あまりキャンプに行くことが出来ないので、こんな時はキャンプ用品のメンテナンスや買い足しなんかをしているへっぽこです。
今回はキャンプで大活躍間違いなしのナイフ「モーラナイフ」を黒錆加工してみたので、その時の様子を詳しく解説します。「モーラナイフ」は価格も手頃で使い勝手の良いナイフとして有名なナイフです。
キャンプで使うナイフの購入を考えている方は「オピネル」や「モーラナイフ」と言った実績のあるナイフを購入しましょう。価格と使い勝手のバランスの良いナイフですので、初めの1本にはピッタリです。
「モーラナイフ」を購入するなら、バトニングも出来る【モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティー】がお勧めです。今回黒錆加工しているナイフも【モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティー】です。
価格は2,640円とお買い得感があります。
ここで注意点、モーラナイフにはステンレスとカーボンスチールがありますが、黒錆加工が出来るのはカーボンスチール製のナイフですので、間違わないようにしましょう。
この記事の目次
黒錆加工に必要なもの
まずはじめに黒錆加工に必要なアイテムを紹介。家庭にあるもので簡単に黒錆加工が出来ちゃいます。
無い場合は、スーパーや100円ショップで購入しましょう。
黒錆加工に必要な物は、
- 紅茶
- 酢
以上です。台所を探せば見つかりそうなアイテムですね。
黒錆加工をしてみよう
材用の紅茶と酢の準備が出来たら、黒錆加工してみましょう。
今回は、以前黒錆加工した「オピネル」のナイフの切れ味が悪くなってきたので、刃を研いで再度、黒錆加工も一緒に行います。
モーラナイフは箱出しでも十分切れるナイフですが、もう少し切れ味をよくする為に刃を研ぎます。
使う砥石は#6000で軽く仕上げる感じですね(自己流)。
刃を研いでいる間に紅茶を煮出します。
300mlの水に紅茶パック4~5個ぐらい使って濃い紅茶を作るのが成功の秘訣です。
紅茶を煮出している間に、モーラナイフの研ぎも完成。一応、紙を切れるので切れ味は上々かな?
刃研ぎ、紅茶の煮出しが終わったらモーラナイフの刃がしっかり漬かる程度の深さのあるグラスやカップを用意しましょう。ペットボトルをカットしても良いと思います。
準備したグラスやカップに、先ほどに出した紅茶と酢を7:3の割合でグラスに注ぎましょう。
結構、強烈な臭いがするので喚起に注意!!
準備できた溶液(紅茶7:酢3)にナイフを漬けます。
溶液にナイフを漬けると数分で細かな泡が発生してきます。鉄と反応している証拠です。
2時間ぐらいすると、溶液が泡も多く、どす黒くなってくるので黒錆加工もそろそろ終了です。
少しナイフを持ち上げて黒錆の状態を確認してOKならナイフを取り出し、流水でしっかりすすぎましょう。
光の加減でモーラナイフはあまり黒くなっていないように見えますが、しっかり黒錆が付いて黒くなっています。
いい感じの黒錆が付いています。
このままでの赤錆の発生を抑えることはできますが、完璧ではないので、水気がなくなったら油を薄く塗りましょう。
私はナイフやナタなどの刃物には「刃物椿」と言う椿油を薄く塗っています。椿油を塗ると本当に赤錆の発生を抑えてくれるので安心の椿油です。
モーラナイフに椿油を塗ったら黒光りして、かっこよくなりました。
早くキャンプで使いたくでウズウズしてきました。12月もしくは1月に子供と父子キャンプにでも行こうかな?
黒錆加工まとめ
どうでした?黒錆加工簡単でしょ。家庭にある材料だけで加工することができるので、鉄製品には効果的なので、ナイフに限らず錆させたくない鉄製品に黒錆加工してみましょう。
私は、鉄板やナタなども黒錆加工しています。
ビーパルの付録だった「sho's」の鉄板も黒錆加工しましたが、劇的に変化しませんでしたが赤錆の発生は抑えられているので効果ありです。ただ、コレは使って育てたほうが楽しみがいがありそうですけどね。
皆さんも、黒錆加工をドンドン活用して、憎い赤錆を抑制しましょう。