山菜の王様を山で探して花壇に定植してみた
スポンサーリンク

 

毎年、春になると山に入って山菜の王様「たらの芽」を採取して、てんぷらで食べています。

庭には棘の無い栽培用の「たらの木」があるのですが、棘のある天然ものに比べると香りが全然違って天然物ばかり探して食べていました。でも、毎年藪コギして探すと疲れるし、ヘビや蜂の恐怖もあるので、いっそのこと天然物を庭に植えてしまえばいいかなと思って山に、たらの木を探しに出かけました。

 

この記事の目次

天然のたらの木を探して山に入る

今回、私が探すのは大きく育った「たらの木」ではなく、まだまだ小さなたらの木です。
採取も簡単だし、上手く根付けば長く「たらの芽」を楽しますからね。

たらの木は「根差し」で増やすようですが、山では実生で芽吹いたたらの木があります。自分で採種した種は発芽率がとても悪く殆ど発芽しませんが、山では時折実生から発芽したたらの木を見かけます。

一説には、鳥の腸を通過しないと発芽しないと聞いたことがありますが、真相は不明です。

 

なので、大きく育ったたらの木の近くに、実生で育った「たらの木」の子供がいるはずなので、山に入って探しました。

頑張って探しました。

 

って言うか、大きく育ったたらの木の場所は分かっているので、その周りを落ち葉をどかしどかし捜します。

 

発見!王様!!

たらの木発見

 

かなり分かりづらいですが、たらの木を見つけました。3月だからまだ芽が動いていないと思っていたのですが、動いてしまっています、ここにも暖冬の影響が・・・。

 

目印を付けて、他の場所も探します。

 

たらの木発見2

 

なんてことでしょう!同じ場所に2本ありました!1本は少し曲がってしまっていますが問題なし。

 

たらのき発見3

 

もう少し探したら、1番立派なたらの木を発見。太くて棘もはっきりしています。今後の成長が期待できる1本です。

 

根から綺麗に掘り出す

 

全て、根を切らないように丁寧に掘り起こします。

 

とりあえず4本収穫

 

掘り起こした「たらの木」は持ち込んだコンテナBOXに仮植えして自宅に持ち帰ります。山の土は綺麗な赤土です。家庭菜園の土としても上等なので持ち帰りたい衝動に駆られましたが無理でしょうね。

 

たらの木の定植

花壇で栽培

 

持ち帰った「たらの木」は、瓦で作ったなんちゃって花壇に定植します。毎年雑草だらけになるので土を掘り出して、黒土をたっぷり入れました。

 

植え付け完了

 

無事に4本のたらの木を植えつけることができました。コンテナの赤土を表面に撒いたので赤土畑みたいになっていますが、たっぷりの黒土で栽培します。

この後、藁をたっぷり敷き詰めて雑草が生えるのをおさえます。

 

まだまだ4~5cm程度と小さいので今年は収穫せず、木の生長を施して来年以降に天然?のたらの芽を楽しむ予定です。

 

この方法で天然のたらの芽を楽しめるようだったら、毎年、山に入ってたらの木の子供を掘り起こして庭に定植しようと思います。目指せ、天然「たらの木」のパラダイス。

 

それでは、素敵な里山ライフを送りましょう。

 

おすすめの記事