
2月ケヤキの木を切りました。と言うか、プロが3本のケヤキを切り倒したので、薪用にもらいました。
その中で、キノコを育てるのに丁度良いサイズが合ったので、薪用とは別に玉切りして乾燥させていました。
この記事の目次
ケヤキにヒラタケの菌打ちをしました
週末は色々と予定があったのですが、大雨だったので、小屋内で出来る作業の1つとして乾燥させていたケヤキにヒラタケの菌を打つ作業をしました。
本来は11月に木を切り倒して2月ごろ玉切りして菌を打ち込むのですが、今回は2月に切り倒したケヤキに菌を打つことにしました。ヒラタケの菌はしいたけの菌よりも強いようなので、なんと収穫できるでしょう。
乾燥させていたケヤキ10玉。
長さは30cmほどと短く切ってあります。過去にヒラタケを栽培した時と同じサイズで再度挑戦します。
シイタケ栽培の原木のように長くせず、菌が蔓延したら半分ほど土の中に埋める栽培方法となります。
シイタケ栽培のような方法でも良いのですが、ケヤキのサイズが太めなので毎回この方法になっています。
ビットで穴開け
今回購入してきた、ヒラタケの菌駒のサイズが8.5mmとシイタケの菌駒より小さいので、アマゾンでビットを購入しました。
キノコの菌駒を購入する際は、サイズの確認も必要ですね。
早速、ドリルに取り付けて作業に取り掛かります。
キノコの菌を打つための穴開けには、インパクトドライバーは使いません。過去に使ってビットが折れてしまったので、今は安物の電動ドリルで穴を開けています。
短い原木でヒラタケを栽培する場合は、写真のように切り口に穴を開けます。また、今回は菌駒の数が多かったので、土に埋める際、地表に出る部分にも穴を開けて菌を打ってみることにしました。
これで収量がアップしたらラッキーです。
ヒラタケの菌駒打ち
近所のホームセンター(D2)で250駒・800円ぐらいで買ってきました。
まずは切り口に開けた穴に駒を入れてハンマーで叩いて押し込みます。
白い菌糸が外に出てしまっても問題ないのあまり気にせず打ち込みましょう。
側面に開けた穴にも全て菌駒を打ち込みます。
仮伏せ
菌を打ち込んだ原木は、菌が蔓延するまで伏せておきます。
私は写真のように、菌を打ち込んだ切り口同士を上下に重ね、直射日光の当たらない半日陰で2ヶ月ほど伏せて菌を蔓延させます。
梅雨が明けた7月頃に、菌のまわりを確認して大丈夫そうなら、菌を打ち込んだ切り口を上にして、下半分を土に埋めます。
そうすることで、切り口からヒラタケが生えてきます。ヒラタケの菌は強いようで、今年の秋には収穫できることもあるようなので、期待して秋を待ちます。
今年は、シイタケとヒラタケの菌を打ちました。久しぶりのヒラタケですが、収穫した物は味も香りも強く、ちょっと癖はありますが美味しいキノコなので、栽培のチャンスがある方は栽培してみましょう。