人気?のpaypayフリマ、私もアプリは導入していましたが一切使っていなかったのですが1,000円OFFクーポンの期限が切れそうだったので、何か目ぼしい物がないか物色していたところ、最近値崩れが起きている【ピコグリル】の偽者『ニセグリル』が3,680円で販売されていました。クーポン利用で2,680円で購入できます。
メルカリなどでは2,980円と3,000円を切る価格で販売されています。Amazonでは未だに5,000円程度を推移しています。
本物のピコグリルの価格は14,000円と高価で手が出ませんので、paypayフリマでニセグリルを購入して使い心地を確認してみることにしました。
この記事の目次
ニセグリルが届いた
購入手続きをしてから1週間ほどで、配達されてきました。
箱を開けると裏に組み立て方が書かれていました。
袋の中に焚火台の各パーツが入っています。ゴトクが3本入っています。
組み立ては簡単。ゴトクが1本歪んでいましたが細いステンレス棒なので力で曲げました。
価格が安いのであまり文句も言えませんしね。
多くの方が書かれていた火床のバリは私のニセグリルにはありませんでした。指でこすっても切れる感じはありません。
また、足が抜け易いとレビューがありますが、パンチされており足は簡単には抜けなさそうです。
と、ピコグリルの実物を見たことがないので比べられませんが、これはこれでアリかな?と言った感想。
気になるのは火床のステンレスが薄い(0.2ぐらい)ので強度はあまりないかもしれませんね。
ニセグリル火入れ
休日、庭でニセグリルに火入れをすることにしました。家で乾燥させている大きな薪を使って強度と使い心地の確認です。
組み立ては息子にしてもらいましたが、迷う事無く組み立てていました。
火床の下には100均で購入したステンレストレーを置いて灰受けにしました。
また、100均の足付き網の大きさがニセグリルにピッタリサイズだったの、肉を買ってきて焼いてみることにしました。
火入れは長男に任せました。ファイヤースターターを上手に使って火をつけます。
すぐに太い薪を投入しても良い感じで燃焼しました。
焚火は長男に任せて、私は自作ウッドガスストーブを使ってお湯を沸かしてみました。
自作の焚火ラックの高さも丁度良かったのかすぐにお湯が沸きました。
お湯が沸いたので、ラージメスティンで小籠包を蒸して子供たちに食べさせたり。
気がついたらニセグリルが良い感じで薪に火がついていたので肉を焼くことに。
スーパーで特売で売っていたアメリカ産の牛肉。安い肉も焚火で焼くと美味しくなるのは煙の魔法?それともやっぱり空腹が1番のスパイスなんでしょうかね。
網をしっかり加熱してステーキから焼いてみました。
凄くおいしそうに焼けています。油がニセグリルに沢山こぼれていますが、安い焚火台なので気になりません。
これがピコグリルだったら新品時に肉を焼くなんて事はしなかったでしょうね。
続いて焼肉。こちらも塩コショウで美味しく焼けました。
食後も引き続き焚火です。だいぶ火床に色がついてきましたね。2時間ぐらい焚火をしましたが崩れ落ちる事無く燃焼しています。
役目を終えたウッドガスストーブは、自作ランタンハンガーにぶら下げてトーチとしました。
焚火を2時間ぐらいした後のニセグリル。良い感じに焼き色はつきましたが破損はありません。
ただし、薄いステンレス板なので加熱による変形は見られます。これは本家ピコグリルでも見られる現象なのでこんなものでしょうね。
強度が気になる方は、8ヶ月で10回使った結果も参照してください。
ニセグリル まとめ
3,680円で買えることを考えるとお買い得と言えますね。クーポン使用で2,680円なので尚更です。
本家ピコグリルのあの値段はアイデア料だったりが含まれての価格ですので、致し方ないところはありますが、著作権なのお構いなしの中国が作製すると驚きの値段で購入することができます。
構造などはシンプルなので自作している方が多いのもうなずけます。が、中国製のニセグリルが2,680円で購入できることを考えると自作した方が高くなりそうな予感がするので今回は購入しました。
あとはどれだけの耐久性があるかどうかは実際にキャンプで使ってから検証する必要はありますです。
構造がシンプル+材料は一応ステンレスであればそれなりの耐久性はあると思いますけどね。
私がいつも使っている『コールマン ファイアースパイダー』は燃焼効率は悪いですが、頑丈で耐久性は一生ものではないかと思えるほどです。大きいのが少し欠点と言えば欠点ですかね。それに比べるとニセグリルは軽量なのでソロの時は便利かもですね。