2021年8月31日にオープンした「どんぐり山の一番星キャンプ場」に避暑キャンプをしてきました。
「どんぐり山の一番星キャンプ場」は標高1111mにあるキャンプ場で夏でも快適に過ごすことができました。
近くには有名なキャンプ場が多いからか、まだ無名に近いからなのか利用者も少なく、管理人さんも親切なことから久しぶりにゆっくりキャンプを堪能できるキャンプ場でした。
この記事の目次
どんぐり山の一番星キャンプ場の基本情報
施設名 | 北軽井沢 どんぐり山の一番星キャンプ場 |
住所 | 〒377-1412 群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-412 |
電話 | 0279-82-5559 |
キャンプ場の入り口は「跡見学園北軽井沢研修所」が目印になっています。
利用料金
施設名 | 人数 | 施設管理費 | 人数追加料金 | |
オート区画サイト A/B/C/D/F/G/H/I/J/L/M/N/O |
5人用 | 1区画4,400円 | 大人/1泊550円 子供/1泊330円 |
大人1,100円 (6人まで) |
オートひろびろサイトE | 6人用 | 1区画7,700円 | 大人/1泊550円 子供/1泊330円 |
大人1,100円 (8人まで) |
バイクサイトK | 1人用 | 1区画2,200円 | 大人/1泊550円 | |
ログキャビン | 6人用 | 13,200円 | 施設管理料込み | 大人2,500円 子供1,000円 (最大8人まで可) |
フリーテントサイト | 5人まで | 大人/1泊1,980円 子供/1泊330円 |
施設管理料込み 施設管理料込み |
|
シャワー | 15分 | 300円 |
チェックイン:13時から
チェックアウト:11時まで
アーリーチェックイン、レイトチェックアウトなどの設定はありませんが、前日の利用状況に応じて12時ごろからのチェックインは可能です、前日に電話で確認してみましょう。
また、12時前からの利用の場合は1時間あたり550円で利用できる場合もあります。
今回は前日の雷雨と当日も午後から雨予報だったので、前日に電話したところ、フリーサイトだから早く来てもOKと言うことで10時ごろにお邪魔しましたが550円だけしかかかりませんでした。利用者数に応じて柔軟に対応していただけるので、早く到着したい場合は必ず前日までに電話で確認しましょう。
どんぐり山の一番星キャンプ場の施設紹介
まずは場内マップ。区画サイトは全部で15区画。
フリーサイトは「木もれびサイト」「こけサイト」「チャレンジサイト」「サバイバル・チャレンジサイト」と4種類のサイトがありますが、全部で15張りほどのテントで満サイトとなっているようです(コロナ対応?)。
時期になると蛍が場内を乱舞するようですので蛍が見たいと言う方は予約前に電話で確認してみましょう。
では、各施設を紹介していきます。
受付・売店
キャンプ場に付いたら最初に写真のログハウスでチェックインします。
売店も兼ねているようで、種類は多くありませんがガス缶や電池など購入できます。
また、薪は広葉樹1束600円と良心的な価格です。
管理棟前にはハンモックやトランポリンが設置してあったり、小さな砂場もあります。
また、手持ち花火はこのエリアで行うことができます。
炊事場
場内には区画サイトエリアとフリーサイトエリアに各1箇所づつあり、区画サイトエリアの炊事場ではお湯が使えます。また、調理で使ったコッヘルなどが油で汚れている場合はお湯が出る炊事場で洗うことになっています。
フリーサイトにある炊事場では簡単な洗い物だけ行うようにしましょう。
区画サイトエリアの炊事場にはDIYで作られたピザ釜があります。自由に使うことができるのでキャンプで本格的なピザを楽しむことができます。利用する場合はピザ生地を自前で準備しておきましょう。
冷凍ピザも石窯で焼くと驚く程美味しくなりますが、使う薪の量を考えると、生地から用意した方が良いと思います。
トイレ・シャワールーム
トイレとシャワールームはフリーサイトエリアにあります。
コンテナタイプのトイレ。
小便器2つと個室が2つとキャンプ場の規模からすると少し少なく感じます。
今回も土日は少し並んで利用する感じでしたので、キャンパーが多いときはあまり我慢せず早めにトイレに行きましょう。
女性トイレは個室が3つあるようです。
シャワールームは男女共に2つ。混雑時は予約表があるので予約をしておきましょう。
料金は手前に恐竜に入れて15分間使うことができます。
毎日綺麗に掃除されているので気持ちよく利用できます。
今回私は2回利用しましたが、近くに日帰り入浴できるホテルが点在しているので多くの方は温泉を利用している感じでした。我が家も私以外は皆温泉に出かけてましたからね。
灰捨て場・生ゴミコンポスト
管理棟の前には「灰捨て」用のドラム缶と生ゴミ用の「コンポスト」があります。
燃えるゴミはゴミ袋(300円)を購入することで捨てることができます。
ログキャビン
1棟のみですがお洒落なログキャビンがあります。
脇にタープを張ることができるので外で調理して食べることもできます。
区画サイトエリア
区画サイトは小さな木でエリア分けされています。
テントとタープを張るスペースがしっかり確保されているので、小さなお子さんがいる家族向けのエリアになっていると思います。
事実、小さな子供が元気良く走り回っていました。
フリーサイトエリア
全部で4つのエリアに分かれています。
木もれびサイト
中央部分は木がないスペースで回りに木があるので、季節によって使い分けることでとっても心地の良いサイトとなっています。
こけサイト
ここは小さなテントなら2つ、大型テントだと1つ張れるスペースがあります。
ホタル池小のほとりにある落ち着いた雰囲気のサイトです。
チャレンジサイト
チャレンジサイトは木もれびサイトと小川を挟んで隣接しています。
チャレンジサイトとなっていますが、綺麗な平らな地面です。トイレや炊事場に行く為に毎回小川を渡る必要があるので、小さなお子さんがいるとちょっと避けたいエリアになると思います。
適度に木もあるのでハンモック泊も可能で、実際にハンモック泊の方もいました。
ソロの方が利用しやすいエリアでもありますね。
サバイバルサイト
サバイバルサイトはフリーサイトエリアの最深部にありますが、他のエリアよりも1段高くなっているので、大雨予報などが出ている際は水没しないかもしれません。が、トイレや炊事場までは距離があるので利用している方はあまりいない雰囲気でした。
地面は小石まじりで他のエリアに比べると状況は少し悪く感じましたが、ソロのグルキャンなどは利用しやすいかもしれません。
一時駐車場・第2駐車場
フリーエリアは車進入禁止となっています。が、荷物の積み下ろしの為用に一時駐車場が設けられています。
サイトまでは無料で利用できるリアカーを使って運搬しましょう。
数に限りがあるので混雑時は協力して使いましょう。
荷物をおろし終わったら第2駐車場の移動しましょう。
フリーエリアの利用者がいない場合は一時駐車場に止めておくことも可能ですので管理人さんに相談してみましょう。
また、7月~8月の期間は夜間22時~朝7時までは駐車場にチェーンが張られますので、早朝などに出かけることは出来ませんので注意が必要です。
以上で施設などの紹介は終わりです。
ここからは今回のキャンプの様子を紹介していきます。
どんぐり山の一番星キャンプ場で避暑キャンプ
前日の電話で雨予報なので早く来ても良いですよと了解を得ていたので、10時ごろを目指して6時に家を出発。
予定より少し遅れての10時30分ごろにキャンプ場に到着してチェックインを行いました。この時にアーリーチェックイン550円を支払いました。
今回は天気も怪しかったので水没を免れて、トイレや炊事場にアクセスしやすい「こけサイト」にテントを張ることにしました。
あっ、今回は誰もフリーサイトにいなかったので好きな場所を選びだい放題でした。
こけサイトはちょっと長細いエリアだったので、いつもの「チーカマ」スタイルではなくテントとタープを別に張りました。
結構占有してしまったので不安でしたが、広大なエリアに15張りなので問題はなさそうです。
今回、初火入れのデイツの真鍮製ランタン。自作のリフレクターもいい感じです。
自作の蚊取り線香立てもしっかり仕事をしてくれます。
こけサイトの裏手には小さな滝もあり子供達はこの小川で水遊びしていました。
沢山の「オニヤンマ」が飛び交っていたので、持ってきた「オニヤンマ君」は必要なかったかもしれません。
そして今回、ケトルを忘れてしまったのでキャンプ場に向かう途中にあったホームセンターでコールマンのケトルを定価で買いました・・・・。私が購入したときは4,000円ほどだったものが7,000円以上と物価高騰を実感しました。
テントを設営してゆっくり寛いでいたら、雲が出てきて曇り空になって少し肌寒くなってきました。
気温を確認すると18度。下界では考えられない快適さです。
気温を確認したら私以外の家族は温泉に出発しまいた。
私は薄暗くなってきたので、ランタンに灯りを灯し夕食の準備にとりかかります。
夕食はローストビーフとポトフ、白米だったの簡単に完成。
温泉から帰ってきた皆と夕食を楽しみます。
フリーサイトには他のキャンパーは1組と静かな夜が始まります。
暗くなったら持ってきた花火を楽しみます。
今日は移動で皆疲れたのか9時ごろに早めに就寝して翌日に備えます。
キャンプ2日目、いざおもちゃ王国へ
翌日は雨は降っていませんが曇り空。
朝食は簡単にホットサンドにして、おもちゃ王国へ向かいます。
おもちゃ王国は小学生ぐらいまでのお子さんなら1日中楽しめる施設で、我が家が最後に訪れたのは次男が2歳の時なので8年ぶり通算4回目の訪問です。
次男は殆ど記憶が残っていないので新鮮な気持ちで楽しんでいました。
大きな観覧車があったり
ゴーカートを楽しんだり、小さなジェットコースターなど小さなお子さんが楽しめるアトラクションも多くあります。
また、屋内施設にはおもちゃ(レゴ・プラレール・人形)があるので雨の日も小さなお子さんなら楽しめます。
屋外施設で特に人気なのがアスレチック。8年前よりも規模が大きくなっており、アスレチックだけでも十分楽しめそうです。1回あたり1時間の制限はありますが、今回も多くのちびっ子が元気にあそんでいましたよ。
アスレチックの脇に流れる清流にはニジマスが放流されており釣りを楽しめます。
釣りの人気で今回は40分待ってやっと釣ができました。
ニジマスが大量に待機?している場所にエサを垂らすと簡単につれます。
釣った魚は塩焼き(別の魚)で食べることができます。
1日中おもちゃ王国で汗を流したら、近くの「ホテルグリーンプラザ軽井沢」で日帰り入浴してキャンプ場に戻りました。
キャンプ場に戻ると、土曜日と言う事もあり満サイトとなっていましたが、距離が適度に離れているのでコロナ禍でも安心して過ごせました。
皆さん日当たり良好な中心部を避け、木立の中にテントを設営していました。
程よい距離感があって休日でもゆっくり過ごすことができます。
夕食はアヒージョなど簡単に焚き火で調理。
子供達は各々好きなことをしつつキャンプを堪能しています。
区画サイトも今日(土曜日)は賑わっていました。
サイトが10m×10mと広いの区画サイトもゆっくり過ごせそうですね。
子供達は2日連続花火。
まだ薄暗いですが、このあとトランプやUNOなどのカードゲームをやることになっているので早めの花火。
3日目は草津と八ッ場ダムへ
目覚めると一面霧に包まれていました。
天気は生憎の曇り空。気温は17度過ごしやすい。
朝食はホットサンドで簡単に済ませ、いざ草津に向かいます。
草津で足湯三昧
草津では西の河原近くの駐車場に車を止めて西の河原に向かいます。
あちこちで足湯を堪能。
西の河原露天風呂にはまだ朝が早いので入浴せず、湯畑に向かいます。
手湯があって、コロナなどの消毒に最適と書かれていたので、子供達は見つけると手を洗っていました。
このあたりもコロナ禍ならではなのかな?
まだ朝なので人も多くなく、スムーズに湯畑を見学できました。
湯畑の見学が終わったら、時間もまだまだあるので草津白根の行くことに
草津白根は登れず・・・
草津白根を目指して標高をドンドン上げると濃霧に包まれてしまいました。
このままだと駐車場についても景色を楽しむことができそうもありません。
が、駐車場に着くと霧が晴れ綺麗に白根山を見る事が出来ました。
ただ、噴火の影響で進入禁止となっていたので、登山は断念しました。
となるとまだまだ時間があるのでどうしようか悩んでいると「草津温泉Ban Zip TENGU」に挑戦したいと子供達が言うので行くことにしました。
草津温泉Ban Zip TENGUで天空散歩
挑戦者は妻と長女と次男の3人。長男と私は下から見守ることにしました。
当日は空いていたので待ち時間はほとんどありませんでしたが、混雑時は1時間以上待つこともあるようなので挑戦する場合は朝の9時ごろがいいかもしれませんよ。
重々しい装備つけてリフトに向かう後姿。
映画「アルマゲドン」を思い出しました。
次男がすべり落ちてきました。
あまりにも遠いので望遠でもちっちゃい。
「草津温泉Ban Zip TENGU」は全長500m、高低差108m、最高速度70km/hとなかなかのスリルがありますが、高所恐怖症の娘も楽しかったようなので、皆さんも挑戦してみましょう。
利用金額(税込)
- 大人2,000円
- 子供(小学生)1,200円
結構いい値段なので、1日に何回も利用できませんが、子供達は大満足でした。
八ッ場ダムで発電所見学
まだ午前中なので、八ッ場ダムを見に行くことにしました。草津からだと道路の混雑状況で変化すると思いますが40分ぐらいだったような気がします。
八ッ場ダムまで下りて来ると空には青空も顔を見せ夏空になりました。
ドラマ「DCU」の撮影が行われた場所で子供達は感慨深くダムを見ていました。
エレベーターで下に下りると壮大な景色をみることができます。
また、タイミングが合えば「八ッ場ダム発電所」を見学することができます。
プロジェクションマッピングを使った解説があり、水の流れから電気の発電までをわかりやすく見学することができます。
最後にソフトクリームを食べてキャンプ場に戻ることに。
キャンプ場に戻ると昨日までの賑わいも無くなり、我が家の他には1組だけと初日の静けさが戻りました。
最後の夜はレインボー焚き火を楽しんだり
カードゲームを22時ごろまで楽しんで就寝しました。
帰宅は一直線
チェックアウトは11時ですが、子供達が積極的に手伝ってくれたので10時にチェックアウトしました。
最後にキャンプ場の入り口の写真を撮影して帰路につきました。
どこかに寄ろうかと思ったのですが、どもこ混んでいるのでパスして家まで一直線に帰りました。
どんぐり山の一番星キャンプ場 まとめ
どんぐり山の一番星キャンプ場は我が家的にはリピ確定レベルのおすすめキャンプ場でした。
施設も綺麗に清掃されているし、管理さんも親切だし、サイトも雰囲気抜群と言うこと無しのキャンプ場です。
サイトには小川が流れているし、時期なればホタルが乱舞するようですので次回はホタルが飛ぶ7月に再訪したいと思います。
今後、人気が出てしまうとトイレ問題などが発生してしまいそうなので、このままあまり人に知られず隠れ家的なキャンプ場でいて欲しいところですが、この環境なら数年後には予約をとるのが大変なキャンプ場になってしまう不安もあります。
それぐらいファミリーやソロキャンパーでも利用しやすいキャンプ場なのが「どんぐり山の一番星キャンプ場」です。