ステンレス四角棒を使ってDIETZ50用のベイルハンドルを自作
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金属価格の高騰は趣味のDIYに響きますね。
昨年から楽しんでいる鉄は勿論、今年から色々自作している真鍮なんて購入当初の3倍~4倍に爆上げです。
そしてこの記事に登場するステンレスも高くて今後は手が出しづらくなってきています。

DIY(自作)は買うより安く、そして自分好みに色々作れるので良いんですけど、材料価格が高騰してしまうと既製品を購入したほうが安くなっちゃうんですよね・・・・。
それでも今回作成するベイルハンドルは自作の方が安いと思います。

 

この記事の目次

ステンレス四角棒を使ってデイツ50用のベイルハンドルを自作してみた

デイツ50を手にしたので早速ステンレスの四角棒を使ってベイルハンドルを自作してみました。
真鍮や鉄でも良いのですが、折角ステンレスを買ったのでステンレスで挑戦です。
同サイズのものを作る場合は鉄や真鍮の方が簡単でした。ステンレスは素人には堅すぎて時間がとってもかかります・・・。

 

ステンレスのツイスト加工

 

今回加工するステンレス四角棒は4mmサイズです。必要な長さにカットして

 

今回使っているステンレス四角棒はYahoo!ショッピングで販売されています。

 

 

万力にセットしたら、耐火レンガとタップハンドルを用意します。
ステンレスは真鍮と異なり高温にする必要があるので、耐火レンガで熱をしっかりキャッチして逃さないようにすると加工しやすかったです。

 

 

バーナーでしっかり赤く加熱しても結構な力をかけてツイスト加工しました。
途中で折れちゃうかなって思いましたが、真鍮みたいにポキッて折れることはありませんでした。

 

 

頑張ってこんな感じにツイスト加工しました。
正直、時間はかかりましたが楽しかったです。

 

ベイルハンドルへ成型

 

続いて両サイドをランタンにはめられるように成型します。
グラインダーなどで削っても良いのですが、相手はステンレスなので真っ赤に加熱して叩いた方が早いです。

 

 

ある程度、叩いて細くしたら最後はグラインダーなどを使って綺麗に成型しました。

 

両サイドの加工が終わったら、ジグを使ってベイルハンドルの形に成型しました。

 

ランタンに装着

 

形を成型したらランタンに装着してみました。

 

 

サイズ的にもピッタリ。
でもツイスト加工時に付いた焼けが斑になっていてかなり気になるので、バフがけしてみました。

 

が、この焼け頑固でちょっと落とすだけでもかなりの時間を要します。1時間ぐらいバフをかけても10cmも進まないので、ちょっと気になった方法で洗浄してみます。

※これから行なう方法は薬品を使ったり電気の力を使うので、もしかすると有害なガスなどが発生している可能性もあるので詳しい方はしっかり調べてから挑戦してください。私は屋外で実験してみました。

 

電気の力で焼けを取り除けるのか??

 

今回、焼け落としに挑戦するのは、写真のハンドルです。ストレート部分が多く斑模様が目立つのでピカピカになるか挑戦です。

まずは、写真のようにステンレスの針金を巻きつけて

 

 

同様にステンレスの針金にナットを付けたものを用意します。
この2つに電池を使って+と-の電気を流すので接触しないように設置します。

溶液は10%塩酸です。

 

 

そして、+と-をどっちに接続したんだっけ・・・・。
兎に角、ベイルハンドルではない、ナット側から泡が発生するように+と-に接続して1時間放置します。

 

 

塩酸から取り出だして中和後、水洗いしたら写真のようになりました。
綺麗になる気がしませんでしたが

 

 

ウエスでこすると、あら不思議。焼けが落ちます。
完全には取りきれませんが結構綺麗になります。

 

 

ウエスでふき取っただけでも黒と言うよりもステンレスっぽい色に変わりました。

ここからは気合のバフがけに突入です。
5時間ほど悪戦苦闘した結果

 

ピカピカベイルハンドルの完成!

 

ピカピカのステンレスのベイルハンドルが完成しました!

 

 

ピカピカに輝いています。作成時間はざっと7時間。
ステンレス製ですので、長い間この輝きが続くと思うので頑張った甲斐がありました。

焼けで黒っぽくなっているベイルハンドルも好きですが、ピカピカもまたいいですね。
今度はこの四角棒を使って、フュアハンド(FEUERHAND)用のベイルハンドルも自作してみようかな?

何か自作する際は万力やグラインダーなどがあるととっても便利ですよ。
昔に比べ価格も大分安くなっているので興味がある方は購入して自作に挑戦してみましょう。

 

 

 

 

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