ククサを作りたくてカービングナイフを買ってみた
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2019年に千葉県に上陸した台風の被害で倒れた、桜やナラ・杉・ヒノキが大量に手にはいったので、ガンガン薪にするべく薪割りをしているのですが、桜を全部薪にしてしまうのは持ったいなく感じたので、ククサを作ってみたくなりました。

ククサとは

ククサ(KUKSA)は、フィンランドの遊牧民サーメ人が使用していた伝統的な木製カップ。

本物は白樺のコブから作られています。その為、数が少なく貴重なカップとなっています。

 

白樺なんてないので、私は桜を使って作ろうと考えました。はじめはナイフで作ろうと考えたのですがカップ内をナイフでは削れないので、Yahoo!ショッピングでカービングナイフを探してみました。

 

この記事の目次

カービングナイフを買ってみたけど・・・

カービングナイフ

 

新型コロナウイルスの影響で配達が大幅に遅れて、注文から2ヶ月後に手元に届きました。

届いたカービングナイフは明らかに切れ味が悪そう。

 

刃がついていない

 

写真では上手に写っていませんが、刃が殆ど付いていません。指でこすっても全く切れる感じもありませんが、口コミを読んだ感じでは、研ぐ必要もないと書かれていたので、桜の木を削ってみることにしました。

 

フックナイフ全然削れない

 

削れない、全然削れないよ・・・。

 

カービングナイフを研いでみた

砥石で研ぐ

 

とりあえず、砥石で研いでみました。

軽く研いだ結果。

 

少しづつ削れるように

 

さっきより削れたので、もっとガッツリ研いでみることに。

 

これならいいかな

 

これぐらい削れるな、まぁ~いいかな。

試し削りした桜のブロックはひび割れしているので、この木を使って最初はスプーンでも作ってみようかなと。

 

ナイフも研いでみた

木彫りナイフ

 

木彫りナイフも、そのままでは使い物にならないような切れ味だったので、こちらも研ぐことに。

カーブしていない分簡単に研げました。

 

研いだ結果は

 

研いだら削れた

 

ん~。こんなものかな?もっと鋭くしても良かったですが、「高品質の硬化炭素鋼」と書かれている割には炭素鋼らしからぬ雰囲気が漂っているので、これ以上研ぐのは危険かなと判断しました。

 

ククサを作りたくてカービングナイフを買ってみた まとめ

中国製、2本で送料込み1,300円なので、全然期待していませんでしたが、期待通りの品質の商品が届きました。

お遊びで使うナイフだから良いですけど、ククサを作れるかと言われたら疑問がのこる商品です。確かに商品説明で木製スプーン作りに最適となっているので、ククサつくりには向いてないかもしれませんね。

私も手始めにスプーンを作って様子を見てみようと思います。

 

研がないと切れ味悪い、カービングナイフですが、研ぐことで使うには問題ない程度には切れるようになるので、子供と一緒に木製スプーンなどのアクティビティを考えている人にはいいかもしれませんね。

 

2本で1,300円(送料込み)とお手軽価格で木工を楽しめると思いますよ。

 

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