キャンプの焚き火で作る「なんちゃってベーコン」を作ってみた。
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キャンプで作るワイルド料理は男だったら誰でも憧れがあると思います。昔の洋画でカウボーイ達が焚き火で豪快に肉を焼いて食べているシーンは子供心に大きく染み渡って今も凄く印象深いシーンとして残っています。

だったら子供と一緒にキャンプで豪快に肉料理を楽しもうと「なんちゃってベーコン」を作ってみることにしました。

肉料理と言っても下ごしらえを終えた肉の塊を焚き火の煙にあててほっておくだけなので料理って言うかは疑問は残りますが、簡単(時間は長い)に美味しい肉料理が楽しめるので、チャレンジしてみてはどうでしょうか?

では、早速「なんちゃってベーコン」の作り方を紹介します。

この記事の目次

なんちゃってベーコンを作る

材料の肉の準備

 

まず、メインとなる肉を準備します。今回は豚バラと豚ロースのブロックを使って調理します。輸入肉のほうが安いですが国産豚肉の方が美味しく出来上がるので国産肉を購入しましょう。

 

 

肉をホークでグサグサさして、肉しっかり味が回るようにしましょう。
次に味付けとなります。今回は「SB マジックガーリックソルト」と生にんにくで味付けしました。

 

たっぷり「SB マジックガーリックソルト」をかけ、スライスしたにんにくを肉に貼り付けます。

 

 

肉に下味をつけたら、今回の秘密兵器「ピチットシート」の登場です。

ピチットシートは「食品を包むだけで、なまものに含まれている余分な自由水を吸収するピチット。水っぽさをなくして旨味を引き立てるほか、自由水による生臭みや傷みの進行を抑えます。」と書かれている通り、食品を包むだけで余分な水分を吸収してくれるのでベーコン作りなどで必要な乾燥工程を省くことが出来る優れものです。

 

ピチットシートにピチット肉を梱包したら肉の下準備は完了です。この後の作業はキャンプ場について焚き火をはじめたら開始しましょう。

ひたすら焚き火の煙で燻す

 

さて、キャンプ場について一息入れたらクーラーボックスから前日準備しておいた肉を取り出します。
焚き火の煙で燻す為にS字フックを準備しておくと便利です。

 

 

ピチットシートの効果で肉が少し干からびた感じになっています。いい感じです。
この肉にS字フックを取り付けて、後は焚き火の煙で燻すだけです。

 

 

あまり炎を上げずに、くすぶっているぐらいが煙が多く発生するので燻すにはいいですが、周りに他のキャンパーがいる場合は煙が他の方のテントに行かないように風向きなどを考慮する必要があります。

今回は回りに人がいなかったので豪快に煙を出して焚き火をしました。他のキャンパーから見たら焚き火がへたくそなおっさんに見えたでしょうね。

 

 

燻しはじめたのが15時ぐらいだったので、へたすると今日中に食べられそうもなかったので、少しづつ炎を出してインチキしています。

 

 

途中何度か肉の向きを変えながら、全体があめ色になるまでしっかり燻します。燻し始めてから6時間ほどたっています・・・。子供達も飽きて寝る準備にとりかかっちゃってますので、再度炎を大きくしてサクッと仕上げることに。

 

 

最後の仕上げにしっかり中まで熱が通るように炎に近づけたら、ちょっと焦げちゃいました・・・。

 

 

子供達が寝てしまう前になんとか完成。

しっかりあめ色に姿を変えた豚肉。写真では分かりにくいですが滅茶苦茶美味しそうに仕上がっています。

 

 

これまた、写真では分かりにくいですが、溢れんばかりの肉汁がナイフで肉を切るときにでてきました。

一切れ食べると肉の旨味とガーリックなどの香辛料で滅茶苦茶うまい!!。さっき白米を食べきってしまったことを後悔してしまうほど白米とは相性が良さそうでした。

子供達も眠そうだったのに、がっついて食べていたので全部あっという間に無くなってしまいました。
全部で1kg以上あった肉の塊が数分で胃の中へ消えていきました・・・。明日の朝の肉ライスが・・・・。

時間はかかりますが焚き火の上でほっておけば美味しい「なんちゃってベーコン」ができるので焚き火が好きな方におすすめのワイルド料理ですね。時間は6時間ぐらいかかっているので午前中から調理を開始したほうが夕食に間に合いますよ。本来なら8時間~10時間ぐらい煙で燻したほうが良いみたいですけどね。

次回のキャンプでは香辛料を変更してもっと香り高い「なんちゃってベーコン」作りに挑戦します。

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