ここ3年。べと病に侵されてしまい、まともに収穫できない玉ねぎ。
今年(2021年4月)は農薬の力を借りたのですが、それでも畑に蔓延してしまった後だったので手遅れでした。
来年こそは大豊作を夢見て、玉ねぎの苗を定植しました。
ちょっと早いのですが、苗を作っている畑にヨトウムシがいるようで、毎日苗が切られて減っていくの、定植して被害を減らすのが狙いです。
この記事の目次
玉ねぎ畑の準備
先週のうちに耕しておいた畑を再度耕し、畝を立てマルチを張って畑の準備をします。
私が畝たてをして、子供達がマルチを張ってくれるので、いつもよりも少し楽ができます。
途中で兄弟げんかが始まりましたが、いつもの事なので、私は黙々と畝を立てます。
なんだかんだで、4列の畑の準備ができました。予想では4列で500個ぐらい植えられると思います。
マルチの穴あけ
我が家のマルチは穴の空いていない普通のマルチなので、穴を開ける必要があります。
穴開きマルチも売っているのですが、玉ねぎしか使わないので買っていません。
使うのは、バーナーです。
炎を出して、サッとマルチにあてると穴が開きます。コレを続ければ簡単にマルチに穴を開けることができますよ。
私の最高は1200個の穴をバーナーで開けました。
今回は4列。497個の穴が開きました。つまり植える苗も497本となります。
1人では大変なので、当然子供達に手伝ってもらうつもりです。
玉ねぎの定植
さて、マルチに穴を開けた翌日。玉ねぎの定植作業を行います。
本当は子供達に手伝ってもらう予定だったのですが、8時になっても起きてこないので1人で作業を開始することにしました。
苗の状況はこんな感じで例年に比べると奥の方が大分すくなくなってしまっています。
どうしてもヨトウムシに切られるのですが、どうしたら対策できるのでしょうね。特に今年は赤玉ねぎの苗が悲惨で半分以上食いちぎられてしまって減ってしまいました。
数は減ってしまいましたが、サイズ的には定植に適したサイズとなっています。
中には小さなものもありますが、全然問題ありませんよ。
まずは「多福玉ねぎ」を1人寂しく定植します。
定植は写真のように根が全部土の中に入るようにしつつ、あまり深く植えないように気をつけて植えていきます。
「多福玉ねぎ」は今年1番収穫できた品種なので、2列植えつけます。数にして247本となりました。
そして、ぞろぞろと子供達が外に出てきて手伝ってくれることになりました。
ま~、定植が終わったら駄菓子屋さんでお菓子を買ってあげる約束をしているので、手伝わないと連れて行ってもらえないから子供達も必至でしょうね。
まずは次男が1人で出てきたので、「愛知赤玉ねぎ」を定植してもらいます。
ヨトウムシに食い散らかされたので「愛知赤玉ねぎ」は80本と少な目です。
長女だけ手袋装着で登場。なんだかんだ言って女子ですね。
最後にもっさり長男が登場したので、「奥州玉ねぎ」170本の定植をお願いしました。
最後は4人で定植を行い、9時半には無事に497本の定植作業が終わりました。
この後は、12月に「ダコニール1000」で発病前から防除効果を狙います。
来年は必ず大収穫にしたいので、今まで拒んできた農薬の力を少しだけ借りてみようと思います。
それでもダメなら他の方法も考える必要がありますが、どうしたものですかね。
玉ねぎの定植後、約束通り駄菓子屋さんに行って、セリア・ダイソーと100均めぐりに付き合わされました・・・。