酷暑を抜け出せ!丸沼高原オートキャンプ場へ3泊4日の旅路
スポンサーリンク

 

6月から続く酷暑、流石に身も心も疲れ切ってきた8月、有給と休日を合わせ3泊4日で涼を求めて『丸沼高原オートキャンプ場』に行ってきました。

標高1500mの丸沼高原オートキャンプ場の様子と周辺情報を紹介。

この記事の目次

丸沼高原オートキャンプ場の基本情報

最初に丸沼高原オートキャンプ場の基本情報。

住所 〒378-0414 群馬県利根郡片品村東小川4658-58
電話番号 0278-58-2211
キャンプ場開設 5月26日(土)〜10月28日(土)
チェックイン 13:00~(但し、追加2,000円で10:00~チェックイン可能)
チェックアウト 12:00(但し、追加2,000円で17:00まで可能)
シャワー あり(24時間利用可)。無料。
ランドリー 2台あり(無料利用OKだけど乾燥機は無)
公式HP  丸沼高原オートキャンプ場

温水が出るシャワーが24時間無料で利用できます(男女各1台)。
しかし宿泊者は温泉入浴券を配布されるので、あまり利用されている方はいませんでした。

ランドリーも2台(乾燥機なし)、無料で利用できますからお子さんが服を汚したらすぐに洗濯できるので安心。
但し、乾燥機が無いのでテントサイトに洗濯物を干す必要があります。

キャンプ場宿泊料金

サイト・シーズンによって変動します。サイト利用料金+施設利用料がかかります。

フリーサイト1泊1台 3,000円〜5,500円
電源付サイト1泊1台 4,000円〜6,500円
アーリーチェックイン 10:00から
※フリーサイトのみ
追加料金 2,000円
レイトチェックアウト 17:00まで
※フリーサイトのみ
追加料金 2,000円

※入場料(1泊1名様):大人1,000円 小学生500円(未就学児は無料)

但し、温泉入浴料込み(大人700円 小学生500円)が含まれているので宿泊料金は安い部類に入ります。温泉も施設閉館後にキャンプ場利用者に開放しているので、混雑もなく快適に入浴できます。

丸沼高原オートキャンプ場の設備紹介

キャンプ場の受け付けは画像右下の「シャレ―丸沼」で行います。
温泉はロープウェイ山麓駅のある「センターステーション」にあります。

施設マップ
それでは、細かく見ていきましょう。

キャンプ場の受付を行う「シャレー丸沼」、コテージとなっています。

シャレ―丸沼

私はアーリーチェックインするため9:30頃に到着しましたが、続々キャンパーが到着して10:00には行列ができ、受付の方が驚いていました。

少しでもいい場所にテントを張ろうと考える場合は、早めに到着して並ぶのが鉄則。

続いてキャンプ場の中心部「とんふぁん」。
ここにはトイレとシャワールーム・洗濯機が設置してあります。
昨年までは「とんふぁん」にしかトイレが無かったので、この周りにテントを張ろうと争奪戦が繰り広げられましたが、今年から上部にもトイレが設置されたことから少し混雑が緩和しました。

「とんふぁん」のシャワールーム、男子・女子共に1基設置してあります。
札で使っている旨を伝える方式となっています。

シャワールーム

無料で使える洗濯機。
どちらも年季が入っていますが、無料で利用できるのはありがたい。

洗濯機

続いてトイレ。
掃除が行き届いていて大変綺麗なトイレでした。
男性用トイレですが、個室が6個あるので朝の混雑時もそれほど待つことはありません。

トイレ トイレ

「とんふぁん」前の炊事場、掃除が行き届いて大変清潔に保たれています。
丸沼高原オートキャンプ場の炊事場は夏でもお湯が出るので油汚れも簡単落とせます。

炊事場 炊事場

野生動物が多く生息している場所なので、頑丈な金網に囲まれています。
毎朝、ごみの回収があるので匂いもなく清潔。

しっかり分別して捨てましょう。

ゴミステーション

炊事場の隣には子供たちが遊べる見晴台が設置されています。お母さんの洗い物時は子供たちはここで遊んでいます。

ミニアスレチック 自動販売機

炊事場には他にも自動販売機が設置されていますが、お値段は高め。500mlのペットボトルは200円、缶ジュースは160円となっているので、出来るだけ飲み物は用意しておきましょう。

近くにはコンビニやスーパーはありません、10km以上山を下らないとないので食材もキャンプ場に着く前に準備しておきましょう。

続いて、上段の施設を見ていきましょう。

上部、炊事場

2018年に新しく設置された炊事場とトイレ。どちらも建物内に設置してあり、まだ新しいので木の香りがしました。

写真撮影だけで細かく見なかったので、お湯が出るかどうか確認を忘れました。

サイト紹介

電源サイト・常設サイトとフリーサイトからなる丸沼高原オートキャンプ場。

比較的平らな所は電源サイトとなっていますが、区画がある為あまりのびのびキャンプを楽しめないかもしれません。

常設テントはコールマンのテントは張ってありました。

電源サイト

「とんふぁん」周りはライバルも多く少し傾斜があるサイトが多め。

キャンプ場上部まで足の延ばせば平らで展望の開けたサイトがあります。

上ののサイトは「とんふぁん」までは少し距離がありますが、展望は最高。綺麗な夕日を見る事ができるサイトとなっています。

上部の炊事場の方が近いですが、毎回この坂を上ることになります。

私ははじめこの場所にテントを張ろうと考えましたが、幼稚園児がいる事、土日は混雑して車の出入りが増える事を考慮して今回は展望より、便利さを優先してサイトを選びました。

では、へっぽこ家のキャンプの様子をお伝えします。

丸沼高原オートキャンプ場、初日の様子

我が家は早朝5時家を出て、丸沼高原オートキャンプ場を目指しました。カーナビの案内だと10時前に到着予定となっていたので、5時間の長丁場を覚悟していたのですが、平日の金曜日と言う事もあり関越は渋滞もなく到着は9時とアーリーチェックインの10時に余裕で間に合いました。

9時40分に受付に並び、9時50分定刻より少し早く受付がはじまりました。

受付後、早速サイト選び、丸沼高原オートキャンプ場はフリーサイトになっているのでいい場所は早い者勝ちなので良いところを求めさまよいます。

テント設営

先ほどの写真の場所が最も良かったのですが、今回は下の地図の〇の部分に決定。

キャンプ場エリア

「とんふぁん」を少し下った場所になるので、展望は良くないですがトイレ・炊事場が近く風の影響も少ない好立地でした。

早速、鹿の糞がないか確認して大きな石もこの時取り除きます。(野生の鹿が多く生息しているのでサイト内は結構糞が落ちていますのでテントを張る前に必ずチェックしましょう。)

試し張り1回のカバボコテント2を広げ、ポールを通して・・・・。

テントサイト テントサイト

タープを張って、大人2人と小学5年生の3人で30分ぐらいでここまで完了。
カマボコテント2は設置が大変簡単なので人気なのがわかります。

カマボコテント2 カマボコテント2

テーブルを出したり、棚を設置したり、椅子を並べたり何だかんだで1時間近くかかって設置完了。標高が高い(1500m)のでそれほど汗をかくことなく終わってよかった。

カマボコテント2設置完了

軽く腹ごしらえをしようと、お湯を沸かしてカップラーメンを食べたら「ツリーアドベンチャー」に挑戦です。

 

 

「ツリーアドベンチャー」を終えてテントに戻って気温を確認したら30.3℃もある。でも、湿度が少ないので見た目以上に過ごしやすいです…

テント内部温度

温度計の隣に移っているのは、禁煙用に購入した「Vape(電子タバコ)」、木目が気に入って購入しました。禁煙のほうは・・・。頑張ります。

そして棚は、丸鋼を使って作ったアイアンラック。やっぱり丸鋼の方が見た目がいいですね。作成工程は今後記事にする予定です。

少し休憩後、子供たちが1番楽しみにしていた「サマーリュージュ」をやりました。

サマーリュージュ サマーリュージュ

高低差80m、全長800m、最高速度40km/hの乗り物。
小学生以上は1人で乗れ1回500円、未就学児は大人とタンデムで1回800円と結構いい値段。「シャレー丸沼」では3,500円分のチケットが3,000円で販売されているので何回も乗る場合はそちらを購入した方がお得です。

我が家は何だかんだで2回チケットを購入しちゃいました。

キャンプ場の利用料金は良心的ですが、「ツリーアドベンチャー」や「サマーリュージュ」で結構なお金を使うので・・・。子供たちが楽しんでいるのでいいんですけどね。

さて、明日は白根山登山を控えているので早めに夕食の準備に取り掛かります。

初日の夕食

ダッチオーブンでじゃがバターの準備をしながらスキレットでローストビーフを作ります。
その横で、ホットサンドを作ってみました。

じゃがバター じゃがバター

ローストビーフも中はピンク色で大成功。

ローストビーフ ローストビーフ

初日の夕食は焚き火だけで作ることができました。じゃがバターはもう少し時間がかかりそうだったので、入浴後に頂くことに。

キャンプの夕食

入浴後、じゃがバターを食べてキャンプ恒例の花火を楽しんだら就寝です。

花火 只今の気温

子供達が寝る頃には気温も16.6℃と少し肌寒いですが、シェラフで寝るには丁度良い気温だと思います。

夜は満天の星を楽しみました。久しぶりに見る天の川はとっても綺麗でした。

満天の星 満天の星

テントと星空のコラボ。星空を眺めていると気持ちが落ち着きます。

テントと星空

丸沼高原オートキャンプ場、2日目白根山登山

翌朝、夜中は若干寒く感じましたがぐっすり眠って目覚めたのは4時。ちょっとキャンプ場内を散策しました。

丸沼高原オートキャンプ場 丸沼高原オートキャンプ場

まだ、多くの方が眠りについているのかとっても静か、空は快晴となっているので絶好の登山日和です。
テントに戻って、朝食を作ることにしましょう。

時間を見ようと温度計を見ると気温は13.9℃、どうりで寒いわけです。

8月4日の気温

暖かいコーヒーを飲みながら朝食をサクッと作りました。
作ったと言っても暖めたり、焼いたりするだけの簡単なものにしました。

キャンプでの朝食

白根山登山

朝食後は7:30から動き出すロープウェイの時間までゆっくりしました。それにしても寒いぐらいですごしやすい。

土曜日と言うこともあり、駐車場には白根山登山の方が多くみられます、幼稚園児がいるので迷惑にならないといいんだけど。

ロープウェイ ロープウェイ

快晴の中、遠くに白根山が見えています。直線で上ればたいした距離ではないですが1度右側に回りこんでから登るので往復で7kmぐらいなので、登山未経験の下2人の脚力が心配。

白根山

途中までは散策コースもあり、なだらかな森林帯を歩きます。

白根山登山 白根山登山

ここから長い階段が始まります。ここからが白根山登山の始まりです。

白根山登山

森林限界到着、ここから一気に標高を上げていきます。まだまだ元気な子供たち。
ここからガレ場が続くので子供たちから目が離せません。

森林限界 森林限界

※森林限界直前の岩の裂け目の中に「ひかりごけ」があるので是非、みつけてください。

細かい砂利が多く、足を取られながらも10時過ぎには無事に山頂にたどり着きました。
約2時間での登頂と、なんだかんだがんばった子供たちです。

白根山頂上 白根山頂上

山頂からの眺めはこの時期にしては最高の眺めとなりました。多少霞がかかっていますが360℃見渡せます。

山頂からの眺め 山頂からの眺め 山頂からの眺め 山頂からの眺め

お腹がすいた子供たちには「うまかっちゃん」でおやつとなりました。

うまかっちゃん

全部で6リットルの飲み物を持ってきていたので、ドンドン使って帰りは軽くしたかったので助かりました。

12時前には無事に下山できました。

無事下山

登山から帰った子供たちは「サマーリュージュ」へと消えていきました・・・。

私は街まで下り、食材の補充を兼ねて氷と飲み物を大量に購入しに行きました。

2日目の夕食

買い物から帰ったら、夕食の準備。焚き火でサイコロステーキを焼きながらカレーを作ります。

焚き火でステーキ 8/4の夕食

食後のデザートは、さっき道の駅で買ってきた「とうもろこし」。

皮ごと焚き火にかけて、蒸し焼きにします。
しっかり皮を焦がすぐらい焼かないと、半生状態になってしまうので注意が必要。

焼きもろこし 焼きもろこし

しっかり蒸されたとうもろこしは、まさにデザート甘くとろける食感であっという間に子供たちがたいらげました。
大人はおこぼれを少々食べることができました。

焼きもろこし 焼きもろこし

焚き火がおきになったら恒例の焼きマシュマロ。次男は登山で疲れたのか、とうもろこしを食べたら数秒で眠ってしまいました。

焼きマシュマロ 焼きマシュマロ

食後、長男と星空観測に出かけました。と言っても徒歩3分の高台です。

土曜日と言う事もあって、多くのキャンパーのテントが煌びやかに輝いています。

テントサイトと星空

この時、UFO(未確認飛行物体)を目撃。白く点滅しながら変な動きをしていたので、飛行機や人工衛星の見間違いではないと思いますが、それを見た長男が怖くなってしまった為テントに帰ってしまいました。

満天の星空 満天の星空

それ以降は変なものは見えず、流れ星を見つけたりゆっくり時間が流れていきました。

丸沼高原オートキャンプ場、3日目日光湯元散策

3日目は、子供のリクエストで丸沼。そして日光湯元散策をすることに。

朝食は昨夜の残りのカレーとホットサンド。

3日目の朝食

私が使っているホットサンドメーカーは【燕三条製】 TSBBQ ホットサンドメーカー。
食パンの耳の部分が潰されて焼けるので、食べている途中で中身がこぼれなくて好評。
焼印は「TSBBQ Try! Stylish BBQ」となかなかオシャレ。

食後は少しまったりタイム。生活感ありありのサイトとなっていますね。

テントでまったり

丸沼へ

丸沼高原オートキャンプ場の名前にある「丸沼」へ、車で15分ぐらいで到着。

綺麗な湖で、多くの方が木陰で寛いでいました。

丸沼

綺麗な水がコンコンと湧いていました。触ると驚く程の冷たさで30秒も手をつけられないほどでした。

丸沼の湧き水

子供たちはあまり楽しめなかったようで、日光湯元に行くことに。

日光湯元へ

丸沼を後にして金精峠を越え奥日光湯元へ。

ビジターセンターで情報を仕入れ、湯の湖を散策後、日光湯元キャンプ場を偵察して源泉へ。

日光湯元源泉

コンコンと温泉が湧いています。
手を入れると「丸沼」とは大違いで驚く程熱い温泉でした・・・。

奥日光温泉源泉

日光湯元と言えば「温泉寺」。
本物のお寺ですが、大人500円・子供300円で温泉に入浴できます。

温泉寺

私も長男と次男の3人で入りましたが、小さなお子さんは注意が必要です。
温泉が劇的に熱いのです。水でうめていいのですが、いくら水でうめても熱い!

しかも、深いので小さな子供が1人で入るには危険がある温泉ですが、日光湯元に足を運んだ際は是非入浴しましょう。熱い以外は風情のある温泉です。入浴利用者の数もそれほど多くないですよ。

温泉成分

  • 泉質:含む石膏土類硫化水素泉
  • 湯量:1日あたり50石、約9㎥
  • 泉温:約68℃(熱い訳ですね)

さて、温泉も楽しめたことだしキャンプ場へ帰ることにしました。

3日目の夕食

キャンプ場に帰ってきたら、子供たちはやっぱり「サマーリュージュ」へ・・・。やっぱり楽しいですからね。

サマーリュージュ

夕食は長男のリクエストでポトフと焼肉。
ポトフは野菜を切ってダッチオーブンに入れておけば勝手に出来上がるのでお手軽。が、しかし、肝心のコンソメを忘れる痛恨のミス!急遽、ケチャップで味付けしてトマト風スープに仕立てました。

ポトフ作り

丸沼高原オートキャンプ場での最後の夕食は牛肉たっぷりの焼肉とトマト風ポトフとなりました。

3日目の夕食

夕食後は、子供3人揃っての花火で締めくくりました。
山の向こうで雷が光っていたので、ちょっと心配しましたが山を越えることが出来なかったのか雨に降られることなく花火を終えました。

花火

※丸沼高原オートキャンプ場では、テントサイトで花火は出来ません。専用スペースで手持ち花火のみができます。

丸沼高原オートキャンプ場、4日目日撤収

朝からどんより曇り空のキャンプ場。

最終日は残っている食材を使って簡単に済ませました。

最終日の朝食

雲行きが怪しいので、朝食後すぐにテントやシェラフを乾かし撤収に取り掛かります。

子供たちも手伝ってくれ、素早く撤収し最後に椅子を車にしまえば撤収完了となる時に空から雨が落ちてきました。
タイミング的にはテントもしっかり乾かせたのでグッドタイミングでの降雨となりました。

帰りに日光東照宮によって家路に着きました。

日光東照宮

丸沼高原オートキャンプ場を利用した感想

丸沼高原オートキャンプ場は高規格キャンプ場とは言えないかもしれませんが、炊事場やトイレは掃除が行き届いてて大変綺麗で気持ちよく使えました。

また、炊事場ではお湯が常時使えるは女性には嬉しい設備ですね。

利用料金はハイシーズンや土日は安いとは言えませんが、温泉入浴料金も含まれているのでお手ごろ価格だと思います。

テントサイトは傾斜地が多いので快適に眠る為のサイト選びは慎重に行いたいので、アーリーチェックインは必須かなと思います。

我が家が丸沼高原オートキャンプ場をリピートする確立は100%。特に夏場は涼を求めて毎年訪れたいキャンプ場となりました。

おすすめの記事