2023年9月8日未明から千葉県を中心に大雨が降りました。
台風13号の影響らしいですが、台風本体が来る前に千葉県は終了していたので、13号が上陸しなく本当に良かったと思いましたが、それでも被害は甚大でした。
幸い我が家は作業小屋が10cmほど浸水しただけで母屋は無傷だったので、取り合えず安心しましたが、それでも近所はあちこち床上、床下浸水やがけ崩れが起きていて異常な景色でした。
朝からスマホで天気予報とにらめっこ
当日の朝は未明から大雨が降っていたので、出社後も気になってスマホで天気予報(雨雲予報)をチェックしていました。
朝の時点では、線状降水帯の雲は海側に進路をとっていましたが、時間と共に陸地に雲が移動しているではないですか!
そして、雨足もドンドン強くなり、視界が悪くなり、停電も発生。
我が家は高い位置にあるので、水害は大丈夫だと思いましたが、他の方は水害の可能性もある為早退してもらい、大雨の中、1人不安になりながら仕事をこなしました。
当日は2019年の豪雨に比べ雨の降る時間が短かったので、道路への潅水時間も短く無事に家に帰りつくことが出来ました。2019年は帰れず職場に1泊しました。
そして大雨が去った翌日は職場にて復旧作業をこなし、家に帰ってから裏山の被害確認などをして、特に崖が大きく崩れるなどはなかったので胸をなでおろしていました。
その時は近所がこんな大被害を受けていることは一切知りませんでした。
2週間たって気がついた被害
翌週の3連休は色々と忙しく家の作業はあまりできなったので、翌週に草刈を行ないました。
イノシシに荒らされている以外は特に問題がないと思っていたのですが・・・。
あれ????
あれれ?????!!!!!!!!
草刈を進めていると、見たことがない光景が飛び込んできました!
畦がなくなっている!!!!
本来ここは盛り上がっていて、水抜けのパイプがある場所です。そのパイプすら見当たらない。
確かに下をみると砂が沢山流れていたのでは知っていました。が、草が伸びていたので気がつきませんでしたが、近くで確認すると3㎥ほどの砂が溜まっています。厚みにして30cmほどです。
で、畦はと言うと写真のようにポッカリと穴が開いています。
よくよく確認してみると、どう言う原理でこんなことになっているのか解りませんが、法面の下に水道(みずみち)ができていました。そこから勢い良く水が流れ出してポッカリ穴が開いたと言う訳ですね。
写真では解り難いですが、直径2mほど、深さ3mほどの穴が開いています。
町には報告していませんし、報告したところで何もしてくれないのはわかっていますが、どうしようか悩むこと数分。
水道が出来てしまっているので、この穴に砂を戻しても雨が降るたびに同じような状況になるでしょうからしばらく放置してみることにしました。
ただこのままでは子供が落ちて怪我をしたら大変なので三角コーンを設置して穴があるのを通知する必要があるので三角コーンをネットで注文しました。
お値段もソコソコしますが、怪我するよりはマシですね。
2019年も豪雨、それから4年後にまた豪雨と最近は災害の起こるスパンが短くなってきているように感じます。
備えあれば憂いないしとは言いますが、これだけ記録的な雨量があると備えがあっても何も出来ません。
出来ることは取り合えず、安全な場所に避難が優先です。
雨が止んでも、しばらくは危険な箇所には近づかず、1週間以上の期間をおいてから現状を確認しましょうね。
って言うか、もう災害はいらないんだけど、皆さんもくれぐれも気をつけてくださいね。