春に種を蒔いたゴボウ。いつもは波板を使って栽培しているのですが、毎回ヒョロヒョッロの鞭みたいなゴボウになってしまうので、今年は高畝にした畑に種を蒔いてみました。果たして、地中深くまで伸びたゴボウを上手に収穫することができるのでしょうか?
いざ、チャレンジ!
この記事の目次
ゴボウの収穫
7月の長雨、8月の日照りと例年にないほどの過酷な状況で栽培することになったゴボウ。一見、葉は茂っているように見えますが、地中の中の根はどのようになっているでしょうか?
ちびっ子2人とゴボウの収穫に挑戦です。私も含めて直播きのゴボウの収穫は初めてなので上手に収穫できるか不安です。
だって、種を蒔いたゴボウは地中に60cmも伸びているはずですから、折らずに収穫できるかな?
収穫以前に、葉の下にゴボウが出来ているか不安でしたが、そこそこの太さのゴボウが見えたときはホッとしました。
スコップとシャベルを使って、ゴボウが折れないように慎重に掘り進めていきますが、地中に埋まっているゴボウを掘るのは一苦労です。波板を使った栽培だと波板を持ち上げるだけで収穫できるので労力は雲泥の差があります。
その分、収穫した時の感動は倍増されますけどね。
収穫したゴボウは予想の60cmを大幅に下回る結果に、最大で35cmでしたが太さは波板栽培の倍以上と太さは満足です。
収穫したゴボウの葉を取り除くと完全に木の根っこ。何も言われずに置かれていたら絶対根っこだと思っちゃうビジュアルですね。昔の人はコレを食べようと思ったんですから、食べるものが少なかったのが伺えます。そのおかげで美味しい鳥ゴボウやキンピラが食べれるので昔の人に感謝ですね。
小学生でゴボウの収穫経験をしている子供は少ないと思うので、我が家の子供達には貴重な体験として記憶に残ってくれると嬉しいんだけど、忘れちゃうかな?
サツマイモの試し掘り
続いて、娘の大好きなサツマイモの試し掘りをします。コチラの作業は娘は毎年ウキウキで手伝ってくれる唯一の作業です。
サツマイモの天ぷらに、焼き芋、スイートポテトと女性はサツマイモが好きですね。
過酷な状況だった今年の夏でも頑張って成長したサツマイモ。あまり芋を大きくしてしまうと割れてしまうので収穫時期を確認する為にも試し掘りは重要な作業です。まずは、生い茂った蔓を取り除きます。
蔓を取り除いて、マルチが姿を見せたらいよいよ収穫です。残りの作業はちびっ子2人に任せます。
ゴボウと違ってサツマイモの収穫は子供でも簡単に出来るので人気の作業。
サツマイモの収穫体験は幼稚園などで積極的に行われている理由ですね。
ものの数分で立派なサツマイモが収穫できました。今夜はコレを使って天ぷらに決定しました。
3株でコレだけの収量があったので、今年も例年通り豊作な予感がします。ちょっと小さい芋が多いので、本格的な収穫は10月になってからですね。
もう少し寒くなったら、焚火で焼き芋を作って食べるのが旨いんですよね。今から楽しみ。
さて、収穫が終わったので、裏の畑で育てているサトイモと栗の様子を見に行くことにしました。そろそろ栗の収穫もできると思うので、栗の渋皮煮が作れるくらいの収量を目指しています。
あいつが畑に出没してた
最近、夜になると愛犬がよく吠えてうるさいなと思っていたのですが、原因がわかりました。猪が今年も畑に出没です。
猪はサトイモを食べないのですが、ミミズを食べる為にサトイモの周りを掘り返します。結果、無残に抜かれたサトイモ。
無茶苦茶になぎ倒されています。
1番頭に来るのが、倒されたり、抜かれたサトイモの芋が残っていることです。芋も全て食べてくれれば諦めもつきますが、周囲にはまだ小さな芋が無残に残されています。
また、掘り起こされていないまでも、全てのサトイモの株元は掘り起こされているので、再度の土寄せが必要です。
効果があるか分かりませんが、頭にきたので急いで真っ赤になったハバネロを収穫してきて、至る所に蒔き散らかしてみました。これで少しでも効果があれば良いのですが・・・。
後は、雑草が伸びていたので草刈を行い、ついでに焚火もして人間の痕跡を残してみました。効果はどれだけあるのか今後検証が必要です。
栗も食べられてた・・・
我が家には、引っ越してきてから植えた3本の栗があります。同じ品種ですが、収穫時期が少し違い、早めに収穫できる栗のイガグリが割れて落下したものに関しては全て猪に食べられていました・・・。
まだ、辛うじて木に残っていたイガグリが割れた栗は竹で落として全て収穫しましたが、収量は500gと少ない・・・。
まだ残っている2本の木はイガグリが黄緑で一切割れが見られないので、もう少し時間がかかりそうですが、猪に食べられないように落下する前に収穫できるよう、ちょくちょくチェックする必要がありそうですね。
増え続ける猪。年に数回猟が行われていますが、私の山では猟が行われていないのか一向に猪被害はなくなりません。むしろ増えてきています。
山に食べるものがなくなってくると里に下りてきて畑の作物を根こそぎ食べてしまう猪には憎しみしかありません。昆虫は全部食べてしまうこともあるけで注意すれば対処できますけど、猪は流石に出会うと怖い存在です。
確かに、住むところを人間に奪われた結果でしょうけど、7年ほど前にはいなかった猪の被害がこれだけ多くなると、畑での野菜栽培を諦めるか、本格的に猪対策が必要になってきます。
周りでは電気柵などで対応しています。私は小さな子供もいるので電気柵ではない方法を模索していますが、簡単で効果のある対策方法があればと未だに検討段階です。
畑栽培では、憎い猪ですがどうにか共存が出来ないか模索中です。