数年、とっても残念な状況が続いている「玉ねぎ」栽培。
今年はプロの農家の方も苦労している天候でしたが、昨年から避けていた農薬の力を借りていたので結構期待していた玉ねぎでしたが、やっぱり今年も【べと病】に侵されてしまって散々な結果になりました。
また、ニンニクまでも酷いことに・・・・。
この記事の目次
玉ねぎの収穫(中生)
早生と赤玉はあまり良い状況ではなかったけど収穫は一応できましたが、中生は5月の初めの時点で結構べと病に侵されていたのでその後は除草も手を抜いていたのでご覧の通りの酷い状況の畑です。
まずは、雑草を取り除いて玉ねぎの状況を確認。完全に病気に侵されて本来の緑色とは程遠い茶色の姿が現れました。
本来ならそろそろ倒れている茎が倒れず枯れた状態で立っていますね。また、遠目からでも玉が成長していないのが分かります。
取り合えず、植えてある玉ねぎを全部収穫してみました。思っていたよりも少し大きくなった物があったので驚きです。
1番大きな玉ねぎはこんなサイズでした。本当なら手のひらほどの大きさになるはずだったのに・・・。
残りはこんな感じの小さなものばかり・・・。
茎(葉)は酷い状況でも根は元気そうなんですよね。
島ニンニクの収穫
昨年、メルカリで購入した島ニンニク。8月に植えつけてからの成長は順調でしたが、例年に無いほど寒かった冬の間に1つ、また1つと姿を消していき、最終的には数本を残して枯れてしまいました。やっぱり常夏の作物には氷点下7℃は厳しすぎましたかね。
途中で半ば諦めムードになっていたので雑草だらけの島ニンニクの畑。
マルチをはがしても、殆どニンニクは見当たりません。
収穫は手探りで適当に掘り出しました。
ほぼほぼ殲滅していると思っていた「島ニンニク」ですが、辛うじてこれだけ収穫できました。
100個ぐらい植えつけたはずなので散々な結果ではありますが、寒さに耐えた種(実)なので今年も栽培したらもっと沢山収穫できるかな?
寒さに耐え結球したニンニク。この実だったら来年は沢山収穫できるかな?
残りは、収穫時にバラバラになったものばかりだし実はとっても小さい。植え付け時の半分ぐらいのサイズになっちゃいました。来年はトンネル栽培に切り替えて霜対策して栽培してみることにします。
ホワイト6片やニンニクも散々
手前に写っている「ラッキョウ」は順調だと思うんですが、奥にあるはずのニンニクはやっぱり枯れてしまっています。
果たして収穫できるのか!?
取り合えず収穫してみます。
長年栽培を続けていた元中国産のニンニク。耐性も付いているはずなのに、今まで栽培してきた中で1番悪い結果になりました。
ジャンボニンニクですら、普通サイズの大きさだし、薄皮は無くなってしまっています。
ホワイト6片なんて、もう植え付け時とほぼ同サイズのままですよ。
結球(分けつ)なんて2片ぐらいにしかなっていません。6片なんて程遠い結果です。
今年の敗因はなんなんだろう?
最近は玉ねぎは悪いですが、ニンニクは普通に収穫できていたのに今年はニンニクすらまともに収穫できませんでした。
敗因としては何があるか自分的に考えてみました。
まず第一に「べと病」があると思いますが、昨年から消毒を行いながら栽培していたし、年明けからは農薬の力も借りたのに結局「べと病」になってしまったことを考えると、今栽培している畑では玉ねぎやニンニクの栽培には向かないと判断する必要がありそうです。
もう1つとしては冬が例年以上に寒かったことも敗因ではないかと思います。12月までは例年よりもいい感じで成長していたのが年が明けた1月から一気に枯れる株が増えてきたように感じました。
あとは、降水量も少しは影響しているのかもしれませんね。例年3月に大雨が降るのに、今年は3月の降雨は少なく4月・5月と例年以上に降雨があり、気温の乱高下がありました。
色々な要因はありますが、やっぱり1番の原因は「べと病」でしょうから、今年は砂地の畑で「玉ねぎ」と「ニンニク」は栽培することにシフトすることにしてみます。今までは冬は砂地で葉物を栽培していたのを変更して水はけの良い畑で検証してどうなるかですね。
消毒や農薬の力を借りても同じ結果となった場合は、もう玉ねぎ栽培から卒業かもしれません。
なんとか沢山収穫できたあの頃のような戻れば良いんですけど、どうなることやら。
家庭菜園と言えで、農業はやっぱり毎年真剣勝負。楽しさもあるけど悔しさのほうが多いかな?上手く行かないから楽しいってものあるんですけどね。さぁ~これからは夏野菜が本格的に成長する季節になるので気持ちを切り替えて夏野菜と向き合うことにします。