キャンプの時、夏はそれほど気になりませんが秋から春にかけてのキャンプではアウターがテント内に散乱したり、脱いだアウターが何処にいったか探すことになることはありませんか?
我が家は5人家族なので、秋などのキャンプでは脱いだアウターでテント内が散乱してしまうので、妻から自作のリクエストがありました。
それが今回作製した「洋服ハンガー」です。
楽天市場などで3,000円ちょっとで販売されているんですが、キャンプに持っていくにはサイズが大きいので自作することにしました。
この記事の目次
キャンプ用洋服ハンガーを自作
洋服ハンガーの材料
洋服ハンガーの材料は以下の通り
- 垂木:30×40×1800 4本:912円
- 丸棒:15φ×900 3本:750円
- ダイソーすのこ 2枚:220円
その他、「木工用ドリルビット15φ」「電動ドリル」「のこぎり」「紙やすり」「塗料」などです。
今回購入したのは木材だけなので、1,882円で洋服ハンガーを作ることができました。
※垂木は1200mmにカットして使っています。
木材の加工
それでは早速、洋服ハンガーの加工をしていきます。加工と言っても穴を開けて、長さを合わせてカットするだけと簡単です。
上端から5cmのところに印をつけます。
15φのドリルビットで穴を開けます。この時曲がらないように注意が必要です。
今回は、木材と同じ大きさの15φで穴を空けたので、後ほど丸棒を削ることになりました。
穴開け完了。
地面に接地するところの穴は下から7.5cmになるように穴を開けました。
電動サンダーを使って表面を綺麗にします。紙やすりを使って手で磨いてもいいのですが、面積が多いと時間も労力も大量に必要なので、今後も木材加工をやる場合は電動サンダーを購入しましょう。
価格も3,000円ほどで購入できますよ。
やすりをかける前と後では圧倒的に手触りが違います。
洋服ハンガー仮組
サンダーである程度表面が綺麗になったので、仮組みしてみることにしました。
外に干してあった洗濯物を掛けてみた。良い感じです。
無垢のままでいいかなと思っていましたが、やはり屋外で使うものなので汚れてしまいました。
このままでは、すぐに痛んでしまうので塗装することにしました。
洋服ハンガーの塗装
毎度のことですが、屋外で使い物にはほとんど「オイルステンのSエボニーブラック」を使っています。汚れが目立たないのが1番の理由。
オイルステンが乾燥したら、仕上げに木工用ニスで仕上げます。
初めから着色されたニスを使えば、1回の塗装で完成させることもできますよ。
丸棒はニスだけで仕上げました。
ニスがしっかり乾燥したら、#1500の紙やすりで表面を磨きます。
この最終工程をする・しないで仕上がり後の肌触りに雲泥の差がでるので、塗装したら必ず仕上げ磨きを行いましょう。
洋服ハンガー完成
各パーツを組み立てていきます。
塗装したことで、穴に丸棒が通るか心配でしたが無事に通りました。
何とか明るいうちに完成させることが出来ました。
丸棒の長さが900mmと結構長いので沢山の洋服をかけることができます。キャンプに持って行くときは各パーツをばらすことができるので意外とコンパクトになります。
また、キャンプに持って行かないときは家で使うことができるので、作っても怒られないアイテムとなりますね。
折りたたみ洋服ハンガー自体は製品で購入してもそれほど高くありません。もしかしたら自作した方が高い可能性もありますが、自分が使いやすいサイズ(高さ)で作れるのが自作の楽しみですね。
今年は色々自作したので、早く実践(キャンプ)で使ってみたいとウズウズしていますが、恐らくキャンプは2月末か3月になってからになるんだろうなぁ~。