
3月になり、春めいた日が多くなってきた千葉県。
毎年この時期になると、あちこちから刈払い機やチェーンソー、耕運機のエンジン音が響き渡ります。
春の陽気に誘われて、人々も活動的になるのが春ですね。
この記事の目次
3月の定番行事、じゃがいもを植えつけました
来週は今年初のキャンプに出かけるため何としても今週中にじゃがいもを植えて付けなければならない、へっぽこ家。
有機・無農薬栽培をモットーに畑をしているのでその様子をお伝えします。
まずは下準備(植え付け1週間前)
先週の休みに畑を簡単に耕していました。
写真は耕す前です。ただの荒地のように見えますがしっかり野菜を育ててくれる大切な畑。
まずは管理機(耕運機の小さいやつ)で耕します。チョット畑らしく見えますよね。
耕した畑に鶏糞をたっぷりまきます(写真左)。次に米ぬかもたっぷり振り掛けます(写真右。
最後に、これまたたっぷりモミガラを振り掛けました。
これが先週までに行った作業です。
じゃがいもはアルカリ土壌を嫌うので本来は鶏糞を肥料とするのはあまりよろしくないのですが、元肥なので問題ありません。
追肥は豚糞と米ぬかを適時与えます。
畑の本格準備
前日が1日中雨だったので不安で一杯だったのですが、朝目を覚ますと空は青空、快晴だったので土の状態を見ながら耕運。
耕す前の写真を撮り忘れてしまいました・・・。
耕運後、しっかり鶏糞と米ぬか・モミガラを混ぜ込みました。
アメリカンレーキを使って畝をつくりました。この時点では畑の水分が少し多い感じだったのでしばらく放置して水分を抜くことにしました。
ジャガイモの準備
毎年、植えるじゃがいもは「キタアカリ」3kg。2月に種芋を購入して太陽にあてて緑化と芽出しを行いました。
しっかりとした芽がでているので種芋の準備も万全。あとはこの種芋を半分にカットします。
最近包丁を使えるようになった娘がお手伝いしてくれました。
全部で69個の種芋があるので助かります。
よく芽が出ている面と2つの芽が出ている面になるようにカットします。
1個40g程度の種芋を半分にカットするので1つ20gと小さくなりますが、全く問題なく育ちますよ。
69個の種芋を半分にカットしたので全部で138個になりました。
仮に1個の種芋から5個のジャガイモを収穫できると考えると収穫690個のジャガイモになる計算ですが、そうは問屋がおろしません。今年はいったい何個のジャガイモが収穫できるのでしょうね。
カットを終えた種芋は2時間ほどハウス内で乾燥させます。
えっ、草木灰をつけないのかって。私は使いません。何故なら先ほども書いたようにジャガイモはアルカリが苦手、それなのに強アルカリの灰をつけてしまってはジャガイモにとってはストレスしかありませんので、私はジャガイモのでんぷんが粉を吹いて固まるまで待ちます。今日は時間がなかったので当日カットの当日植えですが、本当は前日にカットを終えるのがベストです。
ジャガイモのでんぷんが固まるまでコーヒーブレイク。
自作した焚き火ハンガーでのんびりお湯をわかします。
ジャガイモの植え付け
乾燥をはじめてから2時間、断面がでんぷんの粉で白くなっています。もう触っても湿っていないので植え付け準備完了です。
時間がないのでさっさと種芋を置いていきます。
少し間隔が狭く感じると思いますが、間隔は25センチ一応取っています。本当は30センチが利用ですが、種芋が多すぎたのでちょっと狭くなっちゃいました。
我が家の畑は水はけがあまりよろしくないので、なるべく早く発芽してほしいので種芋にかける土は少量。
芽さえ出てしまってしっかり根が張ればいいので極端に浅植えとなっています。
場所によっては種芋が見えている場所もあります。
キタアカリの植え付け完了。
溝植えなので、赤く囲ったところにジャガイモは植わっています。芽が出てきたら横の土を少しづつかけていき、最終的には高畝になるように土寄せを4回~5回行います。
おまけ
これでジャガイモの植えつけは完了なのですが、毎年恒例のジャガイモの植え付けも行いました。
名前の分からない、中身も紫色の変わったジャガイモです。
千葉県に引っ越してきた当時、近所の方に頂いた種芋を毎年植え付けていてかれこれ10年ぐらいの付き合いのあるジャガイモなんですが名前がわかりません・・・。
味は格別おいしい訳ではありませんが、珍しいのと強いジャガイモのなので毎年少量栽培しています。
こちらも溝植えで9個しかなかったのでサクッと植え付け完了です。
これで植え付け完了残りがまだ、30個ほどあるのですがそれは時間を見ながら畑を作って植えていきます・・・。
これから暖かくなると、雑草との戦いの日々がはじまります。いつも負けてばかりなのでたまには勝ちたい。
今後はジャガイモや他の成長過程もブログで紹介していきますね。