久しぶりに栽培を再開した「ソラマメ」。ソラマメって種を買おうと思うと結構高いんですよね。
8粒で420円って1粒50円ですからね。高いと思います。
でもF1種以外であれば比較的簡単に種取できるので、毎年種を購入している方は、来年は種取に挑戦してみましょう。
ソラマメの種取
十分楽しませてもらった「ソラマメ」も、葉が虫に食べられ無残な姿になってしまっています。
が、今年は久しぶりに栽培を再開したので、種取をすると決めていたので、一部食べずに実を残しておきました。
写真に黒く写っているのが種取用のソラマメです。
ソラマメの収穫時期に種取用途して食べずに残しておきました。
種取用に残す実は、株で選別します。なるべく3つの実がなる株から種を採ることで、翌年以降に栽培した際、3つの実が入った莢になる確率が高くなるので、なるべく大きな実が3つ実る株を見つけて種取用として残しましょう。
採ってきた莢です、一部緑が残っていますが特に問題はありません。
大きな実が3つ入っていますね。種取用に利用する株は、写真のように3つの実が入った莢を多く実らせるものを選びましょう。
莢から取り出した実(種)は、1日天日で乾燥させます。
こちらは、前日に乾燥させたソラマメの種ですが、1日で薄緑から薄茶に変色します。
しっかり乾燥したことを確認したら、封筒や小瓶に入れて冷蔵庫で保管します。
そして、秋になったら種まきをすることで、毎年高い種を購入することなく「ソラマメ」を楽しむことができます。
ソラマメに限らず、マメ科の種取は簡単ですので、毎年種を購入されている方は種取に挑戦してみてはいかがでしょうか?
マメ科は花が咲く前に受粉が終わっているものが多いので、アブラナ科などの交雑し易い野菜に比べ種取が簡単ですよ。