2020年初キャンプは、家から近い千葉県房総の「ReCamp勝浦」に行ってきました。
このブログを開設してから初の千葉県のキャンプ場となります。
昔は数多く千葉県のキャンプ場を訪問していましたが、子供が生まれてから初めての千葉キャンプ&初の千葉オートキャンプ。
近すぎて敬遠していましたが、自宅から1時間ほどの「ReCamp勝浦」とは、こんなキャンプ場でした。
この記事の目次
ReCamp勝浦の基本情報
ReCamp勝浦は、オートキャンプサイトエリア(芝生サイト・ハンモックサイト・林間サイト・ドッグサイト・焚火サイト)・コテージエリア(トレーラー・キャビン)に別れています。
住所 | 〒299-5226 千葉県勝浦市串浜1830 |
電話番号(予約) | なし(キャンプ場情報サイト「なっぷ」からのみ予約可能) |
キャンプ場開設 | 通年(定休日なし) |
チェックイン | 13:00~17:00 |
チェックアウト | 8:00~11:00 |
風呂 | 無料(キャンプ場利用料金に含む) |
売店営業時間 | 8:00~ |
公式HP | 株式会社ReCamp |
公式なアーリーチェックイン・レイトチェックアウトの記載はありませんが、予約状況によっては少しぐらいであれば対応してくれるようなので、予約時に確認を取るなどしてみましょう。
ReCamp勝浦の宿泊料金
キャンプ場にはコテージもあります。料金は変更になっている場合もあるので利用前に必ずなっぷで確認しましょう。
宿泊タイプ | 人数 | 価格 |
2ファミリーOK!焚き火サイト | 8名 | ¥10,000~ |
ハンモックサイト | 5名 | ¥7,000~ |
芝生サイト | 5名 | ¥4,000~ |
AC芝生サイト | 5名 | ¥5,000~ |
林間サイト | 5名 | ¥4,000~ |
AC林間サイト | 5名 | ¥6,000~ |
AC芝生サイトダブル | 10名 | ¥10,000~ |
ドッグサイト | 5名 | ¥5,000~ |
ドッグトレーラー | 4名 | ¥14,000円~ |
芝生サイトつきキャビンSクワトロ | 12名 | ¥35,000円~ |
キャビンS | 3名 | ¥8,000~ |
キャビンMフォレスト冷暖房付き | 4名 | ¥12,000円~ |
※料金はシーズンにより変動しますので、必ず予約時に「なっぷ」で確認しましょう。
※1サイトにつき1~2台まで駐車スペースが設けられていますが、駐車スペース以上の台数ご利用の場合は、第2駐車場を無料で利用することができます。
我が家は自宅から1時間ちょっとのキャンプ場だと言う事もあり、今回は2台の車でのびのび移動を試みました。本当に第2駐車場に駐車する場合は料金無料でした。利用している方が結構多いのに驚きました。
キャンプサイト・コテージ共に種類が多いので予約時にはしっかりリサーチしましょう。後ほど書きますが、サイトによっては思っているより狭いですし、ハンモックサイトは価格の割にはレイアウトに苦労するつくりになっていたのでリサーチは必須だと感じました。
ReCamp勝浦の設備紹介
ReCamp勝浦は国道から一本(1分ほど)道を逸れたキャンプ場ですが、自然を感じることができる環境になっています。キャンプサイトの70ちょっととそれほど大規模なキャンプ場ではありませんが、管理が行き届いた綺麗なキャンプ場でした。
それでは、キャンプ場の各設備を紹介していきます。
受付&売店
国道を逸れて坂道を登って行くとお洒落な受付&売店&お風呂がある管理棟がお目見え。
凄くおしゃれなエントランス。超高規格キャンプ場に来てしまったのではないかと、少し錯覚&場違い的な感情がふつふつと湧き上がりました・・・。
薪も針葉樹系の薪なのに1束900円と高規格!!!
売店もお菓子から小物なんでもあります。キャンプの消耗品(ガス・マントル)などの販売もあるので忘れた&無くなった場合は重宝しそうですね。
レンタル品の数も多いのでチョット気になっていたアイテムがあったらレンタルしてみるのもいいかも。
炊事場&トイレ
コチラが芝生サイトのトイレ&炊事場です。各サイトにそれぞれトイレ&炊事場が設置してあります。
炊事場は綺麗に清掃されています。炊事場には2口だけお湯のでる蛇口があり、冬などは重宝しますね。
私が訪れた2月はお湯の出る蛇口待ちの列が出来ていました。
トイレは水洗洋式タイプが2つ。1つには暖かくなる便座が設置してありました。もう1つは座るとビクッとなる冷たい便座なので、冬は座るとき勇気が必要です。
少しトイレの数が少ないので、もし我慢出来ない場合は管理等脇のトイレまでダッシュしましょう。
お風呂&シャワー
ReCamp勝浦は、ありがたいことにお風呂もシャワーもキャンプ場利用料金に含まれているので無料で利用できます。
お風呂の営業時間は
- 8:00~10:45(最終退出 11:00)
- 15:00~19:15(最終退出 20:00)
とキャンプ場で朝風呂を楽しめます。
管理棟の中にお風呂はあり、入るときは受付の一声かけると良いでしょうね。
脱衣場も綺麗に掃除されています。お風呂は中に人が入っていたので撮影していませんが、シャワーが7つほど設置してあり、これまた綺麗に清掃されています。
お風呂の時間が15:00~19:15と短いので、皆さん同じような時間に入浴されるので、結構込み合います。特に暗くなってからはとっても混んでいるようなので、空いている時間を狙うと、ゆっくり入浴することができそうです。
シャワー棟は、管理棟の裏手、アスレチック側にあります。
脱衣スペースもあり、これならゆっくりシャワーを浴びることが出来そうです。私は冬場だったので利用していませんが、利用時間内であれば何度でも無料で使えるので汗をかく季節にはありがたいですね。
シャワーは、7:00~22:00と長時間利用可能です。
シャワー棟の向かいには待合室兼ランドリーがあります。
汗をかく夏などには重宝する設備もしっかりあります。
ゴミステーション&灰捨て場
ゴミは1袋300円と有料となっています。管理棟の裏手、シャワー室の横にあります。
中は、可燃・瓶・不燃と別れています。各種300円の袋が必要なので、少ないゴミは持ち帰りましょう。
管理棟からサイトに向かう途中(芝生サイト炊事場近く)に灰捨て場があります。未使用の薪の置き場もあるので、使いきれなかった薪はサイトに放置せず、コチラまで持ってきましょう。
定期的に掃除が行われているので、利用者が多くても灰で一杯と言うことはありませんでした。
遊具&プール
小さいながらReCamp勝浦には遊具があります。
簡単なアスレッチコース?になっているので、小さなお子さんが沢山遊んでいました。
奥に見えるターザンロープはメンテナンス中で利用不可となっていました。
夏にはちびっ子プールも利用できるようで、小さなお子さん連れなどは、海に行かなくていいので楽ちんです。
続いてコテージ&キャンプサイトをみてみましょう。
キャビン・ドッグトレーラー
ReCamp勝浦には各種キャビンなどが点在しているので、利用目的にあった場所をチョイスして利用しましょう。
管理棟手前にあるのが、キャビンMフォレスト。多数のキャビンが集まったキャビン専用エリアとなっています。
ドッグトレーラー、愛犬と一緒にキャンプがしたい人はこのトレーラーかドックサイトを利用しましょう。
キャビンクワトロ、グループで宿泊する場合はこのキャビンがおすすめ。中央に屋根があり集まって調理や食事が出来るようになっています。
テントサイト
それでは最後にテントサイトを紹介。
芝生サイト。区画は正方形に近い形で、その中に砂利の駐車スペースが設けられています。
決して狭くはありませんが、2ルームテント+タープなどを設置する場合は工夫が必要です。
大型テント+タープを使ってもゆっくり過ごしたいという場合は、芝生サイトダブルがおすすめ。料金は2倍と1万円以上しますが、ゆっくり過ごすことが可能。
ハンモックサイト。ハンモック台が設置してあるのでハンモックでリラックスできます。
但しこのハンモックサイトは、所々に木が植えてあったり、段になっていたりと価格の割りにテントを張るスペースは限られます。最悪大型テントの場合は張れない可能性もあるので、利用前に確認をしておきましょう。
林間サイト。丁度訪問した2月の3連休は 河津桜が満開で、桜を見ながら一杯やるには林間サイトがいいですね。
林間と言われていますが、それほど木が多くない。
サイトから 河津桜が見えるのはいいですね。
焚き火サイト。焚き火台が設置してありますが、錆びだらけなので、あまり利用者がいないのかな?詳細は分かりませんが固定されているので自分の好きなところで焚き火をしたい場合は焚き火台が必要です。
この他、ドックサイトや林間ACサイトなどもあります。ご自身の利用に合わせたサイトをチョイスしましょう。
我が家のReCamp勝浦
自宅からReCamp勝浦までは、渋滞もないはずなので、チェックインの1時間前に家を出発すれば十分。
昼食を食べて12時に自宅を出発しました。
大多喜方面からキャンプ場に向かうと、左側に「しあわせの丘P」と「ECAMP」の看板が見えてきますので、ここを左折します。
ちなみに勝浦方面からだと「しあわせのP」と「RECAMP」の看板が右手に見えるので右折しましょう。
ゲート前には第2駐車場があります。車2台で来た場合や、翌日勝浦の朝市に出かける場合はこの駐車場に車を止めておく必要があります。ゲートの開門は8時なのでそれ以前に出発する場合は、必ず第2駐車場に車を移動しておきましょう。
※利用には駐車券の発行が必要なので受付で発行しておきましょう。
我が家の芝生ACサイト。駐車スペースを引くとテントを張れるスペースはこれだけ・・・。
最近はフリーサイトばかり利用していたので、滅茶苦茶狭く感じます。
今回、持参したのはカマボコテント2とチーズタープなのでどのように設営するかしばし考えてしまいました。
この日は春1番と強風が吹いていたのと、スペースの問題で、奥にカマボコ・手間にタープを風除けに使いつつ設置。
タープの下は焚き火&調理スペースとしました。
早速、子供たちは焚き火の準備に取り掛かります。
風が強いのであまり大きな炎を上げず、こじんまりとした焚き火を楽しみます。
って、いきなり炎全開の焚き火!!!
幸いタープのおかげでそれほど風の影響は受けませんが、折角の焚き火なのでダッチオーブンを使って調理開始。
自作のウッドガスストーブでお湯を沸かしてコーヒータイムです。
この自作ウッドガスストーブは、ケトルでお湯を沸かすには丁度良い大きさで、ベアリングを分解した五徳がピッタリと今後も重宝しそうな予感がします。
あっ、ちなみの隣サイトとの距離はこんな感じです。
サイトの区切りに使われているロープギリギリまでお互い使っているので、お隣さんは超近いです。
近いですが、木が植えてあったり、タープを使えばお隣さんの姿は見えないのでそれほど窮屈さは感じませんでした。
夜は何種類かの牛肉をスキレットで焼いて食べました。
夜中に強風+雨で何度か目を覚ましましたが、ホットカーペットがあるのでゆっくり眠れました。ストーブは暖かかったので不使用で就寝。
翌朝は2.9℃とこの時期としては暖かい。ストーブを付けていないのにテント内は8.9℃もあります。
空は昨日と打って変って快晴。相変わらず風は強いですが雨の心配はありません。
やっぱりキャンプは快晴に限る。この青空だけでも来た甲斐があります。
特に予定を立てている訳でもなかったので、子供たちにどこか行きたいか聞いてみると「勝浦海中公園」と返ってきたので遊びに行くことに。妻はお留守番すると言うので子供たちと4人でお出かけです。
海は白波を立てて大時化。
大風に煽られながら海中展望へ、視界2mと悪かったから値引きされていましたが、見える魚はアイゴばかり・・・。
気を取り直して、砂浜で貝殻集めを子供たちと楽しんだ後は、海の博物館で超深海展を楽しんでキャンプ場に戻りました。
キャンプ場にもっどって、妻が用意してくれていたお好み焼きを焚火で焼いて昼食。
出発前に仕込んでおいたピザ生地でピザも作って食べました。スキレットとダッチオーブンがあれば焚火で何でも出来るので一家に一セットあってもいいと思います。
午後は、切っておいた桜の薪を使って豚肉を煙で炙って燻製ぽく調理。
火の番を子供たちに任せて私は炊き込みごはんの準備に取り掛かります。
と言っても、缶詰としめじをメスティンに投入したら、自作アルコールバナーに乗せるだけと簡単。
メスティンで炊き込みごはんを作っている間に、やっぱり肉を焼きます。
キャンプと言ったら肉ですよね!
炊き込みごはんもいい感じに仕上がり、ネギをかけたら完成です。
燻製ぽい豚肉も最後は火で炙って完成。肉ばかり食べたキャンプ飯でした。
最後は焼きマシュマロでデザート?
ReCamp勝浦は、焚火終了時間が21:00までと決まっているので、最後は熾火。
また、完全消灯も22:00となっているので、時刻を過ぎると静かになりまったり過ごすことができます。完全消灯でも就寝時間ではないので小声で話すぐらいはできます。
最終日の朝は5.1℃と昨日より暖かかったんですが、ストーブの燃料消費の為にストーブを付けて寝たのでテント内は11.2℃暖かでした。
快晴の天気だったので、久しぶりに完全乾燥撤収ができました。
帰りは大多喜の道の駅でソフトクリームを食べて帰路につきました。
ReCamp勝浦まとめ
2月とまだまだ寒い時期のキャンプでしたが、場内にお風呂もあり快適に過ごすことができました。
サイトは決して広くはありませんが、滅茶苦茶狭いということも無く普通の広さではないでしょうか?
ただし、普段フリーサイトばかり利用している人の中には、狭く感じる人もいると思います。
都心からのアクセスも良く、海にも近いので夏などは人気になりそうですね。
ReCamp勝浦は焚火の消化時間、消灯時間などが設定されているので、夜遅くまで焚火をしながらお酒を飲んだりすることが出来ないので、ゆっくり静かに過ごしたいカップルやソロ・小さなお子さんのいる家庭などに人気があるように感じました。
折角のキャンプ、深夜までお酒を飲んでバカ騒ぎするような輩に出くわすと、そのキャンプ場のイメージは最悪になりますからね。ReCamp勝浦は夜ゆっくり眠ることもできる素晴らしいキャンプ場だと感じました。
スタッフが常に場内を見回りしているので、小さなお子さん連れの家族は安心して利用できるかも?
逆にキャンプ慣れしている人の中にはルールが細かく、スタッフの巡回などが迷惑と感じるかもしれませんね。
我が家は冬など、あまり遠出したくない時に再度利用してもいいかなと感じました。