最近はまっている銅メッキ。
本当はランタンのメッキが終わったので、特にメッキする必要もないのですが、メッキ用の溶液の廃棄をするのが少し面倒なので、まだ残してあります。
銅が溶けているので、排水溝に流すことも出来ず、処理する為には苛性ソーダで中和後、沈殿物を取り除いて廃棄する必要があるので、使える間は、気軽に銅メッキしていこうと思っています。
そこで、今回は焚き火アイテム入れとして使ってる、100均で購入したTOOLBOXをメッキしてみることにしました。
TOOLBOXを銅メッキしてみる
どちらも100均(セリアかダイソー)で買ってきた小物入れです。
材質は以下の通りとなっているのでメッキできるはずです。
- TOOLBOX:鉄(スズメッキ)
- BOITE A OUTILS:ブリキ
多分、塗装されていないでしょうからそのままメッキできると思うので、ピカールで磨いてから溶液につけてみました。
はい。塗装されていました。
電流を流しても、発泡がほぼみられないのでメッキされません。傷が付いて塗装がはがれている部分からは発泡があり、メッキされ始めていますがこれでは全然ダメなので取り出して塗装をはがすことにしました。
TOOLBOXはスズメッキなので、このままメッキできると思っていたんですけどね。スズメッキなので真鍮ブラシでできるだけ塗装とはがしてみました。
BOITE A OUTILSはバーナーで炙って塗装を焼ききりました。
で、塗装もはがしたので溶液に漬け込んで、電流を流すと勢い良く発泡が始まりメッキが開始されました。
途中の写真を撮り忘れてしまいいきなり結果発表です。
BOITE A OUTILSは、一部塗装が残ってしまっていますが、かなりいい感じにメッキできました。
TOOLBOXは、真鍮ブラシで優しく磨いたので、凹凸部分の塗装が残ってしまって写真のような仕上がりになりましたが、これはこれで使い込んだ味わいがある仕上がりになりました。
どちらも焚き火の時には使っているBOXなので、銅メッキによる経年劣化を楽しみながら使い込んでみたいと思います。
銅メッキを色々挑戦してみて、何となく分かったことは
- 一般家庭で出来るお手軽メッキなので、あまり大きな物には不向き
- 小物だと思いのほか綺麗なメッキができる
- メッキは薄く乗るので、メッキ後ピカールなどでしっかり磨くとすぐに取れる
メリット・デメリットありますが、個人で簡単に銅メッキできるので皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか?
廃液処理などがありますが、子供と一緒に楽しめますよ。
もっとお手軽に出来るメッキキットも販売されていますよ。高いんですけどね。