屋根付き薪棚を格安で作ってみた
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薪の増えるペースが尋常じゃありません!

 

まっ、いつもこれだけ増えるわけではなく、今が特別なだけですが、売るほど薪があります。

 

 

異型鉄筋で作った薪棚2つはもう満タン。

 

 

野積みしている薪も、写真の状態ではなく、高さ180cmほどとなり満タン状態。なのに薪になる木が沢山あるので、野積みスペースを増やすと共に屋根付きの薪棚を格安で作ることにしました。

野積みスペースを増やせば済むことなのですが、久しぶりに何か作りたくなったってのが最大の理由ですけどね。

 

この記事の目次

屋根付き薪棚を格安で自作する

格安で屋根付きの薪棚を作るとなると、材料は異型鉄筋ですね。
幸い、近所のホームセンターではプロ価格で購入できるので13mmの鉄筋が5500mmで400円で買えちゃいますから助かります。

屋根はポリカの波板、1枚798円とこちらも安く購入できます。

 

棚のサイズは、奥行き600mm・高さ1700mm(1800mmで高配あり)・幅1400mmにしました。

 

鉄筋カットと溶接

 

まずは、購入した5500mmの異型鉄筋6本を寸法通りにカットします。

 

 

コーナークランプを使って溶接していきます。溶接の際はこのコーナークランプがあると4隅をしっかり固定できるので重宝します。

 

 

 

側面が1つ完成。同じ物を3つ作ります。

 

 

3つ完成。やっぱり200Vの溶接機で溶接すると簡単に鉄筋を溶接できるので作る時間が短くて済みます。
本当は全部この溶接機で溶接したいところですが、ここで作ってしまうと家に持って帰れないので、型だけ作って仕上げは家の100Vの溶接機で行います。

 

 

続いて、棚となる2枚の溶接も完了。これで材料は整いました。ストレートの鉄筋は筋交い用です。

 

100V溶接機で組み上げ

家に材料を持ち帰って100Vの溶接機で仕上げていきます。
いつも棚を作るときは長男に手伝ってもらうのですが、生憎留守なので1人作業となりました・・・。

 

 

立ち上げまで1人だと滅茶苦茶大変だったので、すっかり写真を撮るのを忘れてしまいました。
何とか1人でここまで溶接できました、長男の力が如何に偉大だったか実感しました。

 

 

なんだかんだ、残りは筋交いを残し所まできました。
1人だったので若干歪みがあるような、ないような感じになってきましたが、自分で使うものなのでOK。

 

 

塗装はペンキで

以前は、ラッカーを好んで使っていたのですがコスパが悪いので最近はもっぱらペンキで塗装しています。
ラッカーに比べ無駄がないので、同じ値段でも塗れるスペースが広がるので、時間がある方はラッカーよりペンキがおすすめですね。

 

 

いつもは黒なのですが、なくなってしまっていたので今回は「ワインブラウン」で塗装します。

 

 

久しぶりに使ったペンキだったので、少し硬く塗りづらかったので、ペイントうすめ液を入れたのですが、油性だと思っていたペンキが水性で分離しちゃいました・・・・よく確認しなかったのがいけなかったのですが、大失敗。余計塗りづらくなりました。

 

 

それでも分離したところを避けながら何とか塗り終えました。

 

 

ペンキが乾燥するまで、垂木にも塗装します。こちらは油性でした。
垂木は家に転がっていたものを利用しているので0円。

 

ペンキが乾くまで、波板カット

ペンキが乾くまでには時間がかかるので、それまでにポリカの波板をカットします。

 

 

波板をカットするときに重宝するのが「波板はさみ」です。普通のハサミだと山が邪魔でまっすぐ綺麗にカットできませんが、波板はさみだとそれほど力も要らずに綺麗にカットできます。

 

 

1845mmの波板を3等分します(割り切れないのでそのあたりは勘で)。

 

 

私の波板はさみは年季が入っていますが、切れ味は抜群です。

 

 

ポリカならサクサク切れます。ガルバニウムでも綺麗にカットできるので重宝するはさみです。
以前、グラインダーでカットしようと試みたのですが、全く綺麗に切れませんでした・・・。

 

屋根を取り付けて完成

 

垂木を異型鉄筋にくっつけます。

 

 

私は、こんな感じの金具とビスを使って異型鉄筋に木材を取り付けています。

 

 

最後にポリカを釘で打ちつけたら完成です。
異型鉄筋なので線が細く華奢に見えますが、私が乗ったってビクともしないぐらい強度があります。
筋交いの効果でグラつきもありませんから、薪程度を乗せるなら単管よりも安い異型鉄筋で十分だとは思っています。

廃棄するときだけ面倒ですが、グラインダーでカットしてしまえば廃品回収業者が引き取ってくれます(私の地域では無料、量が多い場合は買い取ってくれる場合もあります)。

 

 

近くにあった、杉の薪を少しだけ乗せてみました。うん良い感じ。

設置場所はここではないので、定位置に移動したら薪棚として使っていきます。
今回、屋根付きの薪棚を格安で自作することを挑戦しました、ペンキや垂木、ビスなど家にある物を使ったので、全部で3,198円で作れました。

ペンキや垂木を購入しても全部で5,000円もあれば作れてしまうので、単管でつくるよりも安く作れると思います。

 

作って感じたのは、今ある薪となる玉切りした木の数から考えると「焼け石に水」程度のサイズですが、作ることが楽しいのでしょうがないですね。

それにしても、いい加減早くコロナ終息して欲しいですね。気軽にキャンプや外食も出来ないし、いつになったら以前の暮らしに戻れるか不安しかありませんが、今は我慢の時期だと思うので家で楽しめることに色々挑戦しようと思っています。

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