まだ寒い3月、今年1回目のキャンプに「長瀞オートキャンプ場」に2泊3日で遊びに行ってきました。
キャンプ場の様子と周辺情報を紹介。
この記事の目次
長瀞オートキャンプ場の基本情報
まず初めに長瀞オートキャンプ場の基本情報。
住所 | 〒369-1312 埼玉県秩父郡長瀞町大字井戸559-1 |
電話番号 | 0494-66-0640 |
キャンプ場開設 | 3月1日~11月30日 |
チェックイン | 12:00~17:00 |
チェックアウト | 8:30~11:00 |
シャワー | あり(24時間利用可)。無料。 |
ランドリー | 2台あり(乾燥機も無料利用OK) |
公式HP | 長瀞オートキャンプ場 |
温水が出るシャワーが24時間無料で利用できます。
ランドリーも2台(乾燥機あり)、無料で利用できますからお子さんが服を汚したらすぐに洗濯できるので安心。
但し、2台と数が少ないのでキャンプのハイシーズンは混雑が予想されます。
キャンプ場宿泊料金
サイト・シーズンによって変動します。サイト利用料金+施設利用料がかかります。
ビューサイト | 1,500円~6,000円 |
プレミアムサイト | 2,000円~13,000円 |
青空サイト | 1,000~15,000円 |
ハンモックサイト | 1,000~4,500円 |
星空サイト | 1,000~4,000円 |
森のサイト | 1,000~4,500円 |
※施設利用料:大人500円 子供300円(未就学児は無料)
どのサイトもソロサイトが用意され価格も1,000円からとリーズナブルですのでソロでも利用されている方が多くいました。
またプレミアムサイトにはガールズサイトと言う女性限定サイトがあり2,000円で利用できます。
長瀞オートキャンプ場の設備紹介
長瀞オートキャンプ場は広いです。炊事場やトイレが点在しているので利用者が多い場合もバラけるのでそれほど混雑しません。
長瀞オートキャンプ場の受付。
中には色々なキャンプ道具の販売とレンタルがあるので、忘れ物をしても安心です。
受け付けの道路の向かい側には「SMOKING AREA」があります。
このあたりはFreeWiFiがあるのでスマホ等を利用されている方がいました。
シャワールーム。
受付を出て右側のコテージエリアにあります。
内部は8つのシャワールームがあります。
掃除も行き届いているので大変綺麗に保たれています。
シャワールームにはドライヤーも設置されているので寒い日のシャワーでも安心。
また、2台ある洗濯機は無料で利用できるのことに驚きです。
各地に点在している流し、コチラも大変清潔に保たれています。
「灰捨て場」も併設されています。
トイレは10箇所もあります。
全てが洋式ではなく和式もありますが、和式は人気がないようでガラガラですので我慢できないときは和式にダッシュ。
貸し冷蔵庫やドトールのカフェまであります。
寒い朝100円で暖かいコーヒーがすぐ飲めるのはありがたい。私は3日目の朝、間違ってコールドを購入してしまい余計寒くなるという失態をしましたので購入する際は間違わないように気をつけてください。
お子さんには簡単なアスレチックもあります。
アスレチック併設のトイレは近未来的な外観、もちろん洋式でした。
アスレチックの脇に「えほんのへや」がありました。
えほんの数は多くありませんでしたが、雨の日には重宝しそうです。
サイト紹介
長瀞オートキャンプ場には、荒川沿いや木立の中など6種類の計67サイトあります。
それぞれ特徴のあるサイトになっていますが、1番人気は荒川を見下ろす「ビューサイト」となっています。
- ビューサイト(全21サイト)
1番人気のサイトで私が訪れた土曜日は満員御礼となっていました。
サイトスペースも余裕があり、大きなテントでも余裕で張れそうです。
- プレミアムサイト(全6サイト)
広く、他としっかり区切られているのでプライベート感がしっかりしたサイトとなっています。
- ガールズサイト
女性限定サイトなので女性1人でも安心。料金も2,000円とリーズナブルなのが嬉しい。
- 青空サイト(全9サイト)
開放感があり、広々しています。春は気持ちがいい朝日があたって良さそうでした。夏は暑いかも。
- ハンモックサイト(全7サイト/ハンモック付き)
木で区画されたサイトでサイトの真ん中に木があるのでレイアウトに苦労しそうですが縦長レイアウトなら余裕がある広さとなっています。
- 星空サイト(全8サイト)
青空サイトとロケーション的にはあまり変化が無いような気もしますが、夜になると明かりがないので綺麗に星が見えるサイトなのかな。
- 森のサイト(全13サイト)
私が利用したエリア、森となっていますがどちらかというと林です。
3月の利用時は葉が落ちてしまっているので星空サイトと変わり映えしませんでした。夏は少し涼しいかも。
さてさてキャンプ場の紹介で大部分を使ってしましましたが、私たちのキャンプの様子も紹介。
長瀞オートキャンプ場、初日の様子
テント設営
我が家には「森のサイトのM-1」が割り当てられました。
細長いサイトで奥は区切りが無いのでどこまでいっていいか分からないサイトでした。
横長のサイトでしたが何とかテント設営完成。
我が家で使っているテントはコールマンの「コネクティングドームシステム」もう廃盤商品なので見かけることが少ないテント。去年からファミキャンデビューしたので続くかどうか不安もあり新品をヤフオクで購入したので安く購入できました。
実際使ってみると、小さな子供がいる家庭には申し分ないテントだと思います。ただし欠点もあり直線的はレイアウトが出来ない。そのためどうしてもL型レイアウトとなるのですが、今回のように横長のサイトだと使い勝手の悪いテントとなってしまいます。
キッチンスペースとリビングスペースです。
コールマンのツーバーナーは再塗装して、ブラックとアイボリーで仕上げ落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
塗装は耐熱塗料を使わなかったのですが、カレー・炊飯とう長い時間調理しましたが全く問題なかったので高い耐熱塗料を使わなくても大丈夫だと思います(自己責任でお願いします)。
リビングスペースは今回初めて自作したアイアンラックをメインテーブルにしてのロースタイル。
ロースタイル用のチェアが足りず、急遽アイアンラックでローチェア風にして下の子供2人を座らせました。
私の城、焚き火スペース
自作アイアンラックと自作焚き火ハンガーを配置して準備万端。
いつでも焚き火を開始できる状態、焚き火ハンガーのおかげで快適な焚き火スペースの確保ができました。
ハンモックスタンドの設置
ハンモックスタンドも自作しました。
スタンドが分割できないタイプの為、車への積み込みに苦労したので改良の余地はありすが、キャンプでやるハンモックは格別。
子供たちに占領されて私は利用できませんでしたが・・・。
長瀞岩畳まで徒歩圏内
長瀞の観光名所「岩畳」まで徒歩で20分程度でアクセスできる好立地。桜並木もあるのでシーズンは桜を見ながら岩畳まで散歩するのも楽しみの1つですね。距離は1.6kmぐらいです。
岩畳散策の後はラインくだりで火照った身体をリフレッシュできます。
キャンプ場での夕食
長瀞散策も終わったのでキャンプ場に戻っての夕食作り。
初日の夕食はダッチオーブンでポトフとスキレットでステーキを焼きました。
焚き火ハンガーのおかげで同時に調理でき、調理時間の短縮ができました。
夕食後、子供たちはダウンを着用しての花火を楽しんでいます。
その間に、私はスクリーンテント内に焚き火台を移動して寒さ対策を実施、3月下旬とはいえ秩父は冷え込みます。氷点下にはなりませんでしたが2~3℃程度までは冷え込みます。
スクリーンテント内で使うのは「オガ備長炭」、無煙・無臭が売りのオガクズを固めた備長炭なのでスクリーンテント内で使うには丁度良い感じです(しっかり通気口の確保をしてください)。
コールマンの焚き火テーブルも設置して春の夜長を楽しみます。
子供たちは「焼きマシュマロ」、私は「三岳」のお湯割りでゆっくり夜をたのしみました。
長瀞オートキャンプ場2日目の様子
夜中はしっかり冷え込んだ長瀞オートキャンプ場、気温のチェックはしていませんが、夏用のシェラフだったら耐えられない寒さだったと思います。
今日は「宝登山」と「橋立鍾乳洞」に遊びに行くので、朝のうちに今夜の夕食ナンカレー用のナンの生地を娘が準備。
初めての生地作りもキャンプ場なら楽しみながらできるようで、上手に生地が出来上がりました。
この生地はクーラーボックスに入れてじっくり熟成と発酵を待ちます。その間に「宝登山」と「橋立鍾乳洞」に遊びに行って来ます。
宝登山
宝登山にはロープウェイで登りました(登山道もありますが時間短縮のため)。
天気は快晴、タイミングよく梅が満開で山並みと青い空と梅のピンクと白のコントラストが最高でした。
宝登山には動物園もあり、ヤギやサルにエサをあげることができるので子供たちは大満足の様子、大人からすれば少し物足りない動物園でしたが子供達の喜ぶ顔を見れれば大満足。
宝登山は梅と動物園以外は特に見所もないので、「橋立鍾乳洞」へ行くことに。
橋立鍾乳洞
「橋立鍾乳洞」は長瀞から15kmほど離れた浦山口駅の先にあります。車で30分ぐらい。
鍾乳洞内の写真撮影は禁止。
洞内は狭く、なかなか見所のアル鍾乳洞です。
料金は大人200円、子供100円と良心的。
鍾乳洞から出たら牧場ソフトクリームを楽しみました。
2日目のキャンプ場ご飯作り
15時ごろにキャンプ場に戻り、夕食作り。
私は家で作ってきた「きこりのロウソク」に火をつけ、お湯を沸かしてみました。
娘はお母さんと一緒にカレー作り。
上手に野菜を切って、美味しそうなキーマカレーの完成。
長男は焚き火と悪戦苦闘、「きこりのロウソク」が中心だけ燃えて無残な姿になっています。
私はナンの生地を分割して焚き火が復活するのを待ちます。
スキレットが十分温まったのを確認したら、ナン用の生地を薄く伸ばし焼いていきます。
焼いては子供たちに食べられ、また焼くを繰り返すうちに8枚分あった生地もなくなり、私の分のナンも無くなっていました。
しかたがないので、クーラーボックスに残っていた豚とにんにくの芽を炒めてみました。
夕食後は前日同様、花火を楽しみ、焼きマシュマロと「三岳」を楽しみながら夜が更けていきました。
なんだかんだと慌しく過ぎた2泊3日でしたが、長瀞オートキャンプ場はアクセスもよく近くに岩畳もあり、ちょっと足を伸ばせば観光名所が沢山あるので、楽しめるキャンプ場です。
4月には秩父の羊が丘公園で見ごろを迎える「芝さくら」もあるし、登山を楽しめる山も点在しています。
アクティブに楽しみたいキャンパー向けのリッチにあるオートキャンプ場だと思います。
また、秩父でキャンプをする際は候補に入るキャンプ場ですが、時期によっては最悪なキャンプ場になることもあるようです。
悪い口コミが多く見られる時期はやはり夏、都心からアクセスが良い為、あまりキャンプに慣れていない若者が大騒ぎすることもあるようです。
私たちが訪れた3月は静かでとても環境の良いおすすめできるキャンプ場でした。
最後に自作アイアンラックとキャンプアイテムの記念写真を撮影してキャンプ場を後にしました。