晩秋のキャンピカ明野ふれあいの里で今年最後のキャンプを楽しみました。
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2018年11月の3連休に「キャンピカ明野ふれあいの里」に今年最後のキャンプを楽しんできました。

本当はこのキャンプで、韓国から個人輸入した「アルパカストーブ」をデビューする予定でしたが、ちょっとしたトラブルがありキャンプに出発した日に届きアルパカデビューはおあずけとなりました・・・。

標高1000mのキャンピカ明野ふれあいの里の様子と周辺情報を紹介。

この記事の目次

キャンピカ明野ふれあいの里の基本情報

最初にキャンピカ明野ふれあいの里の基本情報。

住所 〒408-0201 山梨県北杜市明野町浅尾5260-5
電話番号 0551-25-4451
キャンプ場開設 4月1日 ~ 11月30日(但し、林間サイトは通年)
チェックイン 13:00 ~ 19:00(但し、混み具合では1時間程度早くイン可能。)
チェックアウト オートキャンプサイトは ~12:00
シャワー あり(7:00~21:00)。大人 200円、子供 100円。
ランドリー あり(7:00~21:00)。1回200円。
公式HP キャンピカ明野ふれあいの里

キャンピカ明野ふれあいの里はオートキャンプ専用エリアと林間エリア、流しが設置されたアウトドアキッチンサイトがあり、林間サイトとアウトドアキッチンサイトは通年利用することが可能です。

シャワーは時間制ではないのでゆっくり身体を洗うことが出来ますが、近くに温泉施設があるので寒い冬などは温泉でしっかり温まったほうが良いと思います。

キャンプ場宿泊料金

サイト・シーズンによって変動します。サイト利用料金+施設利用料がかかります。

テントサイト 電源付き A(4名まで以降追加料金あり) 2,600円~6,170円 約100平米
テントサイト 電源付き C(4名まで以降追加料金あり) 2,200円~5,800円 約70平米
バイクサイト (3名まで) 2,200円~3,500円 約50平米
林間フリーサイト・フォレスト(6名まで) 1,800円~5,200円
林間フリーサイト・トレイル(6名まで) 1,500円~3,500円
アウトドアキッチンサイト・スタンダード(6名まで)
個別のAC電源、流し台が付いています。
2,900円~7,500円 約100平米
アウトドアキッチンサイト・ワイド(12名・車2台・テント/タープ各2張り)
個別のAC電源、流し台、東屋が付いています。
4,200円~12,200円 約200平米
デッキテント・スタンダード(4名まで)
ローテーブル、個別のAC電源が付いています。
2,900円~7,800円

いずれのサイトも北杜市民の場合は割引価格で利用できるようです。

利用人数・利用日などで細かく料金設定されているので詳しい料金は公式サイト「キャンピカ明野ふれあいの里」で確認してください。

キャンピカ明野ふれあいの里の設備紹介

センターハウスを中心に各施設が点在しています。

それでは、細かく見ていきましょう。

キャンピカ明野ふれあいの里の受付 兼 売店 兼 ワークショップなどが開催されるセンターハウスです。

受付開始は13時からですが、12時ごろからポツポツ受付をされている方が見られたので、それほど時間には厳しくないように感じました。

売店

センターハウス内の売店ではキャンプ用品が豊富に販売されているので、万が一忘れてしまった場合も安心。
コールマンのガソリンランタンのメンテナンスキットが販売されているのには驚きました。

ワークショップの開催の案内が黒板でされていました。翌日は「和火然日あそび」線香花火づくりのワークショップが予定されていたので、予約してみました。

シャワー・ランドリー

ロッカーと更衣室もあるのでゆっくり利用することができます。また、ドライヤーも1台あったので寒い日の利用でも安心です。

シャワー室の仕切りはカーテン、シャンプーとボディーソープが常設してあるので忘れても安心ですね。

炊事棟

しっかりとした作りの炊事等、扉があるので虫の侵入や寒さしのげそうですね。
掃除も行き届いていてとっても綺麗な印象です。

高規格キャンプ場なので、炊事場ではお湯が出ます。これで油汚れも安心、女性受けが良いですよねお湯があると・・。
さらにガス台まで設置してあり、無料で利用できるのでガスの利用を抑えたい場合や、大風が吹いているときなどは重宝しそうです。

トイレ

 

ログハウス風の可愛らしいトイレ。
アウトドアキッチンサイトに1棟、オートキャンプエリアに2棟あります。

綺麗に掃除が行き届いていますが、男性トイレは個室が1つしかないので混雑時は少々不安が残ります。

サイト紹介

オートキャンプエリア、沢山のテントがありました。
どのサイトもそれほど広くないので、大型テントを張る場合は工夫が必要な感じですね。

林間エリア、松林の中に平らな場所が作られていて、テントが張れるようになっています。
こちらも大型テントの場合は工夫が必要に感じました。

コチラが今回私達が利用したアウトドアキッチンワイド、200平米と書かれていましたがそれほど大きく感じませんでした。
カマボコテント2とタープがギリギリ張れる感じだったので、テント・タープ各2張りOKなサイトですが、正直厳しいのではないかと思います。

東屋があるので、最悪タープなしでもいいですけど雰囲気がね。

近くにはアウトドアキッチンがあり100平米となっていますが、隣と近いために開放感はあまりないように感じました。

以上でキャンピカ明野ふれあいの里の紹介は終わり、ここからは私達へっぽこ家のキャンプを紹介。

キャンピカ明野ふれあいの里、初日の様子

初日の朝は首都高と中央自動車道の渋滞を避けるために5時に我が家を出発。

途中11時に「シャトレーゼの工場見学」をして、12時にはキャンピカ明野ふれあいの里に到着しました。

 

明野ふれあいの里の入り口には看板が設置されているので見逃さないように注視しましょうね。
ハイジの村方面からだと右側に看板が設置してあります。

12時過ぎには受付を済ませ、サクッとテントの設営を完了しました。

今回は冬仕様と言うことで、焚き火台以外は全てテント内に入るように設置しました。

正面入り口は荷物置きにし、真ん中にコールマンの「焚き火テーブル ファイヤープレーステーブル」を設置して本当だったら「アルパカストーブ」を設置する予定だったのですが、残念ながら間に合わず家で眠っていた石油ストーブをインナーテント側に設置しました。

この配置により「焚き火テーブル ファイヤープレーステーブル」の真ん中がデットスペースとなってしまったのは反省ですね。

12時も過ぎているので焚き火を起こして、簡単にカップラーメンで昼食をすませて近所を散策しました。

今回の私の城、焚き火スペースです。今回はストーブ&ホットカーペットで挑んだので夜には私1人ボッチで焚き火を楽しみました。

さて今回は2つの新アイテム持ってきたので使うのが楽しみです。

1つは「クレセル 室内・室外 デジタル温度計」。

これでストーブ使用時のテント内と外の温度が確認できます。

 

もう1つが「OBEST 一酸化炭素 COアラーム」。

テント内で火気を使うので安全を考慮して購入しました。2台あるのは万が一1台が故障した場合も警報がなるように万全の体制を敷きました。

さて、散策も終わったし今日はこのままキャンプ場から出る予定がないので、早速夕食の準備に取り掛かります。

私は前日から用意していた豚のバラ肉と肩ロースを煙にいぶしてなんちゃってベーコン作成に取り掛かりました。最初の頃の写真が見つからないので使っている写真は煙にあててから数時間たっています。

このときは大量に煙が発生しているので先ほど用意した「OBEST 一酸化炭素 COアラーム」のテストをしてみました。

しっかり煙をあてるとしっかり反応しているのが確認できたので安心できたのですが、調子にのって煙に当て続けた結果キャンプ場に警告音と共に英語の女性のアナウンスが鳴り響きました・・・。

そのころ子供達は・・・。

炊事場のガスコンロを使って、ポトフを作りご飯を炊いていました。

どうやら私が焚き火に夢中でガソリンストーブを点火しなかったのが原因のようでした。

 

外が暗くなり始めた5時ごろ、ご飯の準備が完了したので肉を残してテント内に入りました。

焚き火の前にいたのでそれほど寒さを感じませんでしたが温度計を確認すると結構寒くなってきています。

外気温5度に対してテント内は14.2度とそれほど寒さを感じませんでした。この後、ガソリンランタンを2台テント内に持ち込んだ結果室内温度が23度に上昇しました。恐るべしガソリンランタン・・・。

夕食を食べた後も焚き火の前でただ肉に煙を当て続けましたが、流石に寒くなってきたのと朝が早かったので眠くなってきてしまったので少しづつ火に近づけて中まで温度を上げてさっさと調理する方法にシフトチェンジしました。

その結果。9時過ぎにはこんな感じで食べれるようになりました。

表面はいい感じに飴色なっています。

表面は乾燥していましたがカットしてみると肉汁があふれ出しとってもジューシーで美味しかったですよ。

もし時間のある方は挑戦してください、私は6時間ぐらいの時短で調理しましたが実際は10時間ぐらいかけるそうです。

この日は、眠かったので食べたらすぐに寝てしまいました。

キャンピカ明野ふれあいの里、2日目の様子

翌日は朝5時に目が覚めました。

一晩中ストーブをつけていたのでテント内は15度快適に過ごすことができました。

 

キャンプ場から見える景色です。ソーラー発電の施設がすぐそばにあるので景観はかなり悪いですが山の風景が拝めます。

日の出のキャンプ場。どうやら登山道があるようなので、次回訪問時は登山を楽しもうと思います。

私達がテントを張った林間サイト周辺は赤松の落ち葉が多く緑とオレンジのコントラストが綺麗でした。

朝は日が当たらず寒いので、雑炊にして身体を暖めることにしました。7時34分の時点で外気は0.8度とまだ寒いです。

朝食後は、13時から始まる「和火然日あそび」線香花火づくりのワークショップまで時間があったので、暖をとるために焚き火をしました。

キャンプ場に来る前によった「三分一湧水」で気になっていた「ペーパーログ」が10個で200円で販売されていたので購入しておきました。

ペーパーログとは?

新聞紙や古紙を水でふやかし、圧縮しブロック状や丸太状に加工、乾燥することで薪の代わりとして利用できるようになります。

海外では既に何年も前から利用されていて、専用の作成機まで販売されています。

焚き火の着火は、ほぐした麻紐とファイヤースターターで長男にお願いしました。慣れたもので簡単に着火成功です。

私と長男が焚き火で楽しんでいるとき、テント内では長女と次男が夕食の準備を始めていました(早!)

夕食はカレーライスのようでおねえちゃんに習いながら幼稚園児が玉ねぎを包丁でカットしていました。
切った野菜はストーブの上でゆっくり調理されています。ストーブがあると暖をとりつつ調理も出来るので便利ですね。

そろそろ12時近くになってきたので昼食を作ります。

我が家ではミミがしっかりサンドされることで中身の具がこぼれにくい、村の鍛冶屋製のホットサンドメーカーを使っています。
中身がこぼれにくいの小さな子供でも上手に食べることができるのでおすすめです。

特徴的な「TSBBQ Try!Stylish BBQ!」がオシャレですね。

 

 

「和火然日あそび」線香花火づくりのワークショップ

さて昼食が済むと13時から「和火然日あそび」線香花火づくりのワークショップが始まるので会場となるセンターハウスに行きました。

会場には全部で4名の子供達が1回目の花火つくりに挑戦です(ワークショップは3回開催されていました)。

はじめは線香花火の持ち手の和紙に天然色素を使って染色します。

染色が終わった和紙はどれも特徴的な色付け、別の場所で乾燥します。
和紙が乾燥するまでの間、線香花火の火薬についての簡単な講義が行われました。

原料の火薬の採種(硫黄や松煙、硝酸カリウム)など大人が聞いても楽しめる内容でした。

和紙が乾燥したら、いよいよ火薬をつめる作業となります。

予め棒状に成型してある火薬を先ほど染色した和紙で包み込んで線香花火を成型していきます。

今回は子供でも簡単に線香花火がつくれるように火薬が成型済みでしたが、大人用だと違うようでした。

最後に袋に綺麗に詰めて完成です。一緒に先生が作成した線香花火ももらえるのですが、流石滅茶苦茶綺麗な線香花火でした。

作った線香花火は夜6時センターハウスで楽しむことができるので再度6時に集合することに。
(キャンピカ明野ふれあいの里では花火は禁止事項となっています。)

クララ館で温泉

さて、ワークショップが終わったのが2時。夕食のカレーも完成しているので少し早いですがハイジの村へ温泉に入りに行くことにしました。

キャンプ場からは長い下り坂を下って左に曲がればすぐに温泉施設の「クララ館」見えてきます(10分ぐらい)。

クララ館の展望台からは綺麗な景色が楽しめます。遠くに富士山も見えますね。このときは紅葉が綺麗でした。

1時間ぐらいしっかり温泉で温まり、ゆっくり休憩しながらキャンプ場に戻ります。

キャンプ場にもどって4時ぐらいに子供達が作ったカレーを食べて6時まで焚き火を楽しみました。

焚き火の火はダメですね。時間を忘れさせます。気がつくともう線香花火に点火する時間が近づいています。
急いで焚き火を消して会場に向かいました。

「和火然日あそび」線香花火づくりのワークショップ 線香花火を楽しむ

はじめに火打石を使った火花の出し方のレクチャーがあり、子供も大人も興味津々。

最後は先生が火打石で火をおこしロウソクに点火して、線香花火がスタートです。

子供達が作った線香花火も晩秋の澄んだ空気の影響かとっても綺麗に花を咲かせていました。

この後、火打石を使った火付けの体験も実施され子供達より大人の方が盛り上がっていました。私もなんとか着火しようと頑張った結果、無事に着火させることに成功しました。

この体験の影響で次男が売店で売っていた「ブッシュクラフト オリジナル ファイヤースチール2.0」をお小遣いで購入していました。
これは安いファイヤースターターと比べ火花が出しやすく幼稚園児でも火おこしが出来てしまう優れものでした。

線香花火を楽しんだ後はテントに篭り、線香花火談義に花が咲きました。

お菓子を食べたりしながら話を楽しんでいたら10時を過ぎていたので、ストーブをインナーテントの入り口に向けて、手前に一酸化炭素チェッカーを設置して寝袋の中に入りました。

3日間石油ストーブの近くに一酸化炭素チェッカーを置いておきましたが、1度も値が変化することはありませんでした。ちょくちょく焚き火の近くに持って行って動作確認をしていたので故障はしていないはずですけどね。

テント内で火気を使うのでベンチレーション4箇所開放しさらに空気取りように一部開放していたのが効果があったのかもしませんね。

キャンピカ明野ふれあいの里、3日目最終日

翌日も5時に目が覚め、暗い中キャンプ場を散策してみました。

テントに戻って気温を確認すると外気は0.7度とまだまだ寒い。

キャンピカ明野ふれあいの里のチェックアウトは12時と遅いので帰る日もゆっくり焚き火を楽しめます。

松林の中なので、日差しが足りずしっかりテントを乾かすことが出来ませんでしたが、最終日も焚き火を堪能できて私も子供達も大満足のキャンプでした。

キャンピカ明野ふれあいの里を利用した感想

オートキャンプサイトを含めサイトは区画は若干狭く形がいびつだったりするので大型テントを持っていく場合ははじめに問い合わせしたほうが良いかもしれませんね。私が利用したアウトドアキッチンワイドであれば大型テントも余裕を持って張ることが出来ると思いますよ。

Picaグループですので、高規格キャンプ場らしく炊事場にはお湯が出てガスコンロも設置と女性に人気があるのは頷けます。
しかしトイレの数が少ないのでハイシーズンなど多くの人が訪れる時期は少し不安が残りますね。

周辺施設は夏ならひまわり畑が広がり、冬なら八ヶ岳スケートリンクがあるので楽しめる施設は豊富にあります。
清里へも日帰りで楽しめる圏内ですし、アウトレットにもいけます。

今回私達は温泉以外キャンプ場から出ませんでしたが、ワークショップも開催されるのでキャンプ場でゆっくりするにもいいキャンプ場だと思いました。

今度は新緑の季節にまた訪問したいキャンプ場でした。

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