Field Story じゃがいもの植え付けと長ネギの定植をしました
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ここ数日はめっきり春の陽気で梅も満開を通り越し、花が散り始めています。
当初の予定では、山でバンブーデッキ作りの続きを行なうつもりでしたが、長ネギの苗を頂いたので急遽畑仕事に変更しました。

また、今後数週間まとまった雨が降る予想は出ていないので、ジャガイモも植えつけてしまうことにしました。

 

この記事の目次

畑の準備から

 

例年、ジャガイモの植え付けは3月中旬以降なので今年もそのつもりで畑の準備を一切していなかったのでこんな状態です。

 

 

まずはこの状態を改善する為に米ぬかを蒔いて、管理機で耕します。

 

 

今回は雑草が多かったので、結構多めに米ぬかを蒔きました。
雑草の醗酵促進?

 

 

こんな感じで雑草を漉き込む感じで荒めに耕運しました。

 

 

続いてモミガラと鶏糞を撒きます。

 

 

モミガラは有効な資材で、粘土質の土でも、砂地でも有効と万能です。
毎年、お米農家の方から貰ってきます。買うと結構高いので助かっています。

 

 

モミガラは沢山撒きますが鶏糞は少しだけ。何故なら、ジャガイモはアルカリ土壌を嫌うので鶏糞を沢山使って栽培すると、肌の悪いジャガイモになるので元肥として少しだけ使って、その後の栽培では「豚ぷん」を使って追肥しています。

 

 

最終耕運なので、ゆっくり丁寧に管理機で耕します。
ジャガイモ畑は翌日もう1度耕します。

 

 

耕し終わったら、アメリカンレーキを使って、長ネギの畝を立てて植えつけます。

 

長ネギの定植

 

近所の方に頂いた長ネギ。分けつするので、1度植えたら数年は楽しめる長ネギです。
先ほど作った畝に植えつけます。

 

 

全部で2畝の長ネギを植えつけました。植え付けは簡単なのでサクッと終了。
この後は、土寄せと雑草をしっかり取りながら栽培すれば冬には美味しいネギが食べられます。
気合で雑草と戦いますよ。

 

ジャガイモの下準備

ジャガイモ畑は翌日再度耕した後に植えつけます。
その前にジャガイモをカットして乾燥させる作業があるので準備です。

 

 

私はもう10年以上「キタアカリ」ばかり栽培しています。他の品種に比べて万能で色々な調理に使えるのでキタアカリ一択ですね。

 

 

そしてここが拘りなのですが、なるべく小さな種芋が沢山入っているものを買ってきます。
理由は大きくても小さくても芽の数はあまり変わらないので、だったら小さい種芋が多いほうが同じKgの種芋を買った場合は多くの種芋になるので沢山収穫できます。

 

 

まずは、1カットに芽が2つぐらいになるようにカットします。写真の場合は、根が出ているほうには芽が4つあるのでもう1カットします。

 

 

あまりサイズ感はわかりませんが、大体親指ぐらいの大きさですね。
栽培本などでは、もっと大きくカットするように書かれていますが、これぐらいのサイズであっても全然Ok。むしろ芽かきする必要ないし、沢山収穫できるのでオススメですよ。

 

 

3Kgの種芋をカットしたら、108個になりました。
大きな種芋が思いのほか多かったので、例年よりも少し少ないですね。
このほかに、毎年栽培している紫のジャガイモを10個ほど植えつけます。

 

ジャガイモの植え付け

朝、7時ごろから管理機を使って最終的に耕し、畝を立てました。

 

 

全部で120個ほどの種芋を植え付けるので、畝は7列。

 

 

写真の窪んでいるところにジャガイモを植えつけます。
ジャガイモは種芋の植えに新しく芋が出来るので、出来るだけ低い位置から栽培すると楽ですね。

 

 

前日にカットした切り口はでんぷんが白く粉をふいて乾燥しています。

 

 

芋の間隔は30センチ。写真の芋が10年以上自家芋で栽培している紫のジャガイモです。
病気に強いのか毎年大量に収穫できます。
残念なのが中まで紫で綺麗なんですが、あまり美味しくないんですよね。

 

 

子供達がまだ寝ているので1人で黙々と作業したら腰が痛い・・・。

 

 

種芋の間には「牛ふん堆肥」を一掴み。

 

 

堆肥をおいたら、土を被せます。

 

 

最初は、芋が腐るのを避ける為に薄く土を被せます。
芽が出てきたらすぐに1回目の土寄せを行ないます。このように初めに被せる土を極力薄くすることで種芋が腐りませんよ。

雨が降ると芋が顔を出してしまうぐらい土は薄くかけるのが腐らせないコツですよ。

 

 

これでジャガイモの植え付け完了。

この後は、芽が出てきたときに土寄せをしたら、定期的に追肥と土寄せを行ないます。
最終的には5回ぐらい土寄せはするかな?

この方法で毎年3kgの種芋が50kgほどになるので、おすすめな栽培方法ですね。
ただし、どこでもこの方法が通用するのか分かりませんので、少しづつ自分らしく栽培してみましょうね。

 

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