溶接でオシャレな棚が作れるか挑戦してみた
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先日、家族と家具を見に行きました。
そのとき、オシャレなアイアンシェルフが妻の目にとまりました。

「作れる?」

「えっ!たぶん・・・。」

作ることになりました。

この記事の目次

材料の選定

早速、次の休日ホームセンターに材料を購入しに行きました。

今回は丸鋼で作る予定なので、いつも行っているホームセンターではなく、鉄材が豊富にあるホームセンターまで足をのばしました。

棚の天板は杉の板材にしました。表示では3650mmとなっていますが、実際は4000mmあってちょっとビックリ。

安い板だけあって反りが酷かったですが、なんとかなるでしょう。

杉板値段 杉板

アイアンシェルフの骨組みは6mm丸鋼を溶接して作ることにしました。

5500mm、465円(税抜)と結構お手ごろ。

丸鋼値段

材料のカット

翌日、仕事の休憩時間に丸鋼を寸法通りに高速切断機でカットしました。

6mmなのでカットは簡単ですが、いつものアイアンラックに比べ点数が多いので時間がかかってしまいました。

材料のカット カット完了

今回はあまり参考にならないので、細かい設計図は省略します。

相変わらず手書きの適当な設計図ですけどね、いいんですDIYですから。

材料を溶接

カットした材料を次の休日に溶接することにしました。

まず、アイアンシェルフの横の部分を溶接していきます。

材料を並べる 溶接

コーナークランプを使って固定しているのでしっかりとした四角で溶接が可能。
溶接をするなら絶対持っておくべきアイテムの1つですよ。

相変わらず溶接はあれですが、個人で楽しむものですので細かい部分は気にしません。

会社で使っている200Vの溶接機だともう少し上手に溶接できるんですけどね。100Vだと私はこれが限界です。

初日はここまでこのままではぐらつきが大きすぎるので、筋交いを入れて強度アップを図ります。

仮組完了

アイアンシェルフに筋交いを入れたりしたのですが、肝心の写真を撮り忘れてしましました。

棚板の加工

棚板はホームセンターで120mmにカットしてもらったので、加工といってもやすりがけと塗装だけと簡単。

紙やすり#240⇒#300⇒400でやすりがけをしたら、オイルステインで塗装します。

オイルステイン塗装

ステインだけの塗装だと後々色落ちをしてしまうので、最後は木工用ニスで仕上げます。

ニスを塗る前に#400の紙やすりをかけるのを忘れないようにしましょう。塗料ののりが変わります。

木工用ニス ニス仕上げ

棚板のひっかけを作る

なんと言えばいいのかわかりませんが、棚板をアイアンに引っ掛ける金具を作製します。

本当は売っていたら簡単だったのですが、見つからないので自作することになりました・・・。

ホームセンターで色々金具を物色したのですが、丁度よいものが見つからなかったので「一文字小」を使って加工します。

一文字

1枚の一文字をカットして使うので、カット部と曲げる場所、穴を空ける場所にマークをし、穴を空ける場所はポンチしておきます。

一文字を半分にカットして、ドリルを使って穴を開けていきます。

開けた穴は2サイズほど大きなドリルで少し加工します。これで釘の頭のでっぱりが随分と減ります。

穴あけ 加工

シャコマンに一文字をセットして、ハンマーでたたいて加工します。

丁度シャコマンのサイズが6mmだったので助かりました。

シャコマンにはさむ シャコマンで加工

一文字がカット⇒加工⇒塗装によって下の写真のように変貌しました。なんとなく使えそうな予感がします。

塗装

棚板に取り付け

早速、元一文字を加工した金具を棚板に取り付けてみました。

若干のゆがみはあるものの、いい感じに棚板の取り掛かりが完成。

後はアイアンシェルフに塗装をして棚板をのせたら完成です。

アイアンシェルフ完成

アイアンシェルフはマッドブラック⇒クリア塗装を行い、後日棚板をのせてみました。

杉板の反りのせいでぴったりはまりませんでしたが、おおむねイメージどおりのアイアンシェルフが完成。

サイズも妻の要望どおりに出来たので、設置場所にぴったりはまりました。筋交い1本ですが横揺れには強いです、前後の揺れには若干弱い印象です。
アイアンシェルフ完成

遠目から見ると結構いい感じに仕上がったと思います。

近くで見ると粗が目立ちますが、こんなオシャレなアイアンシェルフだって100Vの格安溶接機で作ることが出来ちゃいました。

材料費も5,000円程度(殆ど天板代)と安く抑えることが出来ました。

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