Field Story 夏野菜の種蒔き2022
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連日氷点下を記録している我が家、今朝は-6℃と今シーズンの最低記録と並ぶ寒さでした。
毎日寒い寒いと言っても季節は進むもので、そろそろ夏野菜の種を蒔くシーズンになりました。

我が家では室内用発芽育苗器「愛菜花」を使って例年2月~3月にかけて夏野菜の種を蒔いています。
引っ越してきたばかりの時は、自家採種した種ばかりを使って種を蒔いていましたが、ここ2年ほどは収量や病気にも強いF1品種も少量ですが栽培して天候不順でも十分な収穫ができるように変化してきました。

今回は発芽まで時間がかかる「ナス」や「唐辛子」系の種をメインに蒔きました。
夏の風物詩「トマト」や「きゅうり」は育苗期間が短いので3月になってから種蒔きをしても5月の連休には畑に定植できるまで成長しますので、夏野菜の種を蒔こうと考えている方は、発芽に時間のかかるナスなどを先行して種を蒔きましょうね。

「愛菜花」があると寒い時期でも育苗できるので重宝しますよ。

 

 

それでは簡単に種を蒔いていきます。

 

この記事の目次

まだ冬だけど夏野菜の種蒔き

 

我が家の「愛菜花」はケース(蓋)が紫外線劣化で破損してしまっているので、ホームセンターで購入した保温用の蓋を代用していますが、毎年問題なく育苗できています。

 

 

また、今年はいつも使っている「種蒔き培土」とは違う土を使っての育苗となります。
まっどんな土を使っても大体発芽するし育苗には問題ないでしょう。

 

 

ポットの準備

中身を確認したら、いつも使っているものよりも粒子が細かいので、もしかしたらこれの方が育苗には向いているかも・・。
早速、ポット(小さいサイズ)に培土を入れていきます。

 

 

培土は乾燥気味なので、ポット一杯に土を入れ、しっかり指で点圧します。
水をかけると体積が減って丁度良い塩梅になります。

 

種を蒔いていきます

 

自家採種している「ハバネロ」の種です。ハバネロは果肉に水分が多い唐辛子なので採種する際は、実がカビないように乾燥させる必要があります。
1度採種すると5年ぐらいは使えるので数年に1度の採種で継続的に栽培することが可能です。

 

 

今回は

  • ハバネロ
  • ハラペーニョ
  • 黒唐辛子(バングラディッシュ原産?)
  • 万願寺唐辛子
  • F1豊産ピーマン
  • F1中長長なす
  • フローレンスパープル(イタリアナス)
  • 橘田なす
  • 中長長なす

以上9品種の種を蒔きました。
ナスだけで4品種と我が家の夏はナス祭です。

特にフローレンスパープルは滑らかな口どけで家族に好評のナスなので、毎年多くの苗を作って栽培していますが、人間ばかりか虫も好きな品種のようで虫との闘いとなっています。

 

 

他には、移住直後は「ししとう」も作っていたのですが、「万願寺唐辛子」を栽培してからは「ししとう」よりも「万願寺唐辛子」の方が美味しいので、ししとうの栽培は止めてしまっています。いつでも再開できるように種だけは保管していますけど今後栽培するかは未定です。

また、バングラディッシュの方にもらった「黒唐辛子」は熟すと赤くなって普通の唐辛子(鷹の爪)として使えるのですが、栽培過程で黒い実(青唐辛子)が付くので、栽培して楽しい唐辛子です。

 

 

種蒔きを終えたらカバーをして、日光の当たる場所でしっかり太陽の力を与えます。
日が沈んだら、家の中で加温(20℃ぐらい)して発芽を施します。

1度、ずっと家の中で加温し続けたら、いつの間にか発芽していて「もやし」のような徒長した苗になってしまったことがあるので、天気が良く太陽が出ている間は太陽光に当てるように気をつけるようにしています。

後は土が乾燥してきたら霧吹きで水をあげて、静かに見守ります。今回蒔いた種は発芽まで10~2週間ほどかかるので、焦らずじっくり発芽を待ちます。

 

発芽後、ある程度大きくなったら株上げをしてさらに成長を施し、5月の連休に畑に定植予定となっています。
今年は例年に比べ寒い日が多いので、発芽後の方が管理が大変ですが、今年も順調に成長していることを願うばかりです。

 

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