丸鋼を使って、モンベル焚火台用のゴトクを自作
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最近簡単なDIYに嵌っています。作っているのはゴトク。鉄の丸鋼を曲げたり溶接したりで好きなサイズのゴトクを作ることができます。

 

 

溶接機も家庭用の100V溶接機で十分なので、自分にあったゴトクがなかなか見つからないと思っている方は思い切って自作してみましょう。慣れてくると色々な形のゴトクが自作できるようになりますよ。

 

私が溶接の時に使っているのは下の溶接機と直角を出すコーナークランプを使っています。

 

 

で、今回自作しようと思っているのが、先日やっと定価で購入できたモンベルの「フォールディング ファイヤーピット」と言う2次燃焼でき、コンパクトに収納できる大人気焚火台用のゴトクです。

モンベルの焚火台には専用のゴトクが販売されてはいますので、購入しちゃってもいいんですけどね。

 

 

ただ、写真のように中心部分のスキマが大きくケトルやシェラカップを乗せると不安定になってしまうようなので、だったら1本追加して自作したほうが良いかなって思って自作することにしました。

 

この記事の目次

フォールディング ファイヤーピット用ゴトク自作

 

いつものようにフリーハンドで大体の寸法を書いて、丸鋼を曲げたり切ったりしながら焚火台に実際に乗せながら調整していく方法で自作していきます。

モンベルが販売しているゴトクは1本のステンレス棒を曲げていますが、素人が曲げ加工だけで同じようなものを作ろうとすると難しいです。1度曲げて挑戦しましたが大きくなっちゃて寸法通りに曲げる場合は試行錯誤で丸鋼を沢山無駄にしそうな感じがしたので、寸法通りに丸鋼をカットして溶接することにしました。

 

 

丸鋼の印をつけたら、グラインダーでカットします。

 

 

カットが終わり並べてみました。これだとモンベルが販売しているものと同じなので、ここに1本追加します。

 

 

横に1本追加ではなく、斜めに1本追加することでシェラカップも安定して乗せることができるはずです。

 

溶接

材料の切り出しが終わったので、早速溶接していきます。

 

 

コーナークランプを使って固定したら、ドンドン溶接していきます。

 

 

はい、溶接完了。

 

 

グラインダーで溶接痕を綺麗にしたら、錆予防の加工をします。

 

 

バーナーを使って300度以上に加熱して酸化皮膜を作ります。

 

 

写真では分かり難いですが、全体的に青みがかっています。

 

曲げ加工

このままでも、焚火台に乗せることは可能ですが、焚火台の上で前後に動いてしまうのでサイドの曲げ加工をします。

 

 

写真のようにガッチリ固定して

 

 

バーナーを使って加熱して赤くなるまで熱します。

 

あれ?

 

壊れた・・・。

 

 

真っ赤に加熱して、ハンマーで叩いたら溶接部が落ちちゃいました・・・。

 

 

反対側は叩いても落ちなかったのですが、折角なので両方とも落としてしまいました。

 

 

焚火台にセットしてみると、ジャストフィット。
落下した部分は特に強度アップする箇所でもないので、このままで使うことにしました。

 

 

後日、オリーブオイルとバナーを使ってシーズニングしたら完成です。

 

 

油の皮膜もできたので、油が切れるまでは錆は発生しないでしょうけど、使う度に油で保護する必要があります。

それでも、そんな儀式も焚火の楽しみだし、手がかかるほうが計時変化が楽しますからね。

丸鋼は2mで198円程度でホームセンターで購入できるので、溶接機があれば格安でゴトクが自作し放題ですよ。

 

 

 

 

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