯がでますが、炊事場の数も4つと少ない!!!
夕飯時や朝食時には洗い物待ちが発生!

管理棟の前にもお湯は出ませんがいくつか流しがあるので、混雑時はそちらを利用しましょう。

 

サイト紹介

 

フリーサイト

 

気持ちいい芝生のサイトとなっていますが、木が少なく夏場は奥の林エリアにテントを設営しましょう。

 

 

また、全体的に傾斜がある感じですので、設営の際は向きに注意しましょう。

春や秋ならとっても気持ちの良いエリアになりそうですよ。

 

区画エリア

 

管理棟右側の白樺林の中に30の区画があります。
車での移動は一方通行となっています。

既にテントがいくつもありましたので、少しサイトを紹介しておきます。

 

 

15番。
広いです。が、木が少ないのでハンモックを利用する際は避けましょう。
また、奥に向って傾斜があります。

 

 

14番も15番同様に広いです。少し木もあるので奥でハンモックが可能かもしれません。

 

 

11番。
姫木平ホワイトバーチキャンプフィールドはどのサイトもとっても広いです。

 

 

9と10番。
奥に木が多くあるので、ハンモックで遊ぶには良いサイトですが、くぼ地になっているので悪天候の時は避けましょう。

 

 

夕立の後の9・10番サイトですが、いたるところに水たまりができています。
小雨程度なら良いでしょうが、大粒の雨だとテント内への浸水が少し心配になります。

 

 

5・6番サイト。
今回はこの2つのサイトでどちらにするか悩みました。どちらも少し小高くなっているので水道を避けてテントを張れば雨での浸水の心配はありません。

今回はハンモックで遊ぶ為に5番にしましたが、ハンモックを利用しないのであれば6番サイトが私の1番のオススメサイトとなります。

水道を避けても十分に平地があるので大型テントも余裕で張ることができます。少しトイレや炊事場には遠いですが、雨での浸水を考えると姫木平ホワイトバーチキャンプフィールドで1番のサイトになるのではないでしょうかね(個人的な感想です)。

 

以上簡単ではありますが、姫木平ホワイトバーチキャンプフィールドの紹介となります。
ここからは我が家のキャンプ珍道中記になります。

 

姫木平ホワイトバーチキャンプフィールドに向けて出発

暑い暑い真夏の7月。酷暑からの逃亡を狙って姫木平ホワイトバーチキャンプフィールドに向けて出発です。こちらは雨は一切降りませんが、姫木平ホワイトバーチキャンプフィールドは山間部なので夕立があるのが前提で準備して出発しました。

なんとか6時前に首都高を抜けてしまいたかったので、5時に出発です。
毎回出発が早いですが、快適に運転できるこの時間の出発が私には向いていますね。

ただし、早く家を出発すると言うことはその分早く目的地に着くので、着いた先で何をするかを決めておくのが肝ですね。

 

黒耀石体験ミュージアムでアクセサリー作り体験

我が家は、長野県の霧ヶ峰高原東北端に位置する黒耀石体験ミュージアム「星くそ館」で黒耀石のアクセサリー作り体験などをしてキャンプ場の入場時間を待ちました。
黒耀石体験ミュージアムは朝9時から開園しているし、黒曜石に子供達は興味を持っていたのでとても良い経験をできました。

 

 

インストラクターの方から道具の使い方のレクチャーを受けたらレッツトライです。
今回は黒曜石のペンダント体験です。

 

 

なかなか思うように黒曜石は割れてくれないようで悪戦苦闘していましたが、1時間ほどでペンダントが完成。子供達は満足だったようで、家にある黒曜石でもナイフなどを作るみたい・・・。

 

姫木平ホワイトバーチキャンプフィールドに到達

黒耀石体験ミュージアム「星くそ館」からキャンプ場までは15分ほどなので、そそくさとキャンプ場に向かい10時30分に到着。

 

 

受付開始は10時40分からだと言う事で少し待ち、受付を行い11時になってからの入場となるので、入り口に車を移動して時間を待ちました。

区画サイトとは言え、早い者順ですので、少しでも良い区画にテントを張りたい場合は早めに到着しましょう。

 

テント設営

 

今回は夕立もあるだろうし、3泊4日なので私が狙った区画は4番、5番、6番の少し高くなっているエリアです。1番の狙いは6番でしたが、木の間隔がハンモックに適してなかったので5番にテントを張りましたが、雨が予測できる場合は6番が良さそうでした。

 

 

今回からはテントが新調され、「カマボコテント2」から「カマボコテント3」にバージョンアップしました。テントが新調されたとは言え、設営方法は変わらないのでサクッといつものスタイルで設営完了です。

 

 

日付と時間がまったくあっていませんが、12時で気温は25.5度と平地では考えられない気温です。
さらに湿度も低いのでとっても過ごしやすい陽気です。

 

 

ハンモックから見上げた空はこんな感じで、いつまでも見ていられる安心感があります。

 

 

今回の新作ギアは真鍮製のランタンフック。ポールにセットできるように作製してみました。
ハリケーンランタンも吊るせるので重宝しそうな予感です。

 

腹ごしらえ

設営を終えらたら軽く腹ごしらえ

 

 

定番のカレーメンで昼食を済ませたら、キャンプ場周辺を探索。

 

コンビニもガソリンスタンドも徒歩圏内

キャン場からすぐの所にガソリンスタンドとコンビニがありました!!!!

 

 

ENEOSの向かいがわい「酒 コンビニエンスストア」の看板があります。

 

 

コンビニと言うよりは商店。入り口には「売店」の文字が・・・。
中に入ると品揃えは売店でした。飲み物やお菓子などはあるので、キャンプで足りない場合は利用してみましょう。

また、キャンプ場の目の前にガソリンスタンドがあるので、ガソリンバーナーや灯油ストーブを使っていて燃料切れが発生しても徒歩で購入できるのはありがたいですね。

 

キャン場でまったりしてから温泉へ

1日目はキャンプ場でまったりして過ごしました。夕食前に白樺湖にある立ち寄り湯「白樺湖温泉すずらんの湯」に行きました。結局3日間とも「白樺湖温泉すずらんの湯」で入浴です。

利用料金は

  • 大人:700円
  • 小学生:400円
  • 小学生未満:無料

とリーズナブルで助かりました。

 

1日目の夕食

温泉から帰ったらオイルランタンに火を灯して

 

 

妻はメインのローストビーフを作り、私は

 

 

焚き火で簡単、アヒージョを作って夕食にしました。

夕食後はトランプやUNOで楽しく過ごして、21時に早めの就寝となりました。

 

2日目は白樺高原国際スキー場で満点カード遊び

前日早く寝たから目覚めはいつもより少し早い4時。

 

 

時間と日付が狂っていますが、気温は15.8度とあっていると思います。
流石標高1300m、下界とは違って清清しい朝です。

 

 

私はキャンプ場のこの時間の雰囲気が大好き。
皆がまだ眠っている静かなキャンプ場、朝靄が出ているともう最高です。

しばし、場内を静かに散策。

 

 

しばらく散策していたら太陽が昇って気持ちいい朝が到来です。

 

 

まだ、眠っている方が多いので静かに朝食の準備に取り掛かります。
焚き火を初めて

 

 

定番のホットサンドとコーヒーで簡単に朝食を済ませて、息子と場内を散策します。

 

バーチの川へ、そして美しの池へ

 

炊事場の裏に「バーチの川」へと続く小道があります。

 

 

小道を進むと

 

 

こんな綺麗な小川が出現。

 

 

朝日が射してとっても綺麗で気持ちが良い空間です。
私が訪れた7月下旬でも夜には少しホタルが飛んでいました。時期が早いのか遅いのかは不明ですので、ホタル鑑賞もしてみたいと言う方はキャンプ場のスタッフに聞いてみるといいでしょう。

 

 

小川を流れる水はとっても冷たく、足を付けるだけでギンギンに冷えます。
とても水着でダイブはできませんので、注意しましょうね。

 

 

この小川の流れ着く先には「美しの池」があります。
周回コースの散歩道があるので、散策してみてはいかがでしょうか?15分もあれば一周できますよ。

 

いざ、マウンテンカートへ挑戦

場内の散策を終えたら9時から始まる「マウンテンカート」を乗りに白樺国際スキー場に向います。

 

マウンテンカート 料金
セット券 (ゴンドラ上り片道乗車券+マウンテンカート1回) 3,600円
ゴンドラ1日券をお持ちの方 1回 2,000円
ゴンドラリフトを利用しない方(お車等でスタート位置までお越しの方) 1回 3,000円

 

セット券を購入したら、2回目以降のマウンテンカートは1回2,000円で利用できます。

 

早速、セット券を購入してゴンドラに乗り込みマウンテンカート乗り場へ。

 

 

1番乗りでした!!
簡単な操作方法などのレクチャーを受けたら、颯爽と乗り込みます。

 

 

大きな三輪車でした。

 

 

初めはおっかなビックリ、ゆっくり進む子供達でしたが・・・・。

 

 

慣れたら親を置いてサッサと彼方へと消えていきました。
かなりスピードも出るので、気をつけながらスリルを楽しめますよ。

余程楽しかったのか、子供達は2回マウンテンカートを乗っていました。
しばらく経つと行列が出来ていたので、休日などは早めに乗車できるようにしましょうね。

 

マウンテンカート乗り場の奥に散策路や蓼科山への登山道などが整備されていたので、散策路の中にある「蓼仙の滝」を見に行きました。

30分ほどの山道を進むと

 

 

可愛い滝が出現。迫力はありませんが、癒される空間でしばし疲れた身体を癒して、帰路につきました。
帰りは急登だけど、最短コースで帰りましたが、永遠と階段が続くのであまりおすすめできません。
翌日、確実に太ももが筋肉痛になりますよ。

 

キャンプ場に帰る前に「牛乳専科もうもう」で美味しいソフトクリームをいただきます。

 

 

こんな天気に牛を見ながら食べるソフトクリームは最高に美味しかった!

この時は、最高の天気だったのに、まさかこの後大荒れになるなんて・・・・。

 

 

キャンプ場に帰ってきてすぐに空が暗くなり、大粒の雨が降り始めました。
この日は土曜日で、続々チェックインした車が到着したのですが、大雨でテントの設営を諦め車で待機している方ばかりです。夏の山は15時を過ぎると不安定になる傾向があるので、やっぱりチェックインは早いほうが安心ですね。

 

 

雨は1時間ほどで止んだのですが、地面は至る所に水溜りが出来てしまいました。
この後チェックインしてきた人たちは結構大変そうに設営していました。

雨も止んだので温泉に入ってから夕食の準備に取り掛かります。
この日は、次男が焼き鳥屋さんになる日。

 

 

50本を1人で焼くのは大変なので、私も一緒に焼き鳥屋さんになりました。
回数を重ねるごとに、みるみる上達する次男、将来は焼き鳥屋さんかな?

 

 

あたり一面暗闇に包まれると、各サイトに明かりが灯され、とっても好きな時間の到来です。

 

 

この日は、フリーサイトもほぼ満サイトのようで、遠くの灯がとっても綺麗でした。
あちこちで焚き火の音がしたり、子供達の元気な笑い声が聞こえたり、本当に雰囲気の良いキャンプ場です。

 

3日目は高ボッチ山へ巡礼

漫画「ゆるキャン」を見るまで知らなかった、高ボッチ山。諏訪湖が一望できると言うので本日はゆるキャン巡礼です。

道中は思っていたよりも悪路で、すれ違う車とはギリギリ、大きな車だと結構苦戦するんじゃないかな?
それでも急登をゆっくり進むと高ボッチに無事に到着することができました。

 

 

天気も最高です。
残念ながら北アルプスや南アルプスの山々は雲に隠れてしまっていますが、それでも最高の眺め。

 

 

 

リンちゃんになった気分で諏訪湖を鑑賞。
夜も見てみたいですが、ファミキャンでは高ボッチは利用しないかな?

将来、ソロキャン復活の際は訪問しようと心に決めました。

 

 

帰りに温泉を経由してキャンプ場に戻り、夜はトランプなどをしつつ少し夜更かし。

翌日も最高の天気でしっかりテントを乾燥させて撤収することができました。

 

姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド まとめ

キャンプ場の雰囲気や環境は最高に良い☆☆☆☆☆です。

ただし、混雑時にはトイレや炊事場が混雑するのは必至です。
シーズンオフや平日のことを思えば、管理する側としては数を増やすのは得策とは言えないでしょうか、利用する側からすると、広い敷地内の両サイドにもトイレと炊事場があれば尚良いキャンプ場になるのになぁ~と個人的には感じました。

キャンプ場周辺には、白樺湖が温泉もあったり、黒曜石博物館、ビーナスラインなど観光のベースとしても使いやすいキャンプ場だと言えますしね。

 

炊事場やトイレの数が増えたらリピートしても良いかなと思えるキャンプ場でした。

 

 

 

 

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