私がヤフオクで格安で購入したノーススターはジャンク品でした。どれほどのジャンクか分からなかったので購入後、自宅で使用したところ、今まで聞いたことがない音と共に燃焼&点灯しました。
恐ろしくなって、すぐに消灯したのですが「ヒュー、ヒュー」言いながら燃焼を続け、数分後に何とか消化できました。
色々調べてみた結果、燃料バルブ付近の不具合であるのが明確になったので、1番安くできるメンテナンスとして「グラフィアトパッキン」を交換したのですが、改善されず、燃料バルブを閉めてもジェネレーターから燃料が少し漏れ出していました。
そこで、コールマンオンラインショップから「ノーススターランタン用バルブ」を購入し、部品交換をしたのでその時の様子をお伝えします。
この記事の目次
ノーススター、燃料バルブ交換
コールマンオンラインショップから商品が届いた。
発送のお知らせがあった翌日、コールマンから商品が届きました。
私が購入したのは、ノーススターにも使うことができる「LANTERN CARRY CASE」と「ノーススターランタン用バルブ」の2つです。
「LANTERN CARRY CASE」は利用できるランタンとして【220・290・295】などが書かれていますが、ノーススターも入れる事ができるので、ソフトケースだと不安がある方は「LANTERN CARRY CASE」を購入するといいと思います。
Amaoznでは4,000円、楽天市場では6,000円ほどで販売しているので、購入する場合はコールマンオンラインショップが1番安く手に入れいる方法となります。お値段2,700円+送料540円(5,400円以上購入で送料無料)
早速「ノーススターランタン用バルブ」を確認。
新品だけど、ちょっと汚れている・・・。ま、いっか。
今回のバルブ一式交換に必要な道具は
- コールマンスーパーレンチ
- モンキーレンチ
- プラスドライバー
モンキーレンチがなくても、コールマンスーパーレンチがあれば分解できます。また、コールマンスーパーレンチが無くてもモンキーレンチがあれば分解することができます。が、コールマンスーパーレンチがあったほうが今回は分解しやすいので余裕があれば用意しておきましょう。
写真には写っていませんが、液状ガスケットも使いました。
ノーススターを分解
詳しい分解方法は割愛しましたが、詳しく知りたい方はコチラの記事を参照ください。
最後に「燃料バルブ」を外すのですが、コールマンスーパーレンチでは硬くて外すことは出来ないと思うので、モンキーレンチを使って力いっぱい回して外します。
どうやらパッキン?接着剤?のようなものでコーキングされていたっぽいですね。高圧がかかる場所だから当然か!
と、言う事で私も用意しました「液状ガスケット」。火気厳禁なのですが、燃焼部からは離れているので大丈夫でしょう。
心配な方は「高耐熱シリコンガスケット」を使いましょう。バイク用なので少々お高い。
ガスケットを塗ったら、組み立てます。
バルブの位置に気をつけて、しっかり組み込みましょう。
燃料バルブの位置が決まったら、この時点でタンクに圧をかけ、エア漏れをチェックしました。どこからもエア漏れが無いことを確認できたので、他の部品も組み立てました。
試運転をしてみた
部品を組終わったので、マントルを付けて試運転することにしました。一応燃料を入れて圧をかけた結果、何処からも漏れが無いことは確認しました。
マントルの空焼き・・・。
・・・・・。
あっ、マントルが落ちた・・・。えっ~!!!!
ノーススター用は最後の1枚だったのに・・・。
仕方がないので、286用のマントルを使うことにしました。試運転だし大丈夫でしょう。
点灯
息継ぎ燃焼もなく、素晴らしい光量で燃焼しています。
変な音も無く、これならキャンプで使えます。
消灯もバルブを閉じることで難なくできました。当たり前ですが、以前は当たり前ではなかったので安心しました。
マントルがノーススター用ではないので、交換する必要はありますが、それでも十分な光量を発揮。
購入時の恐ろしい燃焼音は、きっと燃料バルブの不具合だったのでしょうね。それで前の持ち主がリサイクルショップに売って、私の手元に来たのでしょう。燃料バルブを交換しただけで復活できてよかったです。
9月のキャンプは2つのノーススターと290の3つのランタンを持って、サイトを明るく照らす予定です。
「LANTERN CARRY CASE」がシンデレラフィット
「LANTERN CARRY CASE」にノーススターが入ると言いましたが、実際に試したことがなかったので多少の不安がありますが早速入れてみることに。
高さは問題なさそうです。これで入らなかったらメルカリで売るしかなくなりますね。
このノーススターは購入時から下の台?が付いていなかったので、見事にシンデレラフィットしました。台が付いていると入らないので外しましょう。
最後にケースをかぶせると見事ぴったり合いました。
これでキャンプに安心して持ち出すことができますね。
まとめ
今回は、燃料バルブが閉まりきらず、燃料が常に出ていると言う非常に危険な状態のジャンクランタンでしたが、燃料バルブ一式を交換したことで、全く問題なく使えるようになりました。
コールマンのガソリンランタンは経年劣化した部品を交換することで、孫の代まで使える代物です。
調子が悪くなったランタンを無理に使うことはせず、おかしいなと思ったら、部品を購入して交換しましょう。
自分で交換する自身が無い場合は、ショップに持ち込んで有償修理をお願いすることになりますが、手間賃とかを考えると部品を購入して自分で直した法が遥かに安いし、愛着も湧くと思いますよ。
今回は、たまたま部品交換で復活しましたが、ヤフオクなどで中古品を買う際はしっかりとした販売者から購入するのが1番だと思いました。