コールマンのホワイトガソリンランタン「290A」。ホワイトガソリンだとランニングコストが高いのでケロシン化(灯油)して冬場をメインに使っています。
明るさも問題なく、灯油なのでホワイトガソリンよりも安心して使えます。
但し、改造しているので事故が起きても、完全に自己責任となっています。
ケロシン化してランタンを運用するのに必須なのが、点灯前に行うプレヒート。
ランタン用のプレヒートカップはヤフオクやAmazonから買えるのですが、結構高いんですよね。
で、私が持っている1つはヤフオクで購入したジャンク品で300円ほどでした。
が、ひび割れがあるので、プレヒートの度にアルコールが漏れてしまって、いつか事故が起こる可能性もあるので、天気が悪い休日に直してみることにしました。
真鍮製のプレヒートカップなので、ロウ付けできるでしょう。
プレヒートカップをロウ付け補修
真鍮のロウ付けは、以前、焚き火台のゴトクを作る際にやったことがあるので初挑戦ではありませんが、どうなることやら不安が一杯。
早速、ランタンを分解してプレヒートカップを取り出します。
写真で確認できる程の亀裂が4つあるので、ここからアルコールが漏れてしまいます。
灯油で運用しているのでジェネレーターなどに煤が結構付いていたので一緒に綺麗に掃除しました。
ロウ付けはやっぱり難しい
ロウ付けには、素材にあったロウが必要で、今回素材が真鍮なので銅ロウと銅ロウ用のスラックスが必要です。
私はバラで購入しましたが、スラックスとセットになっている物があるので、真鍮や銅のロウ付けをやってみたい方はセット品を買った方が安いかもです。
では、ロウ付けしていきます。
一応、プレヒートカップは真鍮ブラシなどを使って綺麗にしたあとに、パーツクリーナーで余計な油分などを取り除きました。
で、スラックスを垂らして、バーナーで炙ってロウ付け・・・ロウ付け・・・。
見た目が変わってしまいました・・・。
元は真鍮だったものが、別物になってしまったような風貌になってしまいましたよ。
でも、漏れチェックでは漏れはなし。
紙やすりやピカールで磨きましたが、もはや最初の面影がないプレヒートカップになりました。
ま、見た目より実用性なので漏れが無くなったと言うことで良しとしましょう。
セッティング完了。取り外す際にマントルを壊してしまったのでAmazonで注文中なので、点灯テストはしていませんが、漏れがなくなったので補修完了でしょう。
ゴトク作成にロウ付けをやったのでもう少し綺麗にできると思いましたが、やっぱり素人仕事だとこんな感じでしょうね。ロウ付けももっと練習して技術アップしたいところですが、なかなかロウ付けする機会もないので、私の技術はアップしませんが、皆さんも色々挑戦してみましょう。
今回は見た目は悪くなりましたが機能が復活したのオールOKです。
ちょっとYahoo!ショッピングでコールマンランタンの価格を調べてみたら、ビックリするぐらい値上がりしていました。私がケロシン化して使っている290Aは3万円オーバーです。昔は2万円以下で買えたはずなんですけどね。
だったら、国内未発売(保証を受けれない)ですがコールマンが出しているケロシンランタン639Cを買った方が安いので、ケロシンランタンに興味がある方は639Cを買ってみましょう。